脳空間自由飛行
★メインはオリジナル小説(※著作権留保)の掲載... ★観月ありさ、宇多田ヒカル、マリア・シャラポワ、蒼井優、上戸彩、堀北真希、菊川怜、サトエリ、浜田翔子、眞鍋かをり、映画TVドラマ ★小説の読みたい回を探すには「ブログ内検索」が便利です!
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かづしげ

Author:かづしげ
★★★「君という光」連載中. 
★長編『アミーカ』 :"R18指定" 18歳になった夏樹は家出して風俗業界に飛び込んだ…
★長編『黒い美学』 :近未来SFアクション. on line RPGで大事件発生!
★短編『10年目の花火』
★長編『ドロップ』 :新人文学賞をめぐるミステリー



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オリジナル恋愛小説「君という光が」第26回ー長編全70〜90回程度
[第26回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去に何かトラウマがありそうだ。

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。




++++++++++これより本編+++++++++++



[ 「濡れたハンカチを顔に掛けてやっただけ」
 呆気に取られた。父は窒息しそうになって跳ね起きたのか。でも何故急に大人しくなってしまったのだろう。それに土下座なんて。僕の訝しげな顔を見て母の口が僅かに歪んだ。
「寝室のドアに貼り紙したわ」★★★ ]
 僕はそれがどんなものか訊きたくて尚も母を見詰めたが、母は何も答えない。僕は席を立ち階段を駆け上がった。十年近く入ったことの無い両親の寝室のドアを恐る恐る開けてみる。
 こんな感じだったっけ。僕の記憶とは相当違っていた。僕の部屋と同じなのはフローリングの床だけだった。その床さえも、僕のがすっかり艶を失っているのに対し、ここでは美しい光沢を保っている。定期的なワックス保守のお陰なのだろうが、メンテナンスが本当に必要だったのは父と母だった筈だ。法律的な婚姻関係に安住し切った父は、感情交流と云う大事なメンテナンスを忘れていた。
 ここにやって来た大事な用事を僕は漸く思い出した。振り返るとドアの上に、A4版のカラー写真がテープで留められていた。写真の表面には黒い文字がマッキーペンで殴り書きされていた。
『今週月曜日の写真よ! あなたと岡本久美の関係、絶対に赦さない!』
 写真はどこかのラブホテルの入口辺りを撮影したものらしい。カップルが徒歩で中へ入る所と出て来る所の二枚が、縦長A4サイズの紙一枚に上下並べてプリントされていた。出て来る方には、父と久美の斜め正面からの顔が高感度撮影されていた。そこは昨日のホテルではないようだ。しかも日中ではなく夜のシーンだ。寧ろ日中の方が余程不自然かな。
 それにしても母までが父を尾行していたとは……いや、まさか自分でこんな写真を撮った訳ではあるまい。母はきっと興信所に依頼したに違いない。この決定的な写真と、興信所の詳細な観察レポートがあるとすれば、父が言い訳できる余地は皆無だろう。母はそこまで知ってしまったのか……やばい状況だ。
 写真を引っぺがし部屋を出る。自分の罪ではないのに、僕まで肩を落とし階段を降りて行くことになろうとは。
 テーブルに戻った時、父はまだ顔を伏せていた。母と目を合せられないのだ。僕が母の隣に座って対面すれば、二人して父を責めている構図になる。だから僕は父の隣に座った。母の表情変化を読む必要もある。
 僕は写真をテーブルの真ん中に置いた。
「お父さんの写真みたいだね」
 沈黙に耐え切れず僕はそう言った。こんな言葉なら口に出さない方がよっぽどマシだったが、それに反応したのか母は一枚の写真を取り出して隣に並べた。
 見たことのあるラブホテル入口の写真だった。侵入しようとしている車は白いカローラで、左後方から狙ったそのショットはかなりぶれていたが、運転席と助手席に男女の後姿が認められる。写真下部には昨日の日付とAの文字が記載されている。
 母はさらにもう一枚取り出した。不思議な写真だ。写真自体はぶれも無く明瞭で、後方からカローラが撮影されておりナンバープレートの数字もはっきり読み取れる。何らかの事情があって正面から撮れなかったのか。写真の背景は、内側から見たホテルの入口らしきものと、そこから僅かに見える外の景色で、同じ日付とBの文字も見えたが、肝心の人物像はドライバーの後姿一つだけだった。
「岡本久美はどこに隠れてるの」
 スローモーションで顔を起した父は、新たな二枚の写真をやや震える手で眺めた。眼球が左右に細かく揺れている。
「その二枚は昨日のお昼の写真よ。昼間っから何してるんだか」
 母の声に初めて怒りの響きが篭った。父は子犬の様に首を竦めたが、蚊の鳴くような小さな声で先ほどの質問に答えた。
「部屋には入らなかったし、すぐ出て来た。帰りは一人だった」
「男らしくない! 昨日の分だけ誤魔化したって何も変わらないのよ」
「それは分ってる」
「全然分ってない!」
「本当なんだ」
 母は呆れたように父を見てから、ほらねと言う感じでその視線を僕に移した。
 母の期待を裏切ったかも知れない。僕は父に対し呆れたとか、さじを投げたと云うような素振りは見せられなかった。父がウソを言ってないことは僕がよく知っている。
「お父さんの言ってる事は本当だと思う」
「何を言ってるの。そんなこと智也に分る筈無いでしょう」
「昨日の写真について、興信所はどんな説明をしているの」
「担当者が急用で出ていたのよ。説明は後日改めてと言われたわ」
「じゃあ昨日の件は、担当者の説明を聞いてからでも遅くないと思うよ」
「同じことよ! みんな私の事なんかどうでも良いんだから」
「お母さんのことを大事にして来なかった。そのことは僕からも謝る。ごめんなさい。これからはお母さんの気持ちをよく考える。そう思って僕も色々動いてみた」
「口ばっかり」
「本当なんだ」
「親子で同じセリフを言うんだね」
 母は悲しそうに笑った。
「結論を出す前に、僕に少し時間をくれないかな、お母さん」
「これは夫婦の問題なのよ」
 僕と母のやりとりを黙って聞いていた父が突然口を開いた。
「俺にチャンスをくれ。二度と浮気はしないから」
 母は父を睨みつけていたが、それ以上何も言わなかった。
「物置の整理と、庭の手入をするよ」
 それはかなり前から休日が来る毎に、母が父に頼んで来た仕事だった。父はその度に何かしら理由をつけて「またこの次ね」と逃げていた。
 出されていたパンとコーヒーを、あっという間に平らげた父は、一旦ジャージに着替えてから戻って来ると、そのまま庭に出て物置に向った。精一杯のパフォーマンスか、母の前から逃げたのか。
 父の後姿を一瞥した母は、苦り切った顔で一笑した。
「担当者の説明はいつなの」
「どうしてそんなこと訊くの」
「僕も聞いてみたい」
「何言ってるの」
「とにかくいつなの」
「今日なら午後二時まで居るらしいわ」
「じゃあ、これから一緒に行こうよ」
「変な子。智也、昨日からおかしい」
「家族を守りたいことがそんなに変かな」
「守りたいの?」
「うん、守りたいよ」
「興信所の話を聞くことに意味があるの」
「うん、あると思う。それに今直ぐ結論を出さないで欲しいんだ。僕と親父にもチャンスをくれないかな。僕がお母さんの為にできることが何かあると思うんだ」
「智也、誰か好きな人ができたの」
「うん。でも、どうして」
「誰。コンビニの人」
「うん。でも、もう別れた」
「どうして」
「僕が彼女の気持ちを理解しようとしなかったから」
「その人に振られたの、智也」
「そうだよ。彼女の気持ちを僕が踏みにじったんだから、当然の報いさ」
「そんなつもりじゃなかったんでしょ」
「まあね。でも間違いなく僕が悪かった」
「それで、私にも優しくしてくれるんだ」
 母はこの日初めて笑顔を見せた。
「失ってみて大事なものに気がついたからね。もうこれ以上大事な人を失いたくないからさ」
「そうなんだ。ふうん、私も智也にとって大事な人なんだ」
「当たり前だよ。今頃気付いたの」
「あんたこそ最近、気がついたばかりの癖に」
「これからは忘れないよ」
 僕は照れて頬が熱くなった。母の笑顔から陰りが消えた。
 庭に目をやると、父の物置の整理は本格的になっていた。
「大事なものはよけておいてね」
 母の声に振り向いた父は嬉しそうだ。
「まかせなさい」
「ちょっと興信所に行ってくるわ」
 父はその場に三秒ほど硬直し、漸く情け無い声を出した。
「お願いだからチャンスをくれ」
「考えてみる」
 姉さん被りで両手に軍手の父が、呆然と母の後姿を見送る姿は滑稽でどこか悲しかった。果たして父は久美との交際を本気で止められるのか。土下座までしたのだから、父は久美より母を愛していると信じて良いのか。父と久美の二人だけに任せて良いのか。僕が母の代理として三人で話し合いすべきでは。その時玄関の方から、出掛けるわよと声がした。僕はぼさぼさの頭に手櫛を入れてみたが、寝癖を直すことは諦めた。

 千葉駅北口を出て右手へ進むと、老朽化の進んだ大型雑居ビルが見えて来る。飲食店街になっている一階部分は、退去して空になったテナント部分が埋まらず歯抜け状態になっていた。その中に一つだけ外装が新しそうな事務所が見える。それが日暮興信所だった。
 母が父に証拠写真を突き付けたことを告げると、所長の日暮は、少し早まり過ぎたのではとやや渋い顔を見せた。昨日の調査結果の説明もまだなんですがねと言いながら、彼は隣室のドアを開け声を掛けた。人当たりの良い営業マンに見える四十代の男は、横目で僕の様子を探った。実は油断ならない男だ。
「田中調査員が今週の調査報告をいたします」
 隣室から出て来た男が向かいの席に着いてから、日暮所長が紹介するように僕に言った。男は怪訝そうに所長に目をやった。依頼人の息子さんだと説明されて、担当の田中ですとだけ彼は答えた。こちらは愛想の無い男だ。僕はただ頭を下げた。
 田中は三十過ぎの地味なタイプで、ドラマに出て来るような探偵とはまるで違っている。見た目からは電気技師か修理工のような仕事が似合いそうだ。事実、彼の前職が配線工であることは話の中で分った。
 田中は先週の動きをざっと説明した後、今週の調査報告に移った。僕の知りたかった岡本久美については既に報告済みなのか、詳しい説明を聞けなかったのが残念だ。今後彼女と接触する前に、母から先週分のレポートを見せてもらうことにしよう。
 田中の話で、父の素行調査開始が先々週の火曜日で、昨日まで連続十一日間の調査活動を行ったことが分った。尾行調査は二人一組で実行されるらしく、もう一人、ここに居ない彼の相棒が居る訳だ。一体幾ら位の調査費用が掛かるのか、恐らく三十万近く掛かっているだろうと僕は当て推量した。
「昨日の昼、漸く調査対象に動きが出ました」
 田中は、今朝母が見せたものと同じ二枚の写真をテーブルに並べた。そして尾行開始から一枚目の写真を撮るに至るまでをざっと説明した。あのホテルへ入って行った僕の後続車、シルバーのワゴンは田中の調査チームに違い無い。
「主人はホテルへは行ったが、部屋には入らずに一人で帰ったと言ってます」
「二枚目の写真ですが、確かに智彦氏は一人で帰りました。この日はご主人の主張する通り何も無かった。と言うよりも、ホテルのフロントへ向う途中で思わぬ邪魔が入ったんですよ。謎のライダーが現れたんですね」
「ライダーって」
「オートバイに乗ってやって来た闖入者です。若い男です」
 母の反応を確かめながら、田中はワゴンに潜んでカメラ越しに観察した様子を仔細に説明してみせた。二人の前に立ち塞がった男が、智彦氏に対する脅迫者かどうかは調査しないと分らないが、その男が岡本久美の恋人なら今後の新展開も予想されますと言うと、母の様子に只ならぬ変化が見えた。
「どうでしょうか、この男についても調査を進めてみますか。一週間程の追加調査が予想されますが」
 抜け目無い感じで、日暮所長が母に提案した。母は迷っているようだ。腹が立った僕は追加調査は必要ないと言った。
 日暮は露骨に嫌そうな表情を見せたが、母に対しもう一度同じことを訊いた。その時田中が僕を凝視していることに気が付いた。
 僕は母に向って、もうこれ以上お金を掛けて調査する必要なんかないよと主張した。
 何か言い掛けた日暮所長に田中が素早く耳打ちした。日暮はあっさりと頷いて、最終レポートを今日中に纏めておきますが、郵送しますか取りにいらっしゃいますかと母に訊いた。母は日暮の唐突な豹変振りに拍子抜けしたようだ。
「日暮さん、その男の調査は必要ないんですか」
「恐らくね」
 日暮は母の目から視線を僕に移すと意味ありげに笑った。
「この写真はサービスです」★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++





テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

蒼井優Magazine 1/31 Thu
 No.42 [ay732~736]

女優、Birthday:1985.8.17, 22歳、動物占いは狼、しし座、A型、出身地福岡県、160cm、趣味:ミュージカル鑑賞、ビデオ鑑賞、空鑑賞。特技:クラシックバレエ(2歳から継続中)、タップダンス、ピアノ。


★★★残念ながら在庫が残り2週分位になりました。本シリーズは在庫終了次第休止し、次の木曜日枠は長澤まさみを予定しています。

●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:蒼井優 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「鉄コン筋クリート」
鉄コン筋クリート (2006年 / 劇場アニメ 日本 )

■ 映像は斬新 ★★★
 シロの吹き替えを蒼井優ちゃんがやってる。普段見られない叫びまわるシーンも多く興味深かった。男の子の吹き替えでも結構巧いと思えるね(笑)
 子どもがヤクザと対決するシチュエーションには違和感があるが、時々斬新な映像が挟まれてくるし、そうでない絵も丁寧に書き込まれているから、アニメファンはそれだけで満足できるかも知れない。


●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。

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テーマ:蒼井優 - ジャンル:アイドル・芸能

上戸彩Magazine 1/30 Wed
 No.48 [ua706~710]

女優・歌手、Birthday:1985.9.14, 22歳、東京都出身、動物占いは黒ひょう、乙女座、O型、162cm、趣味はテニスと料理。


●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:上戸彩 - ジャンル:アイドル・芸能

オリジナル恋愛小説「君という光が」第25回ー長編全70〜90回程度
[第25回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去に何かトラウマがありそうだ。

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。




++++++++++これより本編+++++++++++





     「開戦前夜」

 父を諌めるつもりだったのに父の愛人、久美に邪魔された。父に逃げられ、久美を責めたら責められた。結局僕は久美の懺悔を聞かされたようだ。久美が悔いてそう考えているなら、このままほっておいても解決する様な気もした。しかし二人が再会すれば、その気持ちも揺らぐかも知れない。
 良い解決策があるのなら誰か僕に教えて欲しい。考えれば考えるほどどうすべきか分らなくなる。もう少し時間が欲しかった。午後二時過ぎに家に戻って、母の顔を見た途端そんな猶予はどこにも無いと僕は覚悟した。何か大きなことを母は決断しようとしているようだ。何も寄せ付けない、張り詰めた空気が漂っている。僕は思わず訊いた。
「どうかした」
「どうもしないわ」
 質問を一切許さない強い響き。対話のドアは向こう側から一方的に閉じられた。呆然と母を見る。視線を振り切るように母は玄関に向った。
「出かけて来る」
 買い物に行くのでも事務所に顔を出すのでも無さそうだ。どこへと訊いた僕の声は届くことなく空中に散った。
 コンビニのバイトを終えて帰って来た午後十一時半、父母はまだリビングに居た。まだ何かが起きたとは思えなかったが、何かが起こりそうな気配は色濃く漂っている。開戦前夜……大放電寸前まで帯電した空気の波動。父はまだそれに気付いていない。
 TVを観て呑気に笑っている父の横顔を、突き刺すように母が視ている。父が振り向くと母は意外にも笑って見せた。母の内なる鬼が、獲物を前にいつ食い殺してやろうかと舌なめずりしているような気がした。話し合いのチャンスを見つけようと帰って来たが、強い毒気に当てられた。耐えられずに僕は自室へ追いやられた。明日こそは何とかしなければならない。

 小夜子さんから二度目のメールが来ていた。
『トモヤン、またメールしちゃった(笑)
 トモヤンの彼女、違ったっけ?(笑) センチャンと今日電話したよ。弟さんに機種変更手続き頼んだらしくて、彼女の電話、今日から私と同じウィルコムになったんだ。二人の通話は殆どタダ同然だから彼女と結構長電話しちゃったぞ〜
 あの子おもしろい子だね。明るいし、とても入院しているなんて思えない。でも近々退院するとか言ってたから病気は良くなったのかな。本当にそうだったら良いのにね。
 センチャン、私が訊いても病気のことは話したくないみたい。トモヤンは何の病気か知ってるの?
 詮索するのはあまり好きじゃないけど、何となく気になるんだ。霊感のこと笑うかも知れないけど、電話してみて感じたのは、彼女が何か光のようなものを求めてること。
 前に救済って言ったこと覚えてる? もしかして彼女、目が見えなくなるなんてことは無いよね。あ、でもあんな良い子にそんな酷いことが起こる訳無いかぁ。
 センチャンに会っても私がそんなこと言っていたなんて絶対言わないでよ。言うべき時は自分で言うから。
 トモヤンを心配させてしまったかな。これだけ言っておいてからこんなこと言うのもおかしいけれど、私の霊感てそれほど強い訳じゃないから今回のは間違ってるかも(笑)
 まあとにかく、センチャンのこと大切にしてやってね。

      お節介な小夜子より   』

 霊感か。信じても良いのかな。僕には何とも言えなかった。小夜子さんにこうやって指摘されてみると、これまでのいずみさんの言動は不思議過ぎて、何かが彼女の背中を押しているような気もして来た。
 第一に彼女とは全くの見ず知らずだった訳だし、会ってみて僕のことがよく分った筈だ。こんなにも中途半端な男を、大事な親友に紹介しようとした彼女の意図が未だに分らない。
 不治の病でも患っているのだろうか。でも小夜子さんのメールによればもう直ぐ退院するらしい。ドラマチックな思い付きを僕は強く振り払った。どうも最近は色々なことがあり過ぎて、考えが一人歩きしてしまう。
 でも待てよ。不治の病の方はともかく電話番号が変わってしまった訳だし、彼女が退院してしまったらもうこのまま会えない可能性もある。そう言えばあのヒカルファンの集い以来、彼女からのメールも電話も途絶えた。渡瀬さんに至っては電話番号どころかメールアドレスすら知らないのだ。分っていることは二人共多摩美術大学の学生だってことだけ。学部事務所を単純に訪ねてみても連絡など取ってもらえないだろうし、第一僕がそうまでして二人を訪ねる正当な理由は無い。この場合ただ会いたいと言うだけでは、大学を訪ねる理由にはならない。それじゃまるでストーカーだ。
 それに僕は明菜ちゃんと別れたばかりだし、家の中も台風の目に入っているような状態の今、そんなことをしている時じゃないことは分っていた。それでも僕は、このまま何もかも無かったことになってしまうことが嫌だったし赦せなかった。
 決して渡瀬さんと会う為ではなく、退院してしまう前にいずみさんにもう一度会っておきたい。無論、父母の問題もおろそかにはしないつもりだ。両親のことは明日何とか切っ掛けを見つけようと改めて思った。









     「母の一撃」

 九月九日土曜日の朝、胸騒ぎがして早く目が覚めた。折角の休みだと言うのにまだ六時を過ぎたばかりだ。それでも僕はもう一度眠りたいとは思わなかった。昨夜コンビニのアルバイトから帰って来た時のことを思い出したら、のんびりと朝寝をむさぼっている訳には行かなかった。
 ベッドで横になったまま、母に対し昨日の話をどう切り出すべきか考えていると不吉なシーンが頭をよぎった……朝食には家族三人が揃っていて、一見穏やかに見える空気の中、僕が口を開こうとする間際、不意に母の口から言葉が発射されて、その場に父がうずくまった。ぴくりとも動かない。父は言葉で撃ち殺されたのだ……母の抜き撃ちを止める言葉がどうしても見つからない。
 母は父の裏切りを一体どこまで知っているのだろう。父の不倫愛はどこまで深い覚悟をしたものなのか。悪い予感はそうしろと暗示しているが、母が何か言い出す前に、僕から二人に切り出すべきなのだろうか。そのつもりで今週ずっと行動して来た筈なのに、ここに来てまだ僕は迷っている。もう目の前の困難から決して逃げず、正面から立ち向かおうと誓いを立てたのは僅か一週間前のことなのに……僕は今すぐ起きて行動すべきなのだ。慎重に、それでも家族の致命的亀裂を避ける為に大胆に行動すべき時なのだ。負傷することを怖れてはならないし、前線の兵士は所属部隊や後方勢力の為に自己犠牲を厭わずに前進しなくてはならない。母から嫌われようと、父から疎まれようと、僕は二人の子として二人の為に今やれることをしなくてはならない。ここで傍観すれば決定的事態に追い込まれ、もう二度と家族の絆を取り返すことはできないような気がした。例え今僕が行動したとしても、結果は変わらないかも知れないが、今ならまだ変えうる可能性は残されている筈だ。
 着替えを済ませた僕は部屋を出て、ダイニングキッチンに向かう為に階段を降りた。
 コーヒーメーカーがコポコポと音を立てている。母は既に化粧を済ませており、掛け時計の針は七時を指そうとしている。
「お早う智也、今朝は早いのね」
「お早う、お母さんも早いんだね」
 僕はそう答えて母を見詰めた。
「なぁに。私の顔に何か付いてる」
「土曜日の朝なのにお化粧しちゃって、これからどこかへ出掛けるの」
「さあね」
 母は冷たく笑った。僕は行動すべく決断した。
「お母さんに大事な話があるんだ……お父さんにもね」
 母は僕を暫く見詰めていた。冷たい笑みが消え母の顔付きは一段と引き締まった。
「あら偶然ね。私も家族のことで話し合いたいことがあるのよ」
「そんな気がしたよ」
 僕が真面目な顔でそう答えると、母は不思議そうな顔をした。僕の話と自分のしたい話は全く別物だと思っていたらしい。
「どうして?」
「僕は今週ずっとあることをして来たんだ」
「あること。一体何かしら。私にもこの二週間ずっとしてきたことがあるわ」
「まだ結論を出さないで欲しいんだ」
「私が考えていること、智也に分るの」
「僕は今週ずっと母さんのことを観て来たから何となく分る」
「本当?」
 疑わしそうに、母は上目遣いで僕を見透かそうとした。
「もっと前から注意して観るべきだった。確かに以前はお母さんのことをよく観ていなかったよ」
「そうよね。あなたも智彦も私の事なんか観ていなかった」
「でも今は観ているから分るんだ」
「智也はどうしたいの」
「僕はできればもっと良い家族になりたい。家族の一員として家族を守りたい」
「あなた変わったわね。でももう遅過ぎる」
「遅くないよ」
「智也が変わってくれても、智彦は全然変わらないわ。寧ろ悪い方向へ変わってしまった」
「だから話し合おうよ」
「智彦の場合は無駄じゃないかしら」
「お父さんを起してくるよ」
「いい! 私が起してくるから」
 母は僕を目でも制した。こんなにも強い母の目を初めて見た。僕は何も言えなかった。どうやらここは、原因を作った父の対応次第らしい。父が間の抜けたことを言わなければ良いのだが。やはり子供染みた父になど任せてはならない。父がテーブルに着いたら僕が口火を切って話し合おう。
 暫くすると母は二階にある寝室から降りて来た。特に大声なども聞こえなかったし母は澄まし顔をしている。父が下に降りて来たら僕はやる! そう決意を固めた瞬間、大きな咳き込みが響いた。頭上にある父母の寝室方向からだ。続いて大きな怒声も。
「何だ〜〜!! これは一体何なんだ!」
 何かを蹴飛ばす音が響いた。父が暴れているようだ。母は一体何をしたのだろう。何かが始まってしまっていた。
 耳を澄ませていた僕の耳に何かがぶつかって転がる音がした。続いて父の床を踏み鳴らす音が響いた。父は激怒しているようだ。突然足踏みがぴたりと止んだ。一切が静かになる。振り返ると母は表情の一切を消し去っていた。
 上階でドアがギィーっと静かに開いた。廊下を僅かにきしませ、続いて父が階段をそぉっと降りて来る。僕らと同じレベルまで降りて来た父は、深くうな垂れた姿勢で肩を一層落としながらゆっくりと近付いて来た。数歩の所までやって来た父は、僕に対し目で行けと合図した。決意の僕はこの場を外す訳には行かなかった。
「お父さんの為にも僕はそばに居る」
「私の為にだって。お前には関係無い。頼むから行ってくれ」
 父は弱弱しくそう言った。
「智也にも聞いてもらうわ」
 母の一言で父はすっかり諦めたようだ。父はいきなりその場に土下座した。
「すまん! 二度としないから赦してくれ」
「何を二度としないの」
 母は表情一つ変えない。父は質問に答えず土下座を続けている。見ていられず僕は父に手を貸して引き起こした。大の男の身体からは力がすっかり抜け落ちていた。
 特大の粗大ゴミをテーブルまで丁寧に移動させた僕は、椅子を引き寄せ静かに座らせた。愈々重大な家族会議が始まると言うのに、すっかり機先を制せられた僕は迷路のド真ん中に居た。それでも僕は精一杯のことをしたかった。
「お父さんに何をしたの」
「智彦に訊いてみたら」
 父は顔を上げようとしなかった。それを凝っと見詰めていた母は漸く口を開いた。
「濡れたハンカチを顔に掛けてやっただけ」
 呆気に取られた。父は窒息しそうになって跳ね起きたのか。でも何故急に大人しくなってしまったのだろう。それに土下座なんて。僕の訝しげな顔を見て母の口が僅かに歪んだ。
「寝室のドアに貼り紙したわ」★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++




テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

眞鍋かをりMagazine 1/29 Tue
 No.2 [mk506~510]

知性派タレント・女優・モデル・元グラビアアイドル。愛媛県出身、Birthday:1981.3.31, 26歳、愛称はカオリン、動物占いはコアラ、A型、165cm、スリーサイズ:84-55-85.

★最近体形が少し変わって来たようだが、活動初期の写真を掲載して行きます…

●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

mk506 (2)
mk507 (2)
mk508 (2)
mk509 (2)
mk510 (2)_

テーマ:眞鍋かをり - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「マイアミ・バイス」
マイアミ・バイス (2006年 / アメリカ )
■ ハードボイルドアクション! ★★
 ハードボイルドで楽しめるが、コリン・ファレルと東洋女性との愛欲シーンが多過ぎる。ラストを見ればなるほどとも思うが、途中で観るのを止めたくなった(笑)
 銃撃シーンも長い! 主役二人はこの上なく好演している。後は好みの問題かな。


●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。

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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

堀北真希Magazine 1/28 Mon
 No.43 [hm632~636]

女優、Birthday:1988.10.6, 19歳、動物占いはゾウ、てんびん座、B型、160cm、出身地東京、特技ピアノ。


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※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:堀北真希 - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさ CDアルバムコレクションNo.10 『HISTORY〜ALISA MIZUKI COMPLETE SINGLE COLLECTION〜』
観月ありさ CDアルバムコレクションNo.10 『HISTORY〜ALISA MIZUKI COMPLETE SINGLE COLLECTION〜』

10thCDアルバムで3rdベストアルバム(2枚組)
2004年3月10日発売
エイベックス・トラックス AVCT-10146/7
最高位:?位 登場回数:?回
[(註)同じ歌を集めたもの(一部違っているかも?)が2005年3月9日にDVDとして通常盤、限定盤の2種類が同時発売されている]

・売上枚数:調査中 当時27歳.
(★★★恐らく本作が最後のアルバムとなるだろう)

収録曲
[1枚目]
01: 伝説の少女
02: エデンの都市
03: 風の中で
04: TOO SHY SHY BOY!
05: 今年いちばん風の強い午後
06: 君が好きだから
07: happy wake up!
08: あなたの世代へくちづけを
09: 抱きしめて!
10: Don't be shy
11: 風も空もきっと…
12: PROMISE to PROMISE
13: Forever love
[2枚目]
01: Days
02: Through the Season
03: 朝陽のあたる橋
04: Eternal Message
05: BREAK ALL DAY!
06: 女神の舞
07: ヒトミノチカラ
08: Love Potion
09: Shout It Out
10: oh-daring(convertible)
11: VACATION(朝倉いずみ with ナースのお仕事)
12: SKY (本アルバム中唯一の新曲で、初めての自作詩)


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■この時期の主な活動:
2003年
・1/16、DVD-BOX(全5巻)「ナースのお仕事4」発売.
・4.12映画「ぼくんち」
(監督・阪本順治 原作・西原理恵子/小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」)
・4〜6CX「ダイヤモンドガール」
・5/21、シングルCD第24弾『Shout It Out』発売.
・9〜12NTV「あした天気になあれ。」
・NHK50周年記念ドラマ 川、いつか海へ 六つの愛の物語。第4回の三谷幸喜脚本による作品に準主役で出演。
・12/5、DVD映画「ぼくんち」発売.


2004:
・★3/10ベストCDアルバム「HISTORY -ALISA MIZUKI COMPLETE SINGLE COLLECTION-」発売
・3/24DVD-BOX「あした天気になあれ。」全4巻発売
・CX「世にも奇妙な物語・春の特別編:殺し屋ですのよ」
・4/25「ALISA MIZUKI premium live in JZ Brat」渋谷のライヴハウスにて「HISTORY」同梱の応募ハガキによる当選者のみ招待のライヴを行う。これも最後のライヴになる可能性が高いだろう。
・5/21DVD-BOX「川、いつか海へ」全4巻発売。VHS全3巻はバラ売りあり。NHK2003/12放送のオムニバスドラマ中の1話に助演。
・7〜9月期CXドラマ「君が思い出になる前に」1クール主演。共演は椎名桔平、加藤あい、玉山鉄二、木村多江。
・12/1DVD-BOX「君が思い出になる前に」全6巻発売


2005:
・3/9シングルビデオクリップ集「HISTORY 〜ALISA MIZUKI SINGLE CLIP COLLECTION〜」通常版とSPECIAL EDITIONを同時発売。SEは2004年に行われたライヴDVDを収録した2枚組み仕様。
・3/25DVD東宝映画「超少女REIKO」発売。1991年上映
・★9/28シングルCD25作目「セ・ラ・ビ」発売
・10〜12月期フジテレビドラマ「鬼嫁日記」1クール主演。
・10月東映映画「鳶がクルリと」上映。主演。
・恋のから騒ぎドラマスペシャル(日本テレビ系)山本みさえ役

テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさMagazine 1/27 Sun
 No.87 [ma939~943]

女優・歌手・モデル。東京都出身、Birthday:1976.12.5, 31歳、動物占いはペガサス、いて座、A型、170cm


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テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 ウィンブルドン] No.19 Sun
 2005年6月〜7月Wimbledon= ウィンブルドンのマリア 第19弾! (戦績:last 4 当時18歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)
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★その他:星座=おひつじ座(最終日)、動物占い=ひつじ、血液型=不明。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

2008全豪オープンテニス13日目 マリア・シャラポワがチャンピオン!(1/26)

 全豪オープン女子シングルス…チャンピオンの栄冠はマリア・シャラポワの手に!

 2008.1.26.オーストラリアオープン13日目。女子シングルスのファイナルは、強豪、ダベンポート、エナンらを下して勝ち上がったマリア・シャラポワと、前年ウィンブルドンの覇者ヴィーナス・ウィリアムスを倒して勝ち残って来たアナ・イバノビッチの間で行われた。どちらが勝っても全豪オープン初制覇だ。
 コイントスで勝ったマリアが珍しくサーブではなくレシーブを選択した。先ずはアナがサービスキープで好調な立ち上がりを見せたが、第2ゲームはマリアがストレートスコアで楽々キープ。第3ゲームはマリアがかなり押し込んだが、アナも粘りを見せてどうにかキープ。第4もまたマリアのストレートキープ。遂に第5ゲームをブレークしたマリアが3-2とリード。ここまでは絶好調マリアに隙無しと思われた。
 その後マリアサイドから見て4-2、4-3と進んだが、第8ゲームで突如マリアのサービスが入らなくなる。ダブルフォールトを三つも犯した結果、アナのブレークバックを許し4-4のイーブンに!
 実はこのゲームでは、前に出たアナが思い切ったスィングでマリアのセカンドサービスを叩き、リターンエース級のビッグショットを二つ決めていた。このショットがマリアのサービスに大きなプレッシャーを与えたのだ。
 その後の経過は、4-5,5-5と進み、第11ゲームで二度目のブレーク成功で6-5となった。続くサービスゲームの第12ゲームを確実に制したマリアが7-5により1セットアップとした。
 アナは隙の無いマリアに対し積極的に前に出る戦法を取った。それはある程度巧く行ったが、全体で見ればマリアに不安が出たのは第1セットでブレークされた第8ゲームと、第1ポイントでリターンエースを決められ0-30まで押された第10ゲームの二つだけだったと言えよう。マリアは余裕を持ち過ぎて、ウィナーよりも丁寧なプレースメントに重きを置く我慢のテニスを心掛けていた。アナはそれを崩そうとネットに出たり、リターンを強烈に叩いたりしたが、第1セット第10ゲーム途中からは、流れの分かれ目毎にマリアの思い切り良い鮮やかなショットが決まり、流れを自らに引き寄せチャンスを全く与えなかった。一発狙いのウィニングショットを極力自制して効果的に使った結果、自身三つ目のグランドスラムを手に入れたのだ。アナの前に出るライジングショットは見事だったが、現時点で両者の間には格の違いが見られた。
 (第2セットの経過…第1ゲームはアナのサービスゲームでかなりの数のデュースを繰り返す好ゲームとなったが、ここはアナが凌ぎ切りマリアの0-1.以降1-1,1-2,2-2,2-3,3-3と進み、第7ゲームでマリアがブレークし第6ゲームからの4連取でスコア6-3として栄冠に輝いた)
 愈々マリアは、続く全仏オープン、ローランギャロスで生涯グランドスラムに挑む!


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

佐藤江梨子Magazine 1/26 Sat
 No.4 [se516~520]

女優・モデル・グラビアアイドル。東京都出身、Birthday:1981.12.19, 26歳、愛称はサトエリ、動物占いはたぬき、いて座、AB型、173cm、スリーサイズ:90-58-91


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テーマ:佐藤江梨子 - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 ウィンブルドン] No.18 Sat
 2005年6月〜7月Wimbledon= ウィンブルドンのマリア 第18弾! (戦績:last 4 当時18歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)
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★その他:星座=おひつじ座(最終日)、動物占い=ひつじ、血液型=不明。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「マリー・アントワネット」
マリー・アントワネット (2006年 / 日本/フランス/アメリカ )
■ 映像は美しいが… ★★★
 皇太子妃の苦悩が描かれた前半は期待を持たせたが、ラストが尻切れトンボで消化不良になった。私にはベルサイユ宮廷の絢爛豪華で窮屈な王室の生活がおもしろかっただけの映画に見えた。キルスティン・ダンストが好演していただけに残念だ。

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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。


テーマ:洋画 - ジャンル:映画

浜田翔子Magazine 1/25 Fri
No.39 [hs637~638;hs764~766] (今夜はハマショーの『夜遊びメールバトル 金曜』ですよ!)
『浜田翔子』…通称ハマショー。

マルチタレント、京都府出身、Birthday:1986.1.1, 22歳、動物占いはチータ、やぎ座、A型、157cm、スリーサイズ=80-54-83、特技はバレエ
 レースクィーン、グラビア、写真集、イメージDVD、Vシネマなどで活躍中。アバンギャルド所属タレント。
 2006年に映画主演とCDデビューも果たした。バラエティなどTV出演も増えている。2007年から新宿ルミネで吉本新喜劇にも出演中! 2007年10月ファーストCDアルバム発売!


 毎週金曜日の深夜、正確には土曜日の午前0時から朝5時までインターネットTV「あっとおどろく放送局」の
『夜遊びメールバトル 金曜』[←クリック&ジャンプ]に出演中。
 午前1時台の1時間だけは別の番組が挟まりますが、正味4時間近くあなたのメールなどを読んだりして、ずっとおしゃべりしてくれますよ!

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テーマ:浜田翔子 - ジャンル:アイドル・芸能

2008全豪オープンテニス11日目 マリア・シャラポワ、2年連続のファイナル進出! last2(1/24)
 全豪オープンのセミファイナルで、マリア・シャラポワはファイナリストに

 2008.1.24.オーストラリアオープン11日目。女子シングルスのセミファイナルで、マリアはランキングNo.3、セルビアのエレナ・ヤンコビッチを圧倒した。
 この日のマリアは途中からファーストサービスが入らなかった。打点が高くなりボールが長くなり、再三ダブルフォールトを犯したが、ストロークではライジング・ショットに近い素早いリターンで翻弄。特にヤンコビッチのバックサイドの動きが悪いと見て、第1セットではバックサイドへウィナーを集めた。
 ヤンコビッチの動きの悪さは腰痛のせいだったようだ。途中メディカル・タイムアウトを取ったり、奇数ゲーム終了時の1分間の休みでも再三治療を受けていたし、自分で腰にクリームを塗りこんでいた。
 展開を記すと、第1セットはマリアのサービスで始まり2ブレークアップを含む5連取で5-0とした後、勝負を急ぎ出したマリアにアンフォースドエラーが目立ち出し、初めてヤンコビッチにキープを許した。さらにサービングフォーセットの第7ゲームではサービスがなかなか入らず、逆に左右の動きが良くなったヤンコビッチにブレークバックされ5-2となった。ヤンコビッチはこの辺りから腰に負担が掛かり過ぎたようだ。第8ゲームもヤンコビッチのキープで5-3。第9ゲームはマリアがどうにか2回目のサービングフォーセットをものにした結果6-3。
 第2セット第1ゲームはマリアがいきなりブレーク。第1ゲーム最後のサービスをダブルフォールトした直後、ヤンコビッチは左足付け根辺りを押さえて遂にメディカル・タイムアウト。この時間を利用したマリアのサーブ調整が巧く行ったのだ。その後もヤンコビッチは痛みを堪えながら頑張ったが6-1まで。
 WOWOWで午前11時半頃から生放送した。

 この試合に続いて、二つ目のセミファイナルがダニエラ・ハンチュコバとアナ・イバノビッチの間で行われたが、格上のアナがファイナル進出を決めた。女子シングルス決勝は土曜日の日本時間午前11時半頃(現地時刻午後1時半頃)開始する。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

オリジナル恋愛小説「君という光が」第24回ー長編全70〜90回程度
[第24回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去に何かトラウマがありそうだ。

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。




++++++++++これより本編+++++++++++



[ 「親父とはもう長いんですか」
「深くなったのは二年前かな」
 声はさらに弱弱しくなった。だいぶ利いているようだ。自分の行為を反省してくれれば良いんだが……
「長いですね。まだ続けるつもりですか」
 答えずに女は下を向く。泣いているのか。★★★ ]
「親父は五十過ぎの中年ですよ。多分あんたとは十五位は違う筈だ。どうしてあんたはそんな年寄りと付き合っているんですか。目的は何ですか」
 女は顔を上げた。涙が滲んでいる。
「最初はお金じゃなかったわ。あの人が可哀想だった」
 涙にも、弱弱しい声にも腹が立った。この女、何を言っているんだ!
「親父のどこが可哀想なんだ」
「じゃあ訊くけど、あなた二年前に何した。智彦さんに酷いことしたでしょ」
「何のことですか」
 四年前、日大を勝手に辞めた時には酷いケンカになったこともあったが、その後父と揉めたことはない。寧ろ父の命令に従って事務所にも入ったし、争いを避けて来た筈だ。二年前……あ、あの事務所を辞めた日のことか。
 僕の顔色を女は見ていた。
「そうよ。あの日あなたは事務所の従業員が見守る中で、智彦さんに辞表を突き付けた」
「親父は何も言わずに受取ってくれたし、その後も特に親父と何も無かったよ」
 僕の声が小さくなった。
「あの日の夕方、登記の為の書類をあなたのお父さんはウチの事務所に取りに来た。私も丁度帰る所だったから、書類を渡した後一緒に事務所を出たわ。いつも明るい智彦さんが変だったから、ほっておけなかった……」
 女は記憶を鮮明にしたようだ。僕を見る目に憎悪のようなものが混じっている。
「智彦さんとお酒をご一緒したのはあの日が初めてだった。でも翌日の智彦さんはもっと口惜しそうだった。それが二度目のお酒」
 口に出すべき言葉が見当たらなかった。
「何故だと思う」
「さあ」
「あなたのお母さんが、智彦さんの気持ちを分ってあげなかったからよ。我が息子に皆の前で裏切られた時、気の優しい智彦さんは深く傷付いたの。それなのに奥さんは『あなたもそろそろ子離れしなくちゃダメよ。智也はもう大学を卒業して社会人になる年齢なんだから』って言ったそうよ。智彦さん、あの夜は口惜しくてずっと泣いていたわ」
「だからってあんたが本気になる必要は無い筈だ」
 母の為に漸くそれだけ言い返した。
「そうね……そうよ。でも私もあの頃、息子のことで悩みが尽きなかったから、智彦さんの気持ちが痛いほど分った」
「あんた、子供が居るのか。さっきは独身だって」
「結婚なんかしなくても、やれば子供はできるんだよ!」
 憎悪の篭った言葉に呑まれた。
「二十歳で生んだ子なの。あの頃、息子は中学二年生だった。私が一人で育て上げたあの子は、小学生まではとても母思いの良い子だったのに、中学校に入ってから随分変わったわ。そのことで智彦さんにはよく話を聞いてもらった。あの人いつも優しい言葉を掛けてくれた。だから今度は私が支えて上げなければと思い込んだ。その内に二人の心が通い過ぎてこうなってしまったの」
 もう逃げ出したかった。それでもどうにか僕が踏み止まったのは、両親がこのまま話し合いもせず、いきなり別れるようなことだけは止めたいし、それはやっぱりおかしいと心の奥で叫び声が聞こえるからだ。明菜ちゃんとの突然過ぎる別れの痛みが強く蘇って、僕の心をきりきりと締め付けた。
「でも最近の智彦さんはとても楽しそうなの」
 女の声のトーンが変わった。僕は知らず知らずうな垂れていた顔を起し女を凝っと見詰めた。
「あなたはお父さんに優しくなったみたいね。智彦さんよく話すわ、あなたのことを」
「そうですか」
「特に先週の月曜日のことは嬉しそうだった」
「先週の月曜日ですか」
「ほら、あなたが株で儲けたお金を貸して上げたんでしょう」
「ああ、あのことですか」
「喜んでいたわよ。息子が僕の為に自分で苦労して儲けた投資資金を貸してくれたんだって」
「そうですか」
 無意味になったと思った融資は父の心に届いていた。それは何となく嬉しかったのだが……
「元はと言えば私のせいなんだけどね」
 女の声はまた弱弱しくなった。
「どういうことですか」
「息子がね、三年生になった去年の夏、行きたい高校があるって私に言い難そうに相談してきたわ。私は胸が躍るようだった。中学になって初めての優しい言葉遣いだったしね」
 僕は只頷いた。
「好きな娘がいて、その娘と同じ高校へ行きたかったらしいの。でもそれは私立校。ウチの経済状況を知っているから、とても済まなそうにしていた。息子の為に何とかしたいと思った」
「ええ」
「お金のことなら心配しないで、受験勉強しなさいと言ってやったら、ありがとうって嬉しそうに息子は言った。それから人が変わったように勉強に打ち込んで、受かる筈が無いと思っていたその学校に今年受かったの。落ちてくれれば助かったんだけどねぇ」
「はあ」
 結局こういうことだった……
 ひさみ、これは女の名前だ。久美は今年の二月、我が子の私立高校合格を知ると父に相談した。母に話せるような金じゃなかったし急な事もあって、父はクレジットカードで限度額一杯の百万と、サラ金からも百万借りて、久美に前後期授業料を含む入学費用の一切を貸した。久美には蓄えが無かったからだ。
 そして借り換えを何度か繰り返した挙句、遂にあの「A銀行返済催促でっちあげ事件」で、夏のボーナス資金用としての預金も含めて、三百万円を引き出して返済したと云う次第。
 あのラヴホテルの駐車場で、久美が僕のことを「浩二!」と呼んで抱き付いて来たのは、実の親子間での決定的事態を避けようとして彼女が咄嗟に考えて演じたことだった。昔彼女が付き合っていた浩二と云う男は、実の父を殴って家出したきり親子断絶状態になったと云う。言葉を濁していたが、その時の親子喧嘩にも彼女のことが関係しているらしい。ひょっとすると彼女の息子は、浩二との間にできた子なのかも知れない。
 自分のことでまた同じような事を繰り返すのが嫌だったのか、それとも父に対する愛情から出た演技だったのか、そこの所は彼女自身にもよく分らないようだ。でも僕は後の方が本当の理由じゃないかと思っている。と言うのも、彼女は今のままじゃいけないと考えていたからだ。→
 最近彼女は父から僕のことをよく聞かされるそうだ。実際その幾つかのエピソードを、彼女の口から聞いた僕は、二人がただ性的な快楽だけを求め合って、今日まで関係して来た訳ではないことを認めるしかなかった。
 僕の自慢話を聞く度に彼女は胸の痛みを覚えたそうだ。愛人に対して自分の子供の話なんかしてどうするんだ親父、と毒づいてみても何となくそれも親父らしいと思った。
 このままじゃいけないと思いつつ今日まで来てしまったが、今日の事件を切っ掛けに、二人の仲を清算したいと彼女は言った。父から借りた二百万円についても少しずつ返したいと言ったが、私立高校一年生の子どもを抱える状況を考えると、それは彼女にはとても無理だろうと思った。
 このことを母にどうやって伝えたら良いだろう。僕の口から伝えた方が良いのか、彼女と母を会わせた方が良いのか。彼女はどちらにしろ僕の考え方に従うと言ってくれた。
 父に対してはどうしたら良いか、あるいはどうさせたら良いかと云う問題も依然として残っていた。それでも久美が心を決めてくれた以上、それほど悪い結果にはならない気がした。
 大事なことを一つ忘れていた。父の久美に対する気持ち、母に対する気持ちがどうなのか確かめる必要がある。★★★





++++++++以下次章「開戦前夜」へと続く+++++++++





テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

蒼井優Magazine 1/24 Thu
 No.41 [ay727~731]

女優、Birthday:1985.8.17, 22歳、動物占いは狼、しし座、A型、出身地福岡県、160cm、趣味:ミュージカル鑑賞、ビデオ鑑賞、空鑑賞。特技:クラシックバレエ(2歳から継続中)、タップダンス、ピアノ。


★★★残念ながら在庫が残り3週分位になりました。本シリーズは在庫終了次第休止し、次の木曜日枠は長澤まさみを予定しています。

●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:蒼井優 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「インサイド・マン」
インサイド・マン (2006年 / アメリカ )
■ いける ★★★★
 銀行強盗団の狙いが中々分らなくておもしろい。正々堂々と種まきはしてあるのだが、演出が巧いので逃亡方法も分らなくて最後近くまでおもしろい。
 最後でお蔵入りするのか、さらに追求するのか暈したのはやや不満。
 デンゼル・ワシントンがやや太って中年男になったが、私的には人間味が増したように思えるし役の幅が大きく広がりそうでこの先の彼も期待できる。

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テーマ:洋画 - ジャンル:映画