脳空間自由飛行
★メインはオリジナル小説(※著作権留保)の掲載... ★観月ありさ、宇多田ヒカル、マリア・シャラポワ、蒼井優、上戸彩、堀北真希、菊川怜、サトエリ、浜田翔子、眞鍋かをり、映画TVドラマ ★小説の読みたい回を探すには「ブログ内検索」が便利です!
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かづしげ

Author:かづしげ
★★★「君という光」連載中. 
★長編『アミーカ』 :"R18指定" 18歳になった夏樹は家出して風俗業界に飛び込んだ…
★長編『黒い美学』 :近未来SFアクション. on line RPGで大事件発生!
★短編『10年目の花火』
★長編『ドロップ』 :新人文学賞をめぐるミステリー



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映画TVドラマ音楽DVDレビュー「007/カジノ・ロワイヤル」
007/カジノ・ロワイヤル (2006年 / アメリカ )
■ 肉体派アクション! ★★★
 肉体を使ったアクションに徹していて結構おもしろい。ダニエル・クレイグ、どうかなと見る前は心配だったが、私は渋くて気に入った。
 ボンドガールも美人だし、これは観ても良いんじゃないかな。ただ、ジェームズ・ボンドシリーズの原作自体が古いから、ウィットの効いた会話をしているつもりなんだろうけど、現代的視点からは、随所でそんなのいらないよって思える所があるのが残念。


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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。




テーマ:洋画 - ジャンル:映画

堀北真希Magazine 3/31 Mon
 No.52 [hm677~681]

女優、Birthday:1988.10.6, 19歳、動物占いはゾウ、てんびん座、B型、160cm、出身地東京、特技ピアノ。


●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:堀北真希 - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさMagazine 3/30 Sun
 No.96 [ma984~988]

女優・歌手・モデル。東京都出身、Birthday:1976.12.5, 31歳、動物占いはペガサス、いて座、A型、170cm


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※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2006 USオープン] No.03 Sun
 2006年8月〜9月 USオープンのマリアシリーズ 第3弾! (戦績:優勝 当時19歳)

■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)

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★その他:星座=おひつじ座(最終日)、動物占い=ひつじ、血液型=不明。

★★★残念ながら2006年の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンは収集漏れです。序に言うと2007年の全豪も収集漏れです★★★

※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

佐藤江梨子Magazine 3/29 Sat
 No.13 [se561~565]

女優・モデル・グラビアアイドル。東京都出身、Birthday:1981.12.19, 26歳、愛称はサトエリ、動物占いはたぬき、いて座、AB型、173cm、スリーサイズ:90-58-91


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※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:佐藤江梨子 - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2006 USオープン] No.02 Sun
 2006年8月〜9月 USオープンのマリアシリーズ 第2弾! (戦績:優勝 当時19歳)

■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)

usopen2006011~020

★その他:星座=おひつじ座(最終日)、動物占い=ひつじ、血液型=不明。

★★★残念ながら2006年の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンは収集漏れです。序に言うと2007年の全豪も収集漏れです★★★

※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

オリジナル恋愛小説「君という光が」第42回ー長編全70〜90回程度
[第42回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。
 その後、渡瀬奈緒美と再会することで中島明菜との仲にヒビが入り別れを告げられることに……

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。
 円城寺いずみの画策で西田智也と再会し、遂には交際を始めたが……

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去に何かトラウマがありそうだ。
 西田智也と恋仲になるが、あることが切っ掛けで別れを決意したが……

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。姉の友人渡瀬奈緒美に恋しているが……

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
 ある日愛人との旅行が妻にばれて……
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。
 ある日夫の旅行に疑問を持ち、探偵事務所に浮気調査を依頼したが……



++++++++++これより本編+++++++++++



[  ここでも奈緒美は、様々な魚たちよりも、水槽の中を覗き込む子ども達の笑顔の方に、ずっと興味を惹かれているようだ。そして僕は、そんな奈緒美の姿を追い続けた。★★★ ]
 周りをドーナツ状に大水槽が取り囲む広場みたいな所で、僕は座って奈緒美が隣の席に戻って来るのを待っていた筈だが……薄暗い空間の中でつい居眠りをしてしまったのだろうか。
(痛い!)
 声を出したかどうかまでは分らないが、突然襲われた痛みで目が覚めた。鼻に手をやるとバンドエイドが半分ほど剥がれている。これを剥がしたのは左に座っている奈緒美らしい。僕はバンドエイドを貼り直してみたが、端っこだけは外側にはねてしまった。
「何するんだよ」
「思った通りね」
「何が」
「誰かとケンカしたの」
「傷を見る為に剥がしたのか」
「うん」
「箱の角がぶつかっただけさ。そう言ったろ」
「うそだ。何があったのか教えてよ」
「嘘じゃないよ」
「なら良いよ。私ここから電車で帰る」
「待てよ」
「じゃあ本当のこと教えて。智也の隠し事、私凄くイヤなんだ。私の光になりたいって言った癖に」
 そこまで言われたら、僕は一体どうしたら良い。咄嗟に巧い考えは思い付かなかった。
「昨日実はケンカしました」
「誰と」
「コンビニに来た客と」
「そんな訳ないじゃん」
 僕は溜息を吐いた。
 奈緒美は僕の目を凝っと覗き込んでから言った。
「それ、もしかして木村君じゃない」
「誰、その人」
「コンサートへ一緒に行った人。コンサート終ってから智也にケンカ売った人だよ」
 一度は誤魔化してみたものの、あまりにぴったりと言い当てられて、それ以上何も言えなかった。
「あの人、一人じゃなかったでしょ」
「まあね」
「それ位で済んでるとしたら、お金とか盗られたんじゃないの」
「いや、木村はやっつけた」
「嘘」
「そりゃ、信じられないだろうけれどね」
「智也。そんなに強かったの」
「いや。ケンカなんか強くないよ」
「じゃあ誰か助けてくれたの」
 また溜息が出た。誠君に口止めしたのに、肝心の自分がこれじゃあ全く情け無い。なんてザマだ。
「警察?」
「誠君だよ」
「いずみの弟の?」
「そうさ」
「どうして誠君が」
 僕は道場で彼が聞いた襲撃計画や、それを見事に阻止してくれた彼の活躍の一切を話した。もちろん、木村から最後に聞いた話だけは除いて。奈緒美は誠君が無傷だったことを知って初めてほっとしたようだ。
「木村君、また智也を襲ったりしないかな」
「大丈夫だよ、それは。誠君がかなり脅しを掛けたからね。僕が木村だったら、誠君の仕返しが怖くて手は出せない」
「そんなに強いんだ、誠君」
「彼は柔術の達人かもね」
 僕の答えですっかり安心した様に見えたが、暫くすると奈緒美の表情が曇った。
「木村君、何か言ってなかった」
「捨てゼリフさえ言えなかったさ。誠君にもう行けと言われたら、尻尾を巻いてさっさと逃げて行ったよ」
「ほんとに?」
「ほんとさ」
 奈緒美が気にしていたことは、やはり小川との一件だろうか。だから、あっさりと引き下がったのか。奈緒美を見守りたい、守ってやりたいと思う一方で、僕は渦巻く嫉妬の感情を中々制御しきれずにいた。奈緒美の光になりたいと宣言した癖に、僕にこそ正しい導きの光が必要だった。
 薄暗い水族園を出た僕たちは大観覧車に向った。眩い程明るい太陽光に照らされ、光線を強く照り返す色取り取りな花や木々を眺めながら、幾つかの草木の名前を当て合って歩く内、気分は自然と和んで来た。隣の奈緒美もきっと同じだろう。
 地上一一七メートル。六人乗りの大型ゴンドラにカップル二人だけ。なんて贅沢な浮遊空間だ。最近になって相席が廃止されたことを僕は感謝した。高度が上がるに連れ、東に東京ディズニーランドが広がった。僕らの為にシンデレラ城が輝いて見える。
「次のデートではシンデレラツアーを楽しんでみようか」
「私は昼のパレードを見たいな」
 奈緒美が指差す西方向にレインボーブリッジが見えた。その近くに観覧車が見える。
「あれにも乗ってみたいね」
「お台場へ行ったら、絶対一緒に乗ろう」
 あの辺りが東京湾の真ん中だろうか、遠く真南の方向に東京湾アクアブリッジと海ほたるらしきものが見えた。海の真ん中で橋が終っている。何とも不思議な景色だ。
「あの先はどこへ繋がってるの」
「海底トンネルの終点は、多分羽田空港とか川崎大師の近くだと思うけど、高速料金が高過ぎてまだ一度も行った事が無いんだ」
「お大師さんも行ってみる」
「千葉県人としては、成田山が先じゃないの」
「変なことに拘るんだね」
 奈緒美は屈託無く笑った。これで富士山の雄姿まで見えたら最高だが、その方向には雲が掛かっていた。
 中段より高く上がった所で、奈緒美は約束通り鼻にキスをしてくれた。軽いキスのつもりが最高点近くではディープキスになった。知らず知らず僕の右手は奈緒美の乳房を揉み解していた。押しのけられて初めて、自分の大胆過ぎる行為に気がついた。
「ごめん」
 奈緒美は僕の目を凝っと見ている。恥じらいを含む表情と視線が妖しい。奈緒美がとてもセクシーに見えた。
「この後、ホテル行く?」
「いいのか」
「いいよ」
「キャンセルは受け付けないぜ」
「うん」
 僕もきっと今の奈緒美と同じ様に、熱い視線を送り続けていたのだろう。初めての時と同じ、これも自然の成り行きだ。湾岸道路を戻る途中、最初に見つけたラブホテルに入り、二人は生理的欲求に対し素直に従った。
 なれきってはいなかったが、僕たちの二度目のセックスは、ぎごちなさが消えて全てが滑らかなものになった。何度も鼻にキスをされて、鈍い痛みは段々と快感に変わって行く。Mの気持ちが少しだけ理解できた。
「これ、気になる?」
 行為が終った後もふざけっこが続いた。腫れた鼻を触ろうとした奈緒美の右手首を押さえつけた時、そこに目が留まった。前腕の肘の内側に近い部分だ。その小さな黒ずみは鬱血だろう。
「いや、別に」
「うそ」
「少し気になるかな」
 本当は気になって仕方が無かった。鬱血が注射痕の様に思えたからだ。もしかして……
「注射の痕だよ」
「風邪でもひいたのか」
「病気じゃないよ」
「じゃあ献血?」
「違う」
「まさか」
「それも違う。覚醒剤なんて絶対やらない」
 明確な否定を聞いて緊張が解けた。音楽教師の小川と別れた後で、麻薬に走ったんじゃないかと僕は少しだけ疑っていた。それ以外にも、四浪時代の強いストレスに負けたんじゃないかとか、思ったような作品が出来ないとか、奈緒美が薬に頼りたくなる原因は幾らでも見つかりそうな気がして怖かった。
 注射の痕と云う言葉は、奈緒美の悪いジョークだったんだ。多分。そうであって欲しい。
「じゃあ何の注射なの」
「採血したんだよ」
「何だ健康診断の採血か。あんまり脅かすなよ」
「それも違う」
「じゃあ何だよ」
「血の儀式かな」
 奈緒美は仰向けに天井の一点を見詰めている。黒魔術のコミックに出て来そうな不気味な言葉。やっぱりこれはブラックジョークに違いない。
「怪しいな、それ。もし新興宗教にでも嵌ってるんだったら、考え直した方が良いんじゃないか」
「宗教じゃない」
「これは謎々かい」
「誓いの為の儀式だよ」
「誓いって、何の」
「二人は絶対裏切らないという誓い」
 苦いものが込上げて来た。これ以上無い位嫌な気分だ。奈緒美が誓い合ったと云う男は一体誰なんだ。自分の中心部から、あらゆる物を破壊したい凶暴な何かが姿を現そうとしていた。こんなものが自分の中にも潜んでいたのか。
 自分の顔を見られるのが恐ろしかった。奈緒美から顔を背けたまま押し殺した声を出した。
「誰と」
「坂野小雪と」
 胸の中に生まれかかった何かが消滅し、代わって大きなもやもやが広がった。
 坂野小雪。彼女は本八幡美術学院時代の奈緒美の浪人仲間で、講師の栗田から聞いた話では奈緒美の親友だった女。奈緒美が藝大受験を諦めて多摩美に入学して以来二人はずっと仲違いしていた。そしてどういう経緯があったのか、先々週の水曜日に再会を果たした。あの時は奈緒美が苦しそうで、何も訊けなかったのだが……
「モトビの浪人仲間だっけ」
「そう」
「女の子だよね」
「もちろんだよ」
「まさか愛の誓いとかじゃないよね」
「そんな訳無いじゃん!」
 緊張が解けて奈緒美は苦笑いした。
 おかしいかも知れないが、僕は二人が同性愛なんじゃないかとマジで疑った。そうじゃないとしたら、二人の誓いというのは……
「友情の誓いなのか」
「少し違う」
「一体何なの」
 吐き捨てるようにそう言った。血の儀式と云う悪魔的な響きが、再び頭の中で木霊したのだ。
「同志の誓いかな」
「この前は訊かなかったけど、二人がどういう関係なのか訊いて良いか」
「うん」
 奈緒美は話してくれた。あの時の様な苦しそうな表情はもう無かった。漸く吹っ切れたと云うことなのだろう。
 高一の頃は荒れていたと言う。中学卒業と同時に、家の都合で市川に転居して来て、進学した県立菅野高校では知り合いが一人も居なくて、クラスではずっと孤立していたからだ。恐らくそれは事実の半分に過ぎないだろう。祖父が亡くなったことも家の事情の一つだろうが、転居した時のもっと詳しい事情と、荒んでいた高一の頃の様子も知りたかった。しかしながらそこまで訊く訳には行かなかった。これは警察の事情聴取でもなければ、専門医による精神科の治療でもないのだ。
 二年生になると、進学校の菅野高校では殆どの生徒が一般大学を目指して勉強を始めるようになる。奈緒美は元来好きだった絵に打ち込んだ。形ばかり籍を置いていた美術部の顧問教師から才能を認められ、美大進学を考えてみたらどうかと言われた。両親に話すと、やっと夢中になれるものを見つけられたのだから、好きなようにして良いと言われ、美術教師の推薦した本八幡美術学院に通うようになった。そこで知り合ったのが坂野小雪だ。
 奈緒美は高校二年生の時からモトビに通学し始めた。美大予備校へは高三から通い始める人が多いから奈緒美は早い方だ。一方坂野は、中学時代から藝大を最終目標に据えて、大きな情熱を傾け精進していたと言う。モトビには奈緒美より一年早く高一から入学していた。同期生の中で坂野小雪は、デッサン力において飛び抜けた存在だった。他の多くの生徒と同じ様に、そんな坂野を奈緒美は畏れ、憧れ、注目していた。
 奈緒美には、高校で友人と呼べる人は居なかったが、芸術を志向し、美大進学と云う共通目標を持つ、数多くの仲間と巡り合った事は幸運だった。高一の頃の荒みは嘘の様に消えた。
 どの美大予備校も似たようなものだろうが、モトビでは課題が終了する毎に講師陣による作品講評が行われる。数十点の作品群から一、二点の優秀作が参考作品に選ばれ重点的に講評される。その栄誉は生徒の誰もが求めるものだ。テーマがデッサンの時、坂野の作品は五割を超える確率で参作に選定された。高二対象の少人数の基礎科クラスでも、高三でデザイン工芸科の芸大コースに進んだ後も、その後の浪人時代においてもそれは変わらなかった。
 絵は元々好きだったし、小中学校を通じて他人より巧かった方だが、奈緒美の美術に関する本格的勉強は、実質的に高二からスタートしたと言える。高二で入ったモトビで、初めて参考作品に選定されたのが高三の夏で、平面構成の着彩が課題だった。遅咲きながらそれ以来、着彩テーマで奈緒美の描いた絵が、参作を外すことは滅多に無かった。
 得意分野はそれぞれ違うが、二人はお互いをライバルと認め合い、切磋琢磨したのだ。二人が共に目指した目標が、藝大デザイン科だった。初めての受験の時、心からお互いの健闘を誓い合った。モトビではライバルだったが、藝大受験では同じ予備校の仲間だった。奈緒美は一次試験のデッサンで不合格。坂野は二次試験へと進んだが、立体構成(形体)では辛うじてCだったものの、平面構成でD評価が付いて不合格。ちなみに一次デッサンはA評価だった。
「奈緒の着彩力があれば現役合格できたのに。ああ口惜しいな。来年こそ二人揃って絶対合格しようね」
「一次で不合格になった私は、小雪みたいな自信は持てないな。先ず二次へ進む為に小雪のデッサン力に近づきたいよ」
「二次試験へ進みさえすれば、奈緒は間違い無く合格するよ。私の試験会場は大きい教室だったけれど、奈緒レベルの受験者は一人も居なかったもん」
「本当?」
「本当だよ」
 奈緒美と坂野小雪が初めて儀式を行ったのは、この藝大二次試験の合格発表直後だった。普通に考えれば気色悪い行為だったろうが、二人にとっては神聖な行為だった。★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++




テーマ:自作恋愛連載小説 - ジャンル:小説・文学

浜田翔子Magazine 3/28 Fri
No.48 [hs655~656;hs791~793] (今夜はハマショーの『夜遊びメールバトル 金曜』ですよ!)
『浜田翔子』…通称ハマショー。

マルチタレント、京都府出身、Birthday:1986.1.1, 22歳、動物占いはチータ、やぎ座、A型、157cm、スリーサイズ=80-54-83、特技はバレエ
 レースクィーン、グラビア、写真集、イメージDVD、Vシネマなどで活躍中。アバンギャルド所属タレント。
 2006年に映画主演とCDデビューも果たした。バラエティなどTV出演も増えている。2007年から新宿ルミネで吉本新喜劇にも出演中! 2007年10月ファーストCDアルバム発売!


 毎週金曜日の深夜、正確には土曜日の午前0時から朝5時までインターネットTV「あっとおどろく放送局」の
『夜遊びメールバトル 金曜』[←クリック&ジャンプ]に出演中。
 午前1時台の1時間だけは別の番組が挟まりますが、正味4時間近くあなたのメールなどを読んだりして、ずっとおしゃべりしてくれますよ!

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テーマ:浜田翔子 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「僕は妹に恋をする」
僕は妹に恋をする (2006年 / 日本 )
■ またコミック原作だったのか ★★
 コミック原作であることは全く知らなかった。コミックにはこの先の展開があるのかな。
 (以下、一般的な映画として見てみると)実はタイトルから見て、まさかこんな正面きって、兄妹の禁断愛を描いた映画だとは思わなかったので正直びっくりした。
 立場を悩みながらもピュアな純愛として描いて来たが、最後に何かけじめとかキマリがつくのかと思ったら、どうも先行きまだ苦しむだろうと暗示されるだけで終って肩透しされたような気がした。だから感想も中途半端にしか書けないが、途中までは中々興味深い展開だった。ラストは観客の想像にお任せしますと逃げたような印象だ。
 マツジュンは中々良かった。永倉奈々は演技力が不十分で、判断力の無いバカな妹にしか見えなかった。マツジュンの友人役はピュアと大人っぽさを合わせもっていたようで悪くはなかった。マツジュンが途中付き合う女優はそこそこ良い。


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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

長澤まさみMagazine 3/27 Thu
 No.06 [nm526~530]

女優、Birthday:1987.6.3, 20歳、動物占いはひつじ、ふたご座、A型、出身地静岡県、168cm


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テーマ:長澤まさみ - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「HEROES/ヒーローズ シーズン 1」
HEROES/ヒーローズ シーズン 1 Vol.1 (2006・2007年 / TVドラマ アメリカ )
■ 展開に期待感がある。 ★★★★★
 1枚に三話収録されている。1〜3話を見る限り、様々な超能力者の存在とその使命と、エスパーの存在を探る正義の人たちと悪の組織の存在を予見される作りになっていて、まだ全体像は見えてないが、この展開から見て通り一遍のストーリィ展開にはならないだろうと期待感を持たせてくれる。
 現段階でTVドラマとしては★五つの満点に近いと評価したい。


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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
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テーマ:★海外ドラマ★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

菊川怜Magazine 3/26 Wed
 No.02 [kr506~510]

女優、知性派タレント、Birthday:1978.2.28, 30歳、埼玉県出身、東京大学工学部卒、動物占いはライオン、魚座、AB型、166cm、47kg、スリーサイズ=80-58-83。


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テーマ:女優 - ジャンル:アイドル・芸能

オリジナル恋愛小説「君という光が」第41回ー長編全70〜90回程度
[第41回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。
 その後、渡瀬奈緒美と再会することで中島明菜との仲にヒビが入り別れを告げられることに……

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。
 円城寺いずみの画策で西田智也と再会し、遂には交際を始めたが……

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去に何かトラウマがありそうだ。
 西田智也と恋仲になるが、あることが切っ掛けで別れを決意したが……

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。姉の友人渡瀬奈緒美に恋しているが……

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
 ある日愛人との旅行が妻にばれて……
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。
 ある日夫の旅行に疑問を持ち、探偵事務所に浮気調査を依頼したが……



++++++++++これより本編+++++++++++






     「土曜日のデート」

 九月三十日の土曜日朝。奈緒美の住むマンションの下で、智也がバイクのクラクションを遠慮がちに二度鳴らすと、三階の窓が開いて奈緒美が顔を出した。

 エントランスから出て来た奈緒美は珍しくジーンズを履いて、上はTシャツとスタジアムジャンパーと云う格好だった。これならタンデムにジャストフィット。
 始めはイケアに行ってみたいと奈緒美は言った。一体何を買うつもりなんだろう。家具屋で買い物してもバイクには何も載せられないっていうのに。そんな疑問はおくびにも出さず、僕は二つ返事でJR京葉線南船橋駅の南側へとバイクを走らせた。明菜ちゃんをバックシートに乗せた時の思い出が頭をよぎり直ぐに消えた。奈緒美とタンデムで乗るバイクは楽しいし、嬉しいし、気持ちが良い。喜びに浸っている今、過去の小難しい感情は一時、薔薇色に染まる感情空間の場をすっかり明け渡してくれた。
 目的地が近づくに従って、早くも周辺道路の渋滞が始まり掛けていた。こういう時もバイクなら楽チンだ。雨風を凌げないし、荷物は僅かしか積めない。夏は背中が焼けるように暑く、冬の防寒対策は重装備になって大変だ。数え上げればキリが無いほどの欠点を、忘れさせてくれるほどにありがたみが分るのはこんな時だ。
 どの施設にも駐車場スペースは十分用意されているようだが、ここへ来るのに僕だったら四輪自動車を使う気にはならない。この地区の渋滞の原因は、大型レジャー施設の集中と、南方に東京湾と繋がる京葉港があるせいだ。
 駅の南西側には、僕らの目的地たる巨大家具センター・イケアと、公益ギャンブルの船橋オートに、ららぽーとテニスコートなどがある。
 駅の北側に当る京葉線線路と湾岸道路の向こう側には、ららぽーと東京ベイと、ビビットスクウェアが並んでいる。超大型ショッピングセンターの隣に、同じ様な大型SCのビビットがどうして進出して来たのか、始めはその意図が全く理解できなかったが、そちらにも買い物客は集まっているようなのだ。専門店モールと、ディスカウントストアの集合体であるパワーセンターは、競合リスクより相乗効果の方が大きいのかも知れない。
 北側にはもう一つ、船橋競馬場があるが、周辺の道路事情と、同じ船橋市内に中央競馬の中山競馬場がある関係からか、土日の開催やナイター競馬は認められてないようだ。まあそれ位ここは週末の道路混雑が酷いということなんだ。
 実は僕はイケアに来るのはこれが初めてだった。ここには四年前(二〇〇二年)までスキードーム・ザウスが営業していた。日本で一番と言うより世界一大きな室内スキー場だったが、利用料金が僕にとっては少し高かったので、一度利用してみたいと思っている内に残念ながら廃業になってしまった。中空に浮かぶあの巨大構造物が二年前に解体され、その広大な跡地の一部にスウェーデンから進出して来たのがイケアだ。今年の春オープンしたこのヨーロッパスタイルの家具センターも馬鹿でかくていつも混雑している。どういう訳で家具屋さんにそれほど人が集まってくるのだろうか。今日来てみて初めて分った。商品価格はリーズナブルだし、家具関連の品揃えは充実しているし、DIYも凄い。レジャー施設並の楽しい作りが随所に工夫されている。特に二階の巨大レストランはメニューも豊富で、その選び方がまた楽しい。ファミリー客向けに、小さな子どもを預かってくれる施設もあるし、特大サイズのカートを店内から駐車場まで楽に移動できる、考えつくされたユーザーフレンドリーな設計なのだ。
 入口でえんぴつと、オーダーシートと、メジャー、イエローバッグのセットを受取った。普通はこれで買い物を進めて行くらしいが、僕らの場合はただのアリバイ工作だ。
 奈緒美の目的は買い物ではなく、人の顔を眺めることらしい。特に笑顔の収集。小さな子ども連れのファミリー、恋人たち、若い夫婦、確かに笑顔がたくさん見つかった。奈緒美はグループ展用に絵を描くつもりらしい。そのテーマが笑顔なら、ここはうってつけかも知れない。ベッドコーナーでは買うつもりも無いのに、隣の新婚さんらしきカップルを盗み見する為、僕までベッドを選ぶ振りをさせられた。
 突然奈緒美は携帯の時計を確認した。
「あ、そうだ。もうレストランへ行かなくちゃ」
 奈緒美に引っ張られるようにして、二階のレストラン&カフェに向った。少し並んだが無事オーダーできた。九九円のモーニングプレート。めちゃ安い! このメニューは午前十一時でラストオーダーとなる。ふわふわオムレツにソーセージと温野菜がたっぷり。これがイケアに来た二つ目の目的だったようだ。
「見慣れたら、その鼻のテープ可愛いね」
「そうかな」
 僕は鼻に貼った大きなバンドエイドを撫でた。奈緒美と遊んでいて殆ど忘れかけていたが、触ってみると鼻はまだずきんと痛む。ゆうべ木村次郎に襲われた時、仲間の一人に頭突きされてできた怪我だった。
 今朝顔を合わせた途端、母親から「どうしたの、それ」と言われた。ローソンの倉庫を整理していて、棚から段ボール箱が落ちて来たと言い訳したが、母はかなり疑わしそうな顔を見せた。鏡を見ても殴られたものと一目で分りそうだった。だから患部全てが隠れる様な大型バンドエイドを貼ることにした。奈緒美は僕の言い訳を信じたみたいで安心した。作戦成功。
「まだ痛むの」
「痛みはましになったけど、腫れが中々引かないんだ」
「後でチュしてあげる」
「ホント?」
「そんなに喜ぶな!」
 確かに僕は、奈緒美のキスを期待して素直に喜んだ。油断したせいか、またあくびが出た。
「眠いの?」
「なんで」
「さっきからあくびばっかり。イケアはそんなにつまらないかな」
「そんなことないよ。結構楽しい」
「寝なかったの? ゆうべ」
「中々寝付けなかった」
 昨夜誠君をバイクで本中山に送ってから、帰宅したのが午前一時半。寝床に入ってからも、ずきずきする鼻の痛みと、ケンカの興奮で中々眠れなかった。
 それに……あの木村次郎の話が全て真実じゃないとしても、ある程度事実に沿っているとしたら。奈緒美は中学時代の忌まわしい経験を、今日までどれだけ引き摺って来ているのだろう。
『Addicted To You 』を聴いていた時のあの顔。苦しくても奈緒美が毎日会いたかったのは、中学時代の音楽教師小川なのか。
 嫉妬しているのか、奈緒美を心配しているのか、考えている内に自分でも次第に分らなくなっていた。問い詰めたい。暖かく見守りたい。感情が激しく揺れ動き、胸の内が苦しくなって来る。朝刊を配達するバイクの音を聞いた覚えがあるから、眠りに着いたのは恐らく明け方近くだった筈だ。
 強張り掛けた顔を無理やり笑顔に戻した。恐らくは下手糞な笑顔。奈緒美は心配そうな表情を見せた。
「何かあったの」
「いや、今日初めて奈緒美とデートすると思って興奮し過ぎちゃっただけさ」
「初めてじゃないじゃん」
「外でデートするのは初めてだよ」
「そうか」
 奈緒美がそれで納得したかどうかは分らない。奈緒美は人差し指と親指を使って、僕の鼻の形に沿って上から下につまむ様にして撫でた。痛みが走って思わず顔が歪む。
「かなり腫れてるね」
「あの段ボールめ。角から顔に落ちてくるなんて」
「嫌われたんだね、箱に」
「そうかも」
 おなかをちょっぴり満たした二人は、キッチン関係とカーテンコーナーなどで笑顔探索の続きをやった。
 形ばかりの小物を買ってレジを出ると、奈緒美の三つ目の目的が見つかった。イケアのビストロ超人気メニュー、レギュラーホットドッグセット。パンからはみ出すほど大きなソーセージに、ジグザグ模様のケチャップとたっぷりマスタード。ドリンク付きで、たったの百八十円。ソーセージはさっきとダブるけれど『そんなの関係ねえ』(笑) 奈緒美はソフトクリームも買った。
「それ幾ら」
「五十円」
「やっすぅ」
「もう一つ買って来ようか」
「おごってくれるの」
「良いよ。夕飯は智也のおごりね」
「なんでやねん」
 ぬるい会話と、安くてうまいホットドッグとソフトクリーム。そして、なんと言っても奈緒美のおいしそうな顔。こんなに幸せな気分でいられるなら、過去なんて今はどうでも良いとさえ思えた。いつか奈緒美が自ら話してくれるまで。
 ヒカルの歌詞に出て来る「平日の午後」ではないが、土曜日の午後は水曜日の約束通り水族館へ行くことにした。
 湾岸道路を少し行くと、並行して走る東関東自動車道の市川ICが見えた。右を指差すと右肩を軽く叩かれた。念の為振り返る。奈緒美は目を合わせて頷いた。
 明菜ちゃんといい、奈緒美といい、僕の知っている女はやけに度胸が据わっている。高速の二人乗りが認められたのは僅か一年前の二〇〇五年四月からだが、友人を後ろに乗せて高速に入ろうとして断られたことがある。高速の二人乗り走行は見たことがないと言うのが断りの理由だった。安全ならとっくに道交法上許されていた筈だろうとも彼は言った。
 浦安を過ぎ、右カーブが近づくと左手に東京ディズニーランドが見えた。それから間も無くして、旧江戸川をまたぐ舞浜大橋の上り坂に差し掛かる。ここを超えるともう東京だ。
 葛西ICが近づき、左に車線変更した時背中を叩かれた。奈緒美は右手を進行方向へ向けている。僕は首を振った。
 奈緒美は池袋サンシャインシティの水族館を考えていたのかも知れない。僕はそのまま葛西を降りて直ぐの葛西臨海公園へ向った。幸いなことにそれほど混雑してはいないようだ。公園の駐車場でバイクを停めて、奈緒美から紅いヘルメットを受取った。シートの中に二つのヘルメットを納めるとそれだけで一杯になった。
「東京まで行きたい気分だったんだけどな」
「ここだって東京の江戸川区だよ」
「私の意識では、ディズニーランドと、その隣の葛西水族館までは千葉県だけどね」
「(旧)江戸川を渡れば東京」
「でも合図したのに、どうしてここで降りたの」
「首都高ではまだ一部しか二人乗りが認められていないんだよ」
「でも途中の千鳥町からは首都高だよね。別料金払っていたし」
「確かにそうなんだけどね。首都高環状線は狭い上にカーブと分岐だらけだから、環状線とそこに繋がる路線は今でも二人乗りを制限しているんだ」
「そうなんだ」
「それにしても奈緒美は度胸あるな」
「そうでもない。智也だから信頼して後ろに乗れるの」
「さんきゅ。信用してくれて。でも俺も首都高環状線は怖いよ」
「そんなこと言われたら私、帰りは高速乗れないよ」
 葛西には少し不満もあったようだが、水族館のエスカレータに乗った時には、奈緒美の目は既に期待に輝いていた。
 僕はサンシャインの小さな水族館より、こっちの方がずっと好きだ。まぐろの群れが高速で泳ぎ回る円筒形の大水槽も好きだし、全身が黄色く輝く美しいうつぼと、ナポレオンフィッシュが居る水槽も好きだ。
 ここでも奈緒美は、様々な魚たちよりも、水槽の中を覗き込む子ども達の笑顔の方に、ずっと興味を惹かれているようだ。そして僕は、そんな奈緒美の姿を追い続けた。★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++




テーマ:自作恋愛連載小説 - ジャンル:小説・文学

眞鍋かをりMagazine 3/25 Tue
 No.10 [mk546~550]

知性派タレント・女優・モデル・元グラビアアイドル。愛媛県出身、横浜国大卒、Birthday:1981.3.31, 26歳、愛称はカオリン、動物占いはコアラ、A型、165cm、スリーサイズ:84-55-85.

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テーマ:眞鍋かをり - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「パッチギ! LOVE&PEACE」
パッチギ! LOVE&PEACE (2007年 / 日本 )
■ 映画の作り方が受け入れ難い ★★
 この続編の方が評判が良いと聞いていたので、前作に続いてみたが、好き嫌いはあるにしても自分には全く合わなかった。これならまだ前編の方がずっと分りやすいし、在日朝鮮人の差別される気持ちもストレートに伝わったような気がする。
 続編は父親の悲惨な経験を織り交ぜて前編を分り易くする意図があったのだろうが、作り方を間違えているような気がした。結論から言うと失敗作かな。もっと普通にストーリィを展開した方が良かったでしょ。


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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。




テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

堀北真希Magazine 3/24 Mon
 No.51 [hm672~676]

女優、Birthday:1988.10.6, 19歳、動物占いはゾウ、てんびん座、B型、160cm、出身地東京、特技ピアノ。


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観月ありさMagazine 3/23 Sun
 No.95 [ma979~983]

女優・歌手・モデル。東京都出身、Birthday:1976.12.5, 31歳、動物占いはペガサス、いて座、A型、170cm


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テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2006 USオープン] No.01 Sun
 2006年8月〜9月 USオープンのマリアシリーズ 第1弾! (戦績:優勝 当時19歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)

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★その他:星座=おひつじ座(最終日)、動物占い=ひつじ、血液型=不明。

★★★残念ながら2006年の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンは収集漏れです。序に言うと2007年の全豪も収集漏れです★★★

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

佐藤江梨子Magazine 3/22 Sat
 No.12 [se556~560]

女優・モデル・グラビアアイドル。東京都出身、Birthday:1981.12.19, 26歳、愛称はサトエリ、動物占いはたぬき、いて座、AB型、173cm、スリーサイズ:90-58-91


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※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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se559 (2)
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テーマ:佐藤江梨子 - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 USオープン] No.02 Sun
 2005年8月〜9月 USオープンのマリア2回シリーズ 第2弾! (戦績:last 4 当時18歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)

2005USOPEN008~015

★その他:星座=おひつじ座(最終日)、動物占い=ひつじ、血液型=不明。

★★★次のマリアシリーズは2006年のUS OPENです。残念ながら2006年の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンは収集漏れです。序に言うと2007年の全豪も収集漏れです★★★

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「アルゼンチンババア」
アルゼンチンババア (2007年 / 日本 )
■ 味わいがあった。 ★★★
 こんな大人のファンタジーも有りかなと思う。妻の死から逃げたいと云う男(役所)の気持ちも分からないでもないし、そのことで傷付く娘(ホマキ)の気持ちは十分過ぎるほど分る。
 鈴木京香のアルゼンチンババーが居そうにもないキャラクターでファンタジーになっているが、この人が居なければ男はホームレスになるか自殺してしまったんじゃないかと思う。
 心の弱い父と、置き去りにされて心の空洞を持つ娘の相互理解がテーマとすれば、このキャラクターが必要だったんだろうね。
 不満があるとすれば、アルゼンチンババアの鈴木京香が綺麗過ぎることかな。ファンタジーだからそれでも良いのか(笑)


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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。


テーマ:堀北真希 - ジャンル:アイドル・芸能

浜田翔子Magazine 3/21 Fri
No.47 [hs653~654;hs788~790] (今夜はハマショーの『夜遊びメールバトル 金曜』ですよ!)
『浜田翔子』…通称ハマショー。

マルチタレント、京都府出身、Birthday:1986.1.1, 22歳、動物占いはチータ、やぎ座、A型、157cm、スリーサイズ=80-54-83、特技はバレエ
 レースクィーン、グラビア、写真集、イメージDVD、Vシネマなどで活躍中。アバンギャルド所属タレント。
 2006年に映画主演とCDデビューも果たした。バラエティなどTV出演も増えている。2007年から新宿ルミネで吉本新喜劇にも出演中! 2007年10月ファーストCDアルバム発売!


 毎週金曜日の深夜、正確には土曜日の午前0時から朝5時までインターネットTV「あっとおどろく放送局」の
『夜遊びメールバトル 金曜』[←クリック&ジャンプ]に出演中。
 午前1時台の1時間だけは別の番組が挟まりますが、正味4時間近くあなたのメールなどを読んだりして、ずっとおしゃべりしてくれますよ!

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テーマ:浜田翔子 - ジャンル:アイドル・芸能