脳空間自由飛行
★メインはオリジナル小説(※著作権留保)の掲載... ★観月ありさ、宇多田ヒカル、マリア・シャラポワ、蒼井優、上戸彩、堀北真希、菊川怜、サトエリ、浜田翔子、眞鍋かをり、映画TVドラマ ★小説の読みたい回を探すには「ブログ内検索」が便利です!
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かづしげ

Author:かづしげ
★★★「君という光」連載中. 
★長編『アミーカ』 :"R18指定" 18歳になった夏樹は家出して風俗業界に飛び込んだ…
★長編『黒い美学』 :近未来SFアクション. on line RPGで大事件発生!
★短編『10年目の花火』
★長編『ドロップ』 :新人文学賞をめぐるミステリー



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年末年始のブログ更新お休みについて
『脳空間自由飛行』に遊びに来て下さる皆様へ

 12/29土曜日より、1/4金曜日まで7日間の定期更新をお休みいたします。
 尚、年末年始・正月休みバージョンの記事を掲載して行く可能性はあります。

[現在の定期更新記事]
月曜日=堀北真希Magazine、映画TVドラマ音楽DVDレビュー
火曜日=宇多田ヒカルMagazine、オリジナル長編恋愛小説「君という光が」
水曜日=上戸彩Magazine、映画TVドラマ音楽DVDレビュー
木曜日=蒼井優Magazine、オリジナル長編恋愛小説「君という光が」
金曜日=浜田翔子Magazine、映画TVドラマ音楽DVDレビュー
土曜日=Maria Sharapova=マリア・シャラポワ 、観月ありさMagazine、観月ありさCDコレクションor観月ありさFC会報 [2008年よりMaria Sharapova=マリア・シャラポワ 、佐藤江梨子Magazineに変更予定]
日曜日=Maria Sharapova=マリア・シャラポワ 、観月ありさMagazine、観月ありさCDコレクションor観月ありさFC会報


 以上の定期更新記事の内、土日の観月ありさCDコレクションと観月ありさFC会報は残り僅かで終了に近づいていますので、土曜日の記事を2008年より変更したいと思います。具体的にはMaria Sharapova=マリア・シャラポワを残し、観月ありさを止めて佐藤江梨子Magazineを新設したいと思います。
 尚、残念ながら宇多田ヒカルが残り少なくなりました。在庫終了次第、長澤まさみ、菊川怜、眞鍋かをりを代わりに掲載して行きたいと思います。



映画TVドラマ音楽DVDレビュー「私の頭の中の消しゴム」
私の頭の中の消しゴム (2004年 / 韓国 )
■ 純愛映画として純粋に見れば良いかも ★★
 配偶者がアルツハイマーになると言う点で「明日の記憶」と似てるが、そこまで深い描写ではない。
 純愛映画として見れば、最後の余計なコンビニのシーンも見逃すことができるだろう。
 アメリカ映画は見慣れているから、習慣とか気質の日本との相違も殆ど気にならないが、私は韓国ドラマを見慣れてないので、幾つか違和感を持った。


●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。

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テーマ:韓国映画 - ジャンル:映画

浜田翔子Magazine 12/28 Fri
No.36 [hs631~632;hs755~757] (今夜はハマショーの『夜遊びメールバトル 金曜』ですよ!)
『浜田翔子』…通称ハマショー。

マルチタレント、京都府出身、Birthday:1986.1.1, 21歳、動物占いはチータ、157cm、
 レースクィーン、グラビア、写真集、イメージDVD、Vシネマなどで活躍中。アバンギャルド所属タレント。
 2006年に映画主演とCDデビューも果たした。バラエティなどTV出演も増えている。今年からは新宿ルミネで吉本新喜劇にも出演中! 2007年10月ファーストCDアルバム発売!


 毎週金曜日の深夜、正確には土曜日の午前0時から朝5時までインターネットTV「あっとおどろく放送局」の
『夜遊びメールバトル 金曜』[←クリック&ジャンプ]に出演中。
 午前1時台の1時間だけは別の番組が挟まりますが、正味4時間近くあなたのメールなどを読んだりして、ずっとおしゃべりしてくれますよ!

●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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テーマ:浜田翔子 - ジャンル:アイドル・芸能

オリジナル恋愛小説「君という光が」第18回ー長編全70〜90回程度
[第18回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去にトラウマがありそうだ。

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。




++++++++++これより本編+++++++++++



[ 「俺、いや僕は円城寺誠。十六歳、高一。身長一八二、体重七五キロ。ヒカルファンの姉貴の影響で、いつもCD聴いてます。ヒカルのホームページや『ヒカルの間』もチェックしてます……終わり」
 誠君も人前で話すのは苦手のようだ。普段優しい低音がやや上ずっている。
 確か、いずみさんは『ヒカルの間』を観ていた筈だが、誠君もあそこの常連なのか。★★★ ]
「『ヒカルの間』って」
 その声は僕の右隣からだった。
「ヒカルファンの、キャベジンさんが書いているブログです」
「おもしろそう、今度それも観てみようかな」
 明菜ちゃんがテーブル越しに美少年を見詰めると、彼は瞬きを幾つか繰り返してから、直ぐ右の姉と、その隣の渡瀬さんに目をやって、最後に対角線上にある僕の方へと視線を逸らした。
「トモヤン、つまり西田さんのブログにもリンクがあるから、そこから跳べば簡単に観れますよ」
 明菜ちゃんが確かめるような目をするので、僕は曖昧に頷いた。
「帰ったら見てみるね」
 明菜ちゃんは、もう一度僕を見て笑った。
 僕は彼に問い掛けた。やや強引な話題転換。
「誠君は、何かスポーツとかやってるの」
 筋肉質の美少年は、僕を見て指をぽきぽきと鳴らした。人前で話すのも、年上の女と話すのも苦手そうに見えた彼は、落ち着きを取り戻したようだ。
「ええ、ブラジル式格闘技を少々ね」
「何年位」
「四年になるかな。結構強いっすよ俺」
 挑発しているつもりなのか。強い視線を送って来る。
「凄く強そうに見えるよ。K1は観るけど、僕は争いごとは苦手なんだ。だからあまり脅かさないでくれ」
 横目で見ていた、いずみさんが口を挟む。
「もう良いよ、まこちゃんは」
「へいへい姉貴」
 渋々引き下がったように見せていたが、彼は苦手な挨拶が終ってほっとしたようだ。
 僕が笑い掛けると彼もにやりと笑い返した。さっきのパフォーマンスは、彼の照れ隠しに過ぎなかったようだ。
「最後は奈緒ちゃんね」
 渡瀬さんは既に普通の感じに戻っていた。彼女も椅子を引いてすっと立ち上がった。
「渡瀬奈緒美、二三歳。渡ると云う字に瀬戸内海の瀬で渡瀬、ナオミは奈良の奈に、糸偏に者と書く緒と、美大の美の三文字で奈緒美です。私は皆さんと較べたら、大したヒカルファンとは言えません。CDもその内買いたいと思ってますが、今は一枚も持ってませんし。いずみが熱心なファンだから、最近になって私もヒカルファンの仲間入りさせてもらいました」
 話が長くなっても、彼女の声から受けた印象はさっきと変わらない。できるものなら、ずっとその声を聴いていたい。
 急に喉が渇いた。テーブルの冷水ポットから、僕はコップに水を注いだ。
 渡瀬さんが隣を振り返ると、いずみさんが口を開いた。
「実は私、先週の埼玉スーパーアリーナ初日に行く予定だったんですが、検査入院で行けなくなって、奈緒ちゃんに代わりに行ってもらったんだ」
「あのコンサートで本当のヒカルファンになりました」
 いずみさんの話に、渡瀬さんはそう続けた。
 僕は口に含んだばかりの水を危うく吐き出す所だった。渡瀬さんも僕と同じく、埼玉初日と二日目をレンチャンしていたなんて。
「私たちも埼玉の二日目に行ったよ」
 明菜ちゃんの発言だった。 
「私はあそこへ二日連続で行きました」
 その言葉を聞いた明菜ちゃんは、はっとしたように目を見開き、渡瀬さんの顔をまじまじと見詰めた。
「渡瀬さん、ひょっとして最近髪を切りましたか」
「ええ。先週末に自分で少し切ってみたら変になっちゃったから。思い切ってベリーショートにしようと思って、次の日、美容院に行きました。美容師さんに任せたら、ベリーショートとは少し違ったみたいだけどね」
 ショートヘアで、毛先を跳ねる感じにカールを利かせているから、細いうなじと、なだらかな肩への曲線が露に見えている。そのせいだった。あの人のイメージと、目の前に居る渡瀬さんが違って見えた理由は。今にして思えば、あの時の渡瀬さんは肩まで髪がかかっていた。
 明菜ちゃんがどうしてそんなことを訊いてみたか、僕は一瞬で理解した。
 渡瀬さんと誠君の二人だけが、明菜ちゃんの質問の意図を理解していなかったようだ。
 いずみさんは明菜ちゃんを凝視している。
 明菜ちゃんは二つ目の質問をした。
「二日目の方ですが、ステージと反対側、つまり一番後ろの特別席みたいな所に居ませんでした」
「三〇〇レベルのことですか」
「そこです。一番左奥の一番後ろ」
「二日目は確かにそこでした。それがどうかした」
 渡瀬さんは余りに無頓着だ。笑ってはいなかったが、不審に思っているようでもない。ヘアスタイルのことも観覧席のことも、明菜ちゃんの占いかゲームの一種とでも思っているみたいだ。
 落ち着かなかった。明菜ちゃんは、あの人と渡瀬さんが同一人物と確かめた後で何を言うつもりなのか。
 二人のやり取りを、明らかにおもしろがっている人が居た。いずみさん一人だけが、楽しそうに笑みを浮かべている。対比して、不愉快そうに見えたのが誠君だった。
「おしゃべりな若い男の人が一緒でしたか、もしかして」
「ええ、そういうヤツとね」
 渡瀬さんは何がおかしいのかくくくと笑った。
「私達多分、渡瀬さん達の隣の席だったと思います」
 明菜ちゃんは窓際の渡瀬さんを、左対角線上に見詰めた。強い視線ではなかったが、反応は見逃さないと云う感じだ。
 渡瀬さんは漸く質問ゲームの意味を理解したようだ。明菜ちゃんの視線を受け止めていた渡瀬さんは、不意に窓の外に目をやった。何か凝っと考え込む様子を見せている。
 僕は渡瀬さんの白い左横顔を見詰めていた。あの時のことが蘇って来る。ぼんやりし出した途端、横顔は僕を向いた。何かを問われた気がした。
「あの時はごめんなさい」
 明菜ちゃんに謝ったのか、僕に対してなのか、それもよく分らなかった。
「いいえ、別に」
 明菜ちゃんの声に冷たい響きは無かった。
 渡瀬さんは明菜ちゃんに謝ったのか……
「でもどうして」
 明菜ちゃんは聞こえない程小さな声を出した。僕は明菜ちゃんに目をやった。
 誠君は渡瀬さんを見詰めていた。その視線は僕へと移って来た。さっきよりもずっと強い視線。彼も二日目の記事を読んでいた。
 いずみさんの目はぐるりと一周した。笑みは消えていたが、不安そうな様子は見られない。
「どうしてかな」
 渡瀬さんも小さな声を出した。今度も自分に対して問われた気がした。しかし、それは僕が一番知りたい疑問だった筈だ。渡瀬さん自身にも理由が分らないなんて……
「気持ちが通じたんじゃない」
 いずみさんがそう言った。
 明菜ちゃんは怪訝そうな目でいずみさんを見た。
「そんな感じかな……」
 渡瀬さんが呟いた。僕は沈黙を保っていた。
「円城寺さんは、どうしてそう思うの」
 明菜ちゃんの目は寂しそうだ。
「二人共、前日からヒカルちゃんのことを心配していたんだから、同じ気持ちになっていても不思議じゃないでしょ」
 いずみさんが答えると、渡瀬さんは僕を凝視した。
「西田さんも二日続けてあそこへ行ったんですか」
「ええ」
 渡瀬さんは椅子を戻して腰掛けた。外を見た横顔は暫く動かなかった。
「円城寺さんの言う通りなの? 渡瀬さん」
 明菜ちゃんはまだ諦めてなかったらしい。強い口調ではなかった。寧ろ悲しげな気配すら感じられた。悪い予感がした。明菜ちゃんを止めるべきだったかも知れないが、僕は答を知りたかった。
 横顔はすっと正面を見せた。澄み切った目は、明菜ちゃんではなく僕に向けられている。渡瀬さんは口を開いた。
「チェロ演奏の時、前の日もヒカルちゃんは苦しんでいたけれど何とか歌い切った。でもあの日は高い音が全然出せなくて、声を一オクターブ下げてしまった。私は何故かあの時安心したの……」
 渡瀬さんはそこで少し間を取った。
 いずみさんの表情に曇りが見えた。
「二曲目も下げて、三曲目も下げた。無理をしないでと私は祈っていた。ヒカルちゃんは『私に時間を下さい』って宣言した。奥へ引っ込んだヒカルちゃんは中々出て来なかった。このまま中止になるかと思った。その間、私の連れは酷いことを言ってたけれど、最初からアイツの話なんか聞いてなかったから、その時も全然気にならなかった」
 再び間を取った渡瀬さんは、僕から視線を外した。
「でも左の席の人は、拳を固く握り締めていた」
 僕のことだった。明菜ちゃんもいずみさんも僕を見た。誠君の視線は色々な所を彷徨っていた。
「この人は私の連れの男に対して、ひどく怒っていると思った。その時はただそう思っただけで、何かしなくちゃ行けないとまでは思わなかった」
「あの悪口を止めてくれたら良かったのに」
 明菜ちゃんは、隣に居ても中々聞き取れない位小さな声でそう言った。
「ヒカルちゃんは到頭出て来た。なんでそんなにも頑張るのって思った」
 この時、渡瀬さんは眉間に皺を寄せていた。
 いずみさんは下を向いた。
「それからのヒカルちゃんは凄かった。どうしてあんなに歌えたんだろう。本当にびっくりしたよ」
 笑って見せた渡瀬さんの顔に、悲しいものが見えた。
「段々と嬉しくなって来た。アンコールの時には、ヒカルちゃんが晴れ晴れとした顔をしているように見えた。本当は遠くて見えなかったけれど、そんな風に見えた。光が燦燦と照らしていた。あの光と紙吹雪の中で、ヒカルちゃんが神々しく輝いていた」
「僕はあの時、イエスの復活を想像した。ヒカルが神様の祝福を受けているように見えたんだ。キリスト教徒じゃないのにね」
 気持ちを抑え切れず、僕は到頭口を開いてしまった。
 渡瀬さんの視線が僕に戻って来た。僅かだが、あの時の光に似たものが見えた。
「自分が目にした奇跡を共有する人が、他に居ないかと私は周囲を探した。それで左を見たの」
 僕の脳裏にあの光に満ちたステージと、水色と黄色の紙吹雪の中で、何かを成し遂げた満足感に輝くヒカルの笑顔が鮮やかに蘇った。その笑顔は僕が直に見た記憶なのだろうか。それとも僕が想像したものなのだろうか……
「その人は涙を浮かべていた。私と同じ奇跡を見ていると思った。気が付いたら私はその人の手に触れていた」
 僕にはその気持ちが理解できたが、誰も何も言わなかった。
 理由も何となく分る。僕だって文学的表現のつもりだったから書くことができたが、同じことを友人や知人の前で、真面目に口にすることはできないだろう。恐らく笑われるか、気味悪く思われるだけだから。この現代日本で、奇跡の話をまともに信じる人なんて居やしない。
 渡瀬さんに見詰められ、僕も見詰め返していた。この瞬間の二人
は、誰にも理解されないと云う点で周囲から阻害されていた。
 明菜ちゃんは俯いて、何も言わなかった。
 結局、渡瀬さんの自己紹介は気まずい雰囲気のまま終了し、奇跡をテーマとする短い雑談の後で、フリートークが暫く続いた。
「じゃあ次は、ヒカルちゃんクイズをやってみませんか」
 いずみさんが、用意していたプリントを配った。
 淀んだ空気が一掃される訳も無かったが、ヒカルのクイズが始まると、皆で盛り上げようと云うムードになった。不思議なことに、その時一番はしゃいだのは、明菜ちゃんと渡瀬さんだった。
 「ヒカルファンの集い」は、最後は和気あいあいとした感じで終了したが、いずみさんの本当の目的は何だったんだろう。
 駅までの帰り道、明菜ちゃんはどうでも良いことを喋り続け、僕は曖昧に相槌を打っていた……★★★



++++++++以下次章へと続く+++++++++




テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

蒼井優Magazine 12/27 Thu
 No.38 [ay712~716]

女優、Birthday:1985.8.17, 22歳、動物占いは狼、A型、出身地福岡県、160cm、趣味:ミュージカル鑑賞、ビデオ鑑賞、空鑑賞。特技:クラシックバレエ(2歳から継続中)、タップダンス、ピアノ。


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テーマ:蒼井優 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「顔」
(1999年 / 日本 )
■ おもしろかった! ★★★★
 切っ掛けは天才女優の蒼井優ちゃんが、当時好きな映画の一つとして上げていたからだ。それにしてもあの若さでこんな映画が好きだとは! 年齢を10位サバ読んでない? そんなわきゃねぇ(笑)
 坂本監督お得意のうらぶれた世界観。藤山直美演ずる正子が妹を殺す動機描写はお見事! 牧瀬里穂も中々の演技だ。 そこから神戸震災が起きたり、逃亡者となった正子の心理の陰陽が手に取るように描かれた。覚悟した時に起す行動がユーモラスで、こんな心理状態も有だと感じた。
 最近では「亡国のイージス」を30分位でリタイアしてしまったが、坂本監督にはスケールの小さな世界を細かく描いてもらう方が良いと個人的に考えるが、どうでしょうか(笑)


●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

上戸彩Magazine 12/26 Wed
 No.44 [ua685~689]

女優・歌手、Birthday:1985.9.14, 22歳、東京都出身、動物占いは黒ひょう、乙女座、O型、162cm、趣味はテニスと料理。


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 波打っていたり裏が透けていたりして見苦しい写真の多くは、少年誌など薄くて質が悪い紙面に掲載されたものだと思います。
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テーマ:上戸彩 - ジャンル:アイドル・芸能

オリジナル恋愛小説「君という光が」第17回ー長編全70〜90回程度
[第17回「君という光が」: 登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去にトラウマがありそうだ。

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。




++++++++++これより本編+++++++++++



[  僕たちは中山病院四階、外科病棟のナースステーションで、お見舞い者ノートに記名した。直ぐ上段に渡瀬奈緒美の名があった。揺るがない筈の気持ちは既に揺れ始めた。★★★ ]
 左側の右カーブした廊下を進んで行くと、突き当たりにある談話スペースで人影が一つ立ち上がるのが見えた。
 背の高い女が一人、手を振って小走りに近寄って来る。
 残った二人もその場に立ち上がった。一人は小柄な女で、もう一人は背の高い男だ。
 やって来たいずみさんは、先ず明菜ちゃんに挨拶をした。
 返した挨拶で明菜ちゃんが、いずみさんに対し改めて好印象を持ったことが分った。いずみさんは中々の社交家だ。
 誠君と並んで小柄に見えた女は、合流してみると一六二センチの明菜ちゃんと変わらなかった。
 談話室で腰掛ける前に、いずみさんがそれぞれの名前だけを一通り紹介した。
 今日のいずみさんは、七部袖のカットソーと緩めのジーンズだ。真夏にしては露出は少な目だが、相変わらず病人には全く見えない。タッパがあるので、緩めのジーンズでもすらっと見える。
 一昨日は上下紺色ジャージだった誠君も、今日は彼なりにおしゃれして来た様子だが基本的に動き易さを重視しているようだ。
 黒の細身の綿パンはストレッチ素材。ベルトはインディオ風で、数色の紐を編み込んだものだ。足元はアディダスの黒いスニーカーで決めている。上の方は、Tシャツにタンクトップを重ね着して、色はダーク系で統一していた。
 ジャージの時には気付かなかったが、撫肩に見える肩の筋肉はよく発達しているようだ。袖から覗く腕は見るからに強靭そうで、今年の早春まで、彼が中学生だったとはとても思えない。
 僕は何となく、誠君に威圧されているような気がした。
 正式な紹介がまだ済んでないあの人に、直に目を向けることはできなかったが、いずみさんを見る時に、僕は知らず知らず盗み見をしていた。
 渡瀬さんはあの日、とてもカラフルで個性的な服を着ていた。市販されているようなものとは、雰囲気がどこか違っていたことを覚えているが、今日の服装からはむしろ大人しい印象を受けた。
 トップスは、あまり目にしない斬新なデザインだが、色使いは押さえられている。美大生という事を考えれば、自分自身か友人によるオリジナルデザインと云う可能性も大きい。ボトムスは黒いミニスカートで、これはかなり普通っぽい印象だ。
 今日は衣服よりもヘアスタイルの方が気になった。
 毛先が外側に跳ねた瑞々しいショートヘアで、渡瀬さんにはよく似合っていた。軽快な服装ともマッチしている。それでも僕はどこと無く違和感を覚えた。
 全体を捉えて見た所、ミニスカートから露出した脚は、気持ち良く伸びていてとても綺麗だ。脚フェチの僕は、下の方を見過ぎないよう十分に注意を払った。
 美脚と比べて、渡瀬さんの上肢は単純に美しいとは言い切れない。長い腕は一見して細く感じるが、二の腕など寧ろ強靭に見える位だし、肘から先の前腕も女性的な弱さなどは感じさせない。細い手甲と長い指先は男性的とまでは言わないが、ごつごつと節くれだって見える。その外では大き目のリストバンドが目に付いた。
 あの日とても柔らかで繊細な優しさを感じたあの手と、このごつい印象を与える手は果たして同じものなのだろうか……
 一度渡瀬さんと目が合ったが、僕から目を逸らしてしまった。
 顔が小さいせいか、黒目勝ちの目は大きく見える。ちょっと見には、いずみさんより年下に見える位なのに、ふとした表情が異常に大人びていた。
 この一週間位、僕が勝手に育て上げたイメージと、目の前の渡瀬さんはかなりの点で相違していたが、神秘的な印象だけはあの時のままだった。
 いずみさんが『ヒカルファンの集い』について、簡単な趣旨説明をしてみせたが、僕は全く信じなかった。
 それぞれが二言、三言の挨拶を交わした中で、渡瀬さんは微笑むだけだった。
 いずみさんの提案に従って、僕らは病院最上階のラウンジへと場所を移すことにした。トップラウンジには既に多くの利用者がいたが、運良く線路の見える窓側にテーブル席が一つ空いていて、僕らはそこに陣取った。隣のテーブルまでは、ゆったりとスペースが取られていて好感が持てる作りだ。
 五人中四人はコーヒーか紅茶をオーダーしたが、誠君だけが大盛りのカツカレーライスを注文した。
 ガラス面積が広く眺望は十分だったが、ゴミゴミした地域に建つ病院からは眺めたいものは中々見つからない。防音対策はしっかりしていて、直ぐ側の線路を列車が通り過ぎた時も騒音はさほど気にならなかった。会話するだけならここは申し分ない環境と言える。
 注文の品が来るまでの間を利用して、僕たちは順々に自己紹介することにした。
 幹事役のいずみさんが口火を切る。主に初対面の明菜ちゃんへ向けてのものだろうが、誰もがそんな様子を微塵も見せなかった。
「円城寺いずみ二一歳です。いずみは平仮名で、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科二年生。隣に居る奈緒ちゃんとは同級生よ。ヒカルファン歴は、中二からで七年になります。『ファーストラブ』でMステに初めて出た頃かな」
 明菜ちゃんが口を挟んだ。
「あ、おんなじ。私もあの時、ヒカルちゃんのトークがおもしろくてファンになったんだ」
「『HEY!HEY!HEY!』の時なんか、ぶっちゃけトークでびっくりしたよね」
「したした。帰国子女だって言うし、凄いCD売上でどんな人かと思ったら全然普通ていうか、超一般人ぽくてまじでびっくり」
(明菜ちゃんの超の字は、一般人を超えていると言う意味ではなく、単なる強調として使っただけだが、僕自身が小説を書く時には使わない方が良いだろうな)
「話っぷりは普通ていうか、かなり変わってたよね」
(『普通ていうか』は、要らないよな)
「変わってた〜 喋り方ちょっと変だし。でも全然気取ってなくて凄く良かった」
 明菜ちゃんといずみさんは、もうすっかり仲良しになったみたいだ。同じ人が好きだというだけで、こんなに意気投合してしまうものなのか。年齢が近いと云うこともあるのだろう。
 注文した飲み物とカレーライスが運ばれて来た。誠君の食べっぷりがあまりに豪快で、暫しの間皆で見蕩れてしまった位だ。
 うまそうだねと、僕は思わず右対角線上の誠君に声を掛けた。
「ここのカレー、ぴりっと辛くてバカウマっすよ。今度食べてみたら良いっすよ」
 優しい響きの声も、優しい眼差しも相変わらずで、背も高いし、きっと女の子にもてるだろう。談話スペースで受けた、あの威圧感はすっかり消え失せていた。
「じゃあ、次は私が自己紹介しますね。なかしまあきな二十歳です。来月二一歳になります。中島美嘉と同じ字で同じ読み方ね。あきなは明るいに菜の花の菜です。大抵なかじまって呼ばれますけど」
 恥ずかしながら、僕も知らずになかじまさんと呼んでいた。
「中島美嘉ちゃんと、切れ長の目が似てる」
 いずみさんの発言で、明菜ちゃんはふっと笑った。この笑顔が僕は好きだ。
「ありがと。似てるって言われると少し嬉しい。高校卒業後はフリーターしてて、今は稲毛駅前のセブンイレブンでバイトしてます。西田さんはそこの先輩です」
「中島さんと西田さんは付き合ってるんですか」
 唐突で不躾な質問は、カレーを平らげた誠君からだった。無邪気なだけに一概に責める訳にも行かない。
 明菜ちゃんは確かめるように僕を見た。
「中島さんとは交際を始めたばかりです」
 自然な感じでそう答えた。
 明菜ちゃんが嬉しそうに見えたのは、僕の思い込みだろうか。
 誠君までが嬉しそうに、いずみさんと渡瀬さんの顔を見た。
 終始笑顔を見せてはいるが、渡瀬さんはここまで何も発言していなかった。コンサートの時もそうだった。元々彼女は寡黙な人なのだろうか。あるいは、この集会のことを、今日いずみさんから突然知らされたとしたら……初対面の人が二人も居るんだし、喋らない方がよっぽど自然かも知れない。残念ながら、僕の事も誰だか分らないようだ。だからこそ僕は平静を保っていられる。
 結局、明菜ちゃんのヒカルファン歴は、いずみさんと同じだった訳だが、ファーストアルバムを買う為に、お母さんに家事手伝いを申し出たら、一週間こき使われたと云うエピソードを披露した。
 注意して見ていると、誠君の視線は、渡瀬さんの辺りを行ったり来たりしているようだ。ひょっとして彼は、姉の友人でかなり年上の女性に恋しているのかも。女の心理よりは、男の気持ちの方が僕には遥かに分りやすく、暫くするとそれは確信に変わった。
 場の雰囲気に慣れて来たのか、渡瀬さんが明菜ちゃんの話に軽い突っ込みを入れた。
 笑い声以外で渡瀬さんの肉声を初めて聴いた。その声は澄み切った音質で癖が無い。多分聞きなれてないから、そう感じたと思う。聴き分けができた時には、個人の音質傾向や発音の癖を、整理して記憶している筈だ。理屈を言わなければ、渡瀬さんの声はとても心地好かった。こんな声をしていたのか……
「あの、西田さん」
「え」
 自己紹介の順番が、僕に回って来ていたらしい。真向かいで動く口許を、迂闊にも見詰め過ぎた。渡瀬さんは心なしか顔を赤らめているようだし、誠君の強い視線も感じた。二人の真ん中で、いずみさんは薄笑いしている。
 右隣の明菜ちゃんには、僕の視線がどこにあるか分らなかったと思う。それだけがせめてもの救いだったが、かなり焦っていた。
「ぼ、ぼくは西田智也です。二四歳です。し、仕事は二年前に辞めて、今はアルバイトと株式投資をしてます。バイト先は地元のセ、セブンイレブンです。ええと、あ、後は何でしたっけ」
 いずみさんは口許を隠し、小刻みに顔を震わせているし、明菜ちゃんからは「ヒ、ヒカルファン歴よ、て、店長代理!」と冷やかされた。
 一つ深呼吸してみた。そう、落ち着いてゆっくり話そう……
「僕がヒカルファンになった切っ掛けは、自宅の近所にある書店で立ち読みしていた時です。僕の知らない歌が流れて来ました。歌っている女の人も全く知りませんでした。メロディの初っ端から一発で気に入りました」
 どもって失敗した失点を、取り返そうと思った訳ではなかったが、僕は小さな声で歌った……
「♪七回目のベルで受話器を取った君♪」
 皆が呆気に取られたように僕を見る。直ぐそこで止めた。
「その歌が『オートマチック』でした。凄く良い歌だった。僕は高校二年生だったけど、ヒカルが自分より年下の女の子と知った時は、またびっくりしました。負けちゃいられないなって」
「西田さんも歌手になろうと思ってたの? 歌巧かったよ」
 いずみさんからの冷やかし……彼女は恐らく僕がなりたかったものが何か分っていて訊いている。
「小説家になろうと思ってました」
「すごい! 高二で小説家の夢ですか」
「中学生の頃から思ってました」
 恥ずかしくて声が小さくなった。
 思いがけずトイメンの渡瀬さんから質問が出た。
「西田さんは、今も小説家を目指しているんですか」
 顔から火が出そうになると云う状態を、僕は身を持って初めて知った。
 暫く休んでいたが、最近また書き始めていると答えた。
 渡瀬さんの視線が遠くなって行くのが分った。
 いずみさんの顔に影が差した。
 いずみさんは手をぱんと叩いて、左側の少年の手を触った。
「じゃあ次は、まこちゃんね」
 少年は、僕は良いよと慌てて手を振った。
「ダメ! 順番なんだからね」
 いずみさんは、嫌がる少年の腕を肘で突付いた。
 少年は肘鉄を避けるように腕を引き、渋々立ち上がった。起立して自己紹介するのは彼が初めてだ。
「俺、いや僕は円城寺誠。十六歳、高一。身長一八二、体重七五キロ。ヒカルファンの姉貴の影響で、いつもCD聴いてます。ヒカルのホームページや『ヒカルの間』もチェックしてます……終わり」
 誠君も人前で話すのは苦手のようだ。普段優しい低音がやや上ずっている。
 確か、いずみさんは『ヒカルの間』を観ていた筈だが、誠君もあそこの常連なのか。★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++




テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

宇多田ヒカルMagazine 12/25 Tue
 No.40 [uh637~641]

歌手(シンガーソングライター)、Birthday:1983.1.19, 24歳、動物占いは黒ひょう、A型、158cm、ニューヨーク州出身、趣味は読書、特技:パソコンの早打ち、テトリス、我慢、人の考えを読むこと。


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テーマ:宇多田ヒカル - ジャンル:音楽

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「武士の一分」
武士の一分 (2006年 / 日本 )
■ 役者が揃ってるし、決闘シーンもその後も良かった! ★★★★
 キムタクが良い演技しててびっくりした。壇れいも良かったし、笹野高史が抜群に良かった。下手な役者を一人も見つけられなかった(笑)
 決闘シーンはリアルで好きだ。特に武士の一分を通した後の心情が普通っぽくて気に入った。途中で気になったのは突然の雷位かな(笑)見て良かったと思える作品!


●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

堀北真希Magazine 12/24 Mon
 No.39 [hm612~616]

女優、Birthday:1988.10.6, 19歳、動物占いはゾウ、てんびん座、B型、160cm、出身地東京、特技ピアノ。


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テーマ:堀北真希 - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさ シングルCDコレクションNo.22 『VACATION』
「VACATION」(ユニット名「朝倉いずみwithナースのお仕事」でリリース)・・・2002.4.24発売avex tune、c/w=VACATION,VACATION、東宝「ナースのお仕事 ザ・ムービー」主題歌、AVCT-30053、当時25歳。
・売上枚数:5,000枚以上。オリコン最高位:72位 登場回数:2回

作詞 漣健児、CONNIE FRANCIS、HANK HUNTER、GARY WESTON
作曲 CONNIE FRANCIS、HANK HUNTER、GARY WESTON
編曲 小西貴雄


★シングル22作目は、映画「ナースのお仕事 ザ・ムービー」主題歌なれど屈辱の5千枚に留まる。
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■この時期の主な活動:
2002年
・2/6、シングルCD第21弾『ヒトミノチカラ』発売.
・★4/27、シングルCD第22弾『VACATION』発売.
・5.11東宝映画「ナースのお仕事THE MOVIE」
・7〜9CX「ナースのお仕事4」
・8/21、シングルCD第23弾『Love Potion』発売.
・9/19、DVD-BOX(全5巻)「ナースのお仕事1」発売.
・9/19、DVD「ナースのお仕事スペシャル」発売.
・10/17、DVD-BOX(全4巻)「ナースのお仕事2」発売.
・11/20、DVD-BOX(全4巻)「ナースのお仕事3」前半1クール分発売.
・12/18、DVD-BOX(全4巻)「ナースのお仕事3」後半1クール分発売.
・12/18、ビデオとDVDー東宝映画「ナースのお仕事THE MOVIE」発売

テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさMagazine 12/23 Sun
 No.83 [ma916~920]

女優・歌手・モデル。東京都出身、Birthday:1976.12.5, 31歳、動物占いはペガサス、いて座、A型、170cm


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テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 ウィンブルドン] No.11 Sun
 2005年6月〜7月Wimbledon= ウィンブルドンのマリア 第11弾! (戦績:last 4 当時18歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

観月ありさ シングルCDコレクションNo.21 『ヒトミノチカラ』

「ヒトミノチカラ」・・・2002.2.6発売avex tune、c/w=すべては風の中で、ヒトミノチカラ、テレビ東京「ヒカルの碁」エンディングテーマ、AVCT-30051、当時25歳。
・売上枚数:15,000枚以上。オリコン最高位:33位 登場回数:3回

作詞 森浩美、作曲 高見沢俊彦、編曲 上野圭市


★シングル21作目は、前作から1年半振りのリリースとなった。
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■この時期の主な活動:
2001年:
・1/17、「ナースのお仕事3」VIDEO全8巻中5〜8まで発売。
・4〜6CX「私を旅館に連れてって」
・10.4CX「世にも奇妙な物語・秋の特別編:奇跡の女」

2002年
・★2/6、シングルCD第21弾『ヒトミノチカラ』発売.
・4/27、シングルCD第22弾『VACATION』発売.
・5.11東宝映画「ナースのお仕事THE MOVIE」
・7〜9CX「ナースのお仕事4」
・8/21、シングルCD第23弾『Love Potion』発売.
・9/19、DVD-BOX(全5巻)「ナースのお仕事1」発売.
・9/19、DVD「ナースのお仕事スペシャル」発売.
・10/17、DVD-BOX(全4巻)「ナースのお仕事2」発売.
・11/20、DVD-BOX(全4巻)「ナースのお仕事3」前半1クール分発売.
・12/18、DVD-BOX(全4巻)「ナースのお仕事3」後半1クール分発売.
・12/18、ビデオとDVDー東宝映画「ナースのお仕事THE MOVIE」発売


テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさMagazine 12/22 Sat
 No.82 [ma911~915]

女優・歌手・モデル。東京都出身、Birthday:1976.12.5, 31歳、動物占いはペガサス、いて座、A型、170cm


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Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 ウィンブルドン] No.10 Sat
 2005年6月〜7月Wimbledon= ウィンブルドンのマリア 第10弾! (戦績:last 4 当時18歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「ただ、君を愛してる」
ただ、君を愛してる (2006年 / 日本 )
■ 佳作。映像が美しい。 <ネタバレ> ★★★
 マコトがあまりに鈍感すぎて、こんな男いないだろと思った。途中で観るのを止めようとしたが、彼の皮膚病?を思い出した。常用する塗り薬の匂いが彼の強いコンプレックスで、他人と深く接近することを避けさせている訳だ。
 その無意識の壁がシズルの恋心を気付かそうとさせない。初めて強く意識した時シズルは去った。
 恋の擦れ違いは定番だが、ここは巧かった。何度も出て来る切り通しと、その先にある池と緑が美しい。手紙を使ったネタは最近良く見るが、上手に使われていて感動した。シズルが成長した姿の見せ方は巧い。


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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。


テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

浜田翔子Magazine 12/21 Fri
No.35 [hs629~630;hs752~754] (今夜はハマショーの『夜遊びメールバトル 金曜』ですよ!)
『浜田翔子』…通称ハマショー。

マルチタレント、京都府出身、Birthday:1986.1.1, 21歳、動物占いはチータ、157cm、
 レースクィーン、グラビア、写真集、イメージDVD、Vシネマなどで活躍中。アバンギャルド所属タレント。
 2006年に映画主演とCDデビューも果たした。バラエティなどTV出演も増えている。今年からは新宿ルミネで吉本新喜劇にも出演中! 2007年10月ファーストCDアルバム発売!


 毎週金曜日の深夜、正確には土曜日の午前0時から朝5時までインターネットTV「あっとおどろく放送局」の
『夜遊びメールバトル 金曜』[←クリック&ジャンプ]に出演中。
 午前1時台の1時間だけは別の番組が挟まりますが、正味4時間近くあなたのメールなどを読んだりして、ずっとおしゃべりしてくれますよ!

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オリジナル恋愛小説「君という光が」第16回ー長編全70〜90回程度
[第16回]
[あらすじ] 前回から省略しています。

[登場人物紹介]
※年齢は全て、ヒカルの2006年8月18日の埼玉二日目コンサートの時点を基準にしています。

ヒカル: 23歳、日本を代表するR&Bシンガーソングライター。全米にも進出中。宇多田ヒカルのイメージをそのまま重ねていただければ結構です。このストーリィには直接関係しませんが、主要人物に対する心理的影響は大きなものがあります。

西田智也: 24歳、フリーター、ネット投資家、早稲田大学文学部受験に2年連続失敗し、日大文学部中退の過去を持つ。バイト先の中島明菜と交際を始めたばかり。ヒカルのコンサートで渡瀬奈緒美と邂逅する。コンサート記事を書いたことにより、円城寺いずみからメールが送られて来た。

渡瀬奈緒美: 23歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、円城寺いずみと親友、藝大受験を5年連続で失敗し、4年間の浪人生活にピリオドを打って多摩美に入学した苦い過去を持つ。ヒカルのコンサートで西田智也と邂逅する。

中島明菜: 20歳、フリーター。バイト先で西田智也と出会い、ヒカルのコンサートで初デート。何かの拍子に自分のことを『ボク』と呼んで落ち込むことがあるが、過去にトラウマがありそうだ。

円城寺いずみ: 21歳、多摩美術大学グラフィックデザイン科2年生、渡瀬奈緒美と親友。入院中。西田智也と渡瀬奈緒美を交際させようと画策するが…

円城寺誠: 16歳、高校1年生、円城寺いずみの弟、ブラジリアン格闘技修行中。

西田智彦: 53歳、西田司法書士事務所所長、智也の父。子どもっぽく責任感が薄いので事務所の使用人からも嫌われている。
西田典子: 52歳、西田司法書士事務所経理担当、智也の母。




++++++++++これより本編+++++++++++



[  明菜ちゃんの土曜日の勤務は午前中だけだ。彼女さえ良ければ、一日休みの僕と、夜までゆっくり過ごせる筈だ。
「午後からなら良いよ」
 明菜ちゃんは二つ返事でOKした。★★★ ]

 明日どこへ行こうかと二人が話している時、『オートマチック』の着歌が流れ出した。明菜ちゃんに断って、携帯を尻ポケットから取り出してみると、ディスプレーは番号のみを表示している。
 少し前まで、女性の声の電話は、母とネット証券会社しか許さなかった僕の携帯は、最近になって明菜ちゃんの電話を受けることを覚えて、好い気になり過ぎたようだ。受話ボタンを押した途端、携帯は若い女の声を垂れ流した。
「西田さんですか」
「西田ですが」
 僕の不審な表情を見て、明菜ちゃんも怪訝な顔になる。
「いずみです。分りますか」
「ああ、円城寺さん」
 明菜ちゃんの前で、僕は曖昧な表情を隠せなかった。
「今大丈夫ですか」
「ええ、少しでしたら」
 後で掛け直す位言えなかった自分を僕は軽く呪う。声が小さくなったので、明菜ちゃんの目は怪訝度を増した。
「メール見ました。勝手過ぎてごめんなさい」
 明菜ちゃんをできるだけ見ないようにしたが、僕は今どんな顔をしているのやら。
「別に。それより電話番号教えましたっけ」
「もらった名刺にありましたよ」
 こちらの気も知らないで、電話の向こう側は笑っている。
 帰り際にパソコンで作った名刺を渡したような気がする。ああ確かに渡した。思い出して僕は後悔した。
「あの名刺ですか」
 いずみさんは本筋に戻った。
「私、自分の気持ちを押し付け過ぎて、西田さんの気持ちを考えませんでした。反省してます」
「いや別に……」
 僕の視線は、明菜ちゃんとコーヒーカップの間で、瞬間的に二往復した。
「単純に、ヒカルちゃんのことで、皆でお話できたらどうかと思うんですが。どうでしょう」
 断った方が良い様な気もしたが、僕には、好ましい女性相手に何かをはっきりと断る勇気が無かった。
「ええ、それなら良いと思います」
 目の前の明菜ちゃんに、会話の中身が筒抜けの様な気がした。当たり障りの無いことしか言えない。電話の相手は相変わらず勘が鋭かった。
「今隣に誰かいるでしょ。中島明菜さんかな」
「ええ、まあ」
 明菜ちゃんに目をやると、遂に二人の目が合ってしまった。
 明菜ちゃんは自分を指差し「私の事話してるの」と言わんばかりの目をした。僕はつい頷いた。
 明菜ちゃんは到頭聞き耳を立て出した。
「丁度良かった。彼女も誘ってみて下さい。中島さんもヒカルファンですよね」
 なんでこんな展開になるんだ! 断ったとしても、後で明菜ちゃんにどう説明して良いか分らなかった。もうどうにでもなれと云う気分だ。
「ええ、訊いてみます」
「明日土曜日の午後、また病院に来てもらえませんか。奈緒ちゃんも二時に来ることになっているから」
「明日ですか……」
 僕は顔を起して明菜ちゃんを見た。その顔は縦にも横にも動かない。いずみさんの声は聞こえてないらしい。
 明菜ちゃんは、僕の目を覗き込むようにして小さな声を出した。
「明日って」
「うん」
 僕は曖昧な返事をした。
 電話の向こう側には、明菜ちゃんの声が聞こえた様だ。
「可愛いらしい声」
「うん」
 これしか言えないのか……僕の弱気は、すっかり見抜かれたようだ。
「中島さんの土曜日の都合を、今訊いてみて下さい。ヒカルファンの集いなら良いでしょ、西田さん」
 明菜ちゃんに巧く説明する自信が無い。僕は直ぐ返事できなかった。
「この電話、中島さんと代わってもらえませんか。私からお誘いしてみます」
「今ですか」 
「もちろん今じゃないと代われないでしょ」
 なんて情け無い奴なんだ。僕は目の前の明菜ちゃんに、一言も言わず携帯を差し出した。
 携帯を受取った明菜ちゃんは一瞬の躊躇を見せただけで耳に当てた。女性達の方が僕よりずっと度胸がある。

「もしもし……」
(中島さんですか)
「はい」
(驚かせてごめんなさい。私、円城寺いずみと申します)
「いいえ別に」
(この前のヒカルのコンサート好かったみたいですね。私もヒカルちゃんの大ファンなんですよ)
「ヒカルのコンサート……ああ」
(西田さんのブログで、コンサートレポートを読んだんですよ。私も弟も、あと友達もみんな感激しちゃったんです)
「西田さんのブログですか」
(西田さんのブログ、観た事無いですか。ブログで小説も書いているみたいですよ)
「西田さんが小説を書くんですか!」
 明菜ちゃんは僕に、恨めし気な顔を見せた……

 僕には、いずみさんの声が全く聞こえなかったが、明菜ちゃんの話す言葉と、電話の後で明菜ちゃんから聴いた話で、この時の二人の会話を想像してみた。
「小説」以降も暫く二人の会話は続いたが、いずみさんの巧みな誘いによって、明菜ちゃんは『ヒカルファンの集い』と云うイベントの招待を受けた。
 必然的な流れで、僕はマイブログと小説のことを熱心に問われ、そんな趣味があって私に教えてくれないのは酷いと非難され、言おうとは思ったが、照れ臭くて言えなかったなどと、しどろもどろの言い訳を繰り返すばかりだった。
 住所氏名携帯番号の外に、ブログのURLとEメールアドレスを記載した、手作り名刺のことまで聴いたらしく、明菜ちゃんの正当なる要求に従って、僕はその一枚をうやうやしく差し出した。
「ここなのね。智也さんの小説が載ってるブログって。タイトル、カッコ良いね。帰ったら観に行ってみよ」
 明菜ちゃんは結局全然怒っていなかった。寧ろとても楽しそうだ。僕は、ヒカルのコンサートレポートの、特に二日目の記事を、明菜ちゃんが読みませんようにと心の中で祈った。
 マイブログの話題が一通り済むと、僕の怖れていた質問が繰り出された。
 いずみさんからのメールと、入院のお見舞いで昨日病院を訪ねたことの内、明菜ちゃんにとても話せない部分だけは何とか誤魔化しながらも、僕は一通り説明をしなければならなかった。
 僕と明菜ちゃんの二人は、明日の土曜日、午後から二人でデートする約束だった。それがまさに青天の霹靂ってヤツで『ヒカルファンの集い』と云う、目的の相当怪しいイベントへ招待され、いずみさんの病院まで明菜ちゃんを同行する羽目に陥ってしまった。
 明菜ちゃんと別れた後、バイトを四時から十一時まで勤めてから、家に帰ると二通のメールが僕を待っていた。
 一通は円城寺いずみからで、今日の電話に関する僕への謝罪と、奈緒ちゃんのことには全く触れてないから、安心してねと云うものだった。
 それで安心できる訳がないこと位、いずみさんにも分るだろうにと僕は恨めしかった。どうせならあの時、いずみさんから明菜ちゃんに対し、渡瀬奈緒美さんのことも説明してくれた方が助かったのに……
 それは虫の良過ぎる話だ。いずみさんには無理な話だと気が付いた。当たり前のことだが、渡瀬さんのことは、僕から明菜ちゃんにきちんと説明するしかないのだ。
 もう一通は、明菜ちゃんからの初めてのEメールだった。いつもの携帯メールを使わなかったのは、長文になることが始めから分っていたからだろう。
 文面は、僕が書いた短編小説に関する感想が主だったが、株式投資日記の謝罪文も読んだらしい。削除前にそれを読んでみたかったと、明菜ちゃんは記している。
 その外、ヒカルの埼玉初日のコンサートレポートに関するものもあった。あの日僕がヒカルの喉を心配していた心境が、話で聴いたよりもずっとよく分ったと書いている。
 文章の最後に、
「残念ですが、二日目の記事を読むのは明日以降になります」とあった。
 それを読んでほっとした。少なくとも明日の『ヒカルファンの集い』前に、明菜ちゃんが僕の不純と云うよりも、寧ろ純粋な動機を知ることは無くなった訳だ。後は明日の僕の対応次第か……
 僕は先ず、短いメールを書いて下書きフォルダーに保存した。
 次に長いメールを書いた……
 長いメールの最初は、小説の感想に対する感謝文だ。二つ目に、株式投資は今休止中であることを書いた。最後に、一緒に行ったコンサートで、ラスト三十分間をほったらかしにした理由に触れた。
 ヒカルの喉が初日よりもさらに悪化していたこと。その結果、数分間の中断騒動に繋がったこと。にも関わらず、再登場したヒカルが見事な復活劇を見せてくれたこと。それがイエスの復活と重なって見えたことなど、感激が大き過ぎたことを説明した。
 短いメールは、僕の心を翻弄する療養中の女性へ、長いメールの方は、僕のことをよく知ろうとしてくれる、健康な女性へ向けて送信した。
 二人の女性の共通点は二一歳前後の年齢だ。ぴちぴちの若さと、大人の理性を備えつつある魅力的な異性。二人の女性の相違点は、明菜ちゃんが比較的分りやすく、いずみさんは何を考えているのか分らないことだ。
 僕は元々、女性心理については基本的に疎い訳で、明菜ちゃんのことも漸く分り掛けて来たばかりだ。精神的成長期にある未熟な男児が、魅力的なだけに危険極まりない、小悪魔とも天使とも分らぬ二人のうら若き女性に加え、さらに底知れぬ神秘の美人をまじえて、謎の集会に参加しようなどとは、最早丸腰で魔物の潜む千尋の谷に飛び込む試練と変わる所が無い。危ういのは肉体や生命では無いが、精神的には絶体絶命、風前の灯火だ。
 度胸を欲するだけの小心者は、未知への冒険に対する大いなる恐れと、明日あの人に会えると言う小さくはない期待の間で、チャートの急上昇と急降下を数度繰り返し、思考回路はショート寸前だ。したがって、その夜僕が何時に眠りに落ちたのか、記憶の欠片も無い。

 土曜日午前中は明菜ちゃんの勤務がある。待ち合わせは軽食を兼ねて、店とは反対側の稲毛駅東口にあるドトールに決めていた。
 僕は正午丁度に来ていたが、十五分過ぎにやって来た明菜ちゃんの「待った」と云う挨拶に対し「今来たばかりさ」と答えた。僕はテーブルに読み掛けの文庫本を置いて、二人して注文カウンターへ行った。
 好きな女の子と一緒に食べると、スパイシーミラノサンドは一段と美味しかった。「幸せは最高のソース」僕が今思い付いた言葉だが、恐らく同じことを言った先人が何人も居る筈だ。
 直後、午後二時の不安が、裏返しの様に頭をもたげて来る。僕は口の動きを止めて、目前で展開される咀嚼運動を眺めた。
「そんなに見ないで! ミルクレープにしとけば良かった」
 口許をほんの一部だけ隠しながら、明菜ちゃんはジャーマンドックを頬張り続けた。異性の前で食べるには、いささか豪快過ぎる食品だが、案外と大きな口を開けて、いかにも美味しそうに食べるので、僕の不安は一時的に小さくなった。
 二人はそこで多少のおしゃべりをしてから、頃合を見て船橋に向った。
 行く途中、自作小説の話が出なかったことには正直ほっとした。新作を完成したら、真っ先に明菜ちゃんに読んでもらおうとの思いは、やぶへびになるので勿論伝えなかったが、この時僕は、あの人と再会しても、心は決して揺るがないと云う、根拠の無い自信が芽生えたことに気がついた。明菜ちゃんに対する気持ちは、好きよりも一段深くなっていた。

 僕たちは中山病院四階、外科病棟のナースステーションで、お見舞い者ノートに記名した。直ぐ上段に渡瀬奈緒美の名があった。揺るがない筈の気持ちは既に揺れ始めた。★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++





テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

蒼井優Magazine 12/20 Thu
 No.37 [ay707~711]

女優、Birthday:1985.8.17, 22歳、動物占いは狼、A型、出身地福岡県、160cm、趣味:ミュージカル鑑賞、ビデオ鑑賞、空鑑賞。特技:クラシックバレエ(2歳から継続中)、タップダンス、ピアノ。


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映画TVドラマ音楽DVDレビュー「蟲師」
蟲師 (2006年 / 日本 )
★★つまらないわけではないが…
 不思議な話…見終わった印象はそれしか無かった。何か勉強になったり、共感したり、感動したりなどしなかった。2時間を超える長尺にする必要があったのか、それも疑問だ。
 江角の台詞回しと発声が下手と言うか嫌いだ。ギンコが少年(少女?)を救うシーンは割りと好きだ。
 蒼井優ちゃんが中々出て来なかったが、虫を巻物に閉じ込める探幽はカッコ良かった。探幽とギンコの道行きシーンも悪くなかったが、二人の関係を最後の方で説明しただけみたいでやはり物足りない。


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●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。


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上戸彩Magazine 12/19 Wed

 No.43 [ua680~684]

女優・歌手、Birthday:1985.9.14, 22歳、東京都出身、動物占いは黒ひょう、乙女座、O型、162cm、趣味はテニスと料理。


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 波打っていたり裏が透けていたりして見苦しい写真の多くは、少年誌など薄くて質が悪い紙面に掲載されたものだと思います。
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オリジナル恋愛小説「君という光が」第15回ー長編全70〜90回程度
[第15回]
※あらすじは第13回分までで終了いたします。ここまで進んで(400字詰め原稿用紙に換算すると13回分で約195枚)途中から読み始める人もいないでしょうから(笑)

[第13回までのあらすじ]
 ヒカルファンサイトで大阪公演レポートに感激した僕は、ヤフオクで埼玉公演のペアチケットを入手した。バイト先の中島さんをコンサートへ誘ってみると、幸運にも2日目の金曜日ならOKとの返事を得た。
 埼玉スーパーアリーナへ行く途中、二人の会話は弾んだりぎくしゃくしたりしながらも進展した。
 300レベルの指定席では、遅れて来た隣のカップルの男がヒカル批判を声高に繰り返した。
 ヒカルはチェロとの共演で、喉の不調から上がるべき音を下げてしまい「2分間の中断事件」を起した!
 ステージに戻ったヒカルは奇跡の復活を遂げたが、フィナーレの「光」の時、右側の女が僕の手に触れた。女のことが気になり過ぎて、明菜ちゃんの気分を害したかも知れない。
 帰り道、明菜ちゃんの沈黙の原因は女ではなく、僕とあの男のケンカを怖れた為だった。
 途中下車して有楽町の居酒屋へ誘うことに成功したが、明菜ちゃんはあの人のことを「自分を捨てているように感じた」と言った。
 週末、僕は埼玉二日間のコンサートレポートを書きブログに載せた。
 月曜日には以前と変わらない明菜ちゃんの挨拶に物足りなさを覚えた僕は、火曜日には目も合わせようとしない彼女に戸惑った。原因はメールにあった。火曜日の夜に電話とメールで二人は仲直りしたが、同じ夜に円城寺いずみと名乗る女からもメールを受取った……ヒカルのコンサートで隣り合ったあの人を知っていると言うのだ。再会を期待して、僕は慎重に言葉を選びメールを返信した。
 母と話してみて僕は父が事務所のボーナスを遅配している理由を知った。株式市場へ集中できなくなっていた僕は、投資資金を引き上げ会計責任者の母に貸した。
 円城寺いずみから返信が来て、僕は思い切って船橋の中山病院に彼女を訪ねた……




++++++++++これより本編+++++++++++



[  突然、明菜ちゃんを誘ってはいけないと云う、強い観念に僕は襲われた。いずみさんの言葉のマジックに縛られたのかも知れない。こういうのを何と言うんだっけ……僕は朱川湊人の短編小説にも出て来た、言葉に宿る魔術的な力のことを思い出したが、それを表す言葉自体はいくら考えても出て来なかった……★★★ ]

 帰宅時刻は十一時半前後になる方が普通だが、その夜の帰宅は十一時十五分丁度だった。
 十一時の閉店時刻少し前からレジチェックを始めて、金の計算が合い、特に報告事項も無い時には、広岡さんへの引継ぎと、店の戸締りと、着替えを済ませ、寄り道せずにバイクで帰れば、その時刻に帰ることができる。雑念に溢れていた割には、順調な一日だったと言える。
 知人のブログを回遊後、メールチェックしてみると、期待した通り円城寺いずみからのものがあった。

『西田智也様
         円城寺いずみ

 今日はわざわざ病院まで来ていただきましてありがとうございました。
 大事な話の途中で弟が入って来て、中途半端になってしまってごめんなさい。それに弟の態度と来たらあんなで、大分気を悪くされたかと思いますが、誠はあれでも気の優しい子で悪気は無いのです。ただ姉の私から見ても、誠は若過ぎて純粋だから……
 本論に入りましょう。智也さんが本当に望むのであれば、奈緒ちゃんに紹介したいと考えています。
 奈緒ちゃんにはきっと智也さんみたいな人が似合うと思うし、あなたは奈緒ちゃんにとって必要な人になれると思います。何故私がそう思うかは、今は訊かないで。
 あの時も言いましたが、彼女ともしも交際するようになったら、他の人とは交際しないで下さい。絶対奈緒ちゃん一人に限定して下さいね。私の条件は今の所それだけです。まだ外にも色々あるんだけれど、二人が交際する前からあれこれ言ってもしょうがないですから……
 コンサートのお連れの方との交際が、今以上に進まないように祈ってます。もしあの人との交際がかなり進んでいたり、進めようとしているなら、このお話は全てお忘れ下さい。
 お返事はできれば早い方が良いな。
 それが良い返事だったら、なるべく早く奈緒ちゃんと会える様にセッティングしたいと思います。  』

 どうしたら良い。僕は一体どうしたら良いんだ。結論の出ないまま、明菜ちゃんとあの人の顔が、浮かんでは消え、消えては浮かんで来る。
 普通に考えれば簡単なことなのだ。明菜ちゃんはこの三ヶ月間、ずっと僕が付き合いたかった人で、それが今実現しようとしている。悩む必要なんか全く無い筈。それがどうだ。あの人の名前が渡瀬奈緒美と知って、その友達の円城寺いずみが二人の仲を取り持とうとしている。渡瀬さんは美大の二年生で、市川の真間に住んでいる。あの二人の間には何か秘密めいた香りが漂っている。うかつにも個人情報や謎めいたものに接したばかりに、僕は葛藤でがんじがらめになってしまった。
 いつの間にか僕は、始まったばかりの交際を、明菜ちゃんを傷付けずに終わらせるには、どうしたら良いかと考え始めていた。何故こんなことになってしまったんだ。
 魅力を感じなくなった訳ではない。寧ろ僕は明菜ちゃんを益々好きになっている。明菜ちゃんも、僕に好意以上のものを持ち始めているに違いないのだ。もてない男の代表だった筈なのに、どうして女の子を選ぶ立場になってしまったんだ。考えは堂々巡りを繰り返し、迷路の出口は全く見えなかった。
 店に居る時、思い出そうとして、どうしても思い出せなかったあの言葉を、僕は不意に思い出した。
『ことだま』確か言葉の「言」に幽霊の「霊」を組み合わせて、言霊と書いたっけ。僕はいずみさんに言霊を仕掛けられた……
 パソコン用の広辞苑によると、
『言霊とは、言葉に宿っている不思議な霊威。古代、その力が働いて言葉通り、事象がもたらされると信じられた』とある。
 さらに世界大百科事典を引いてみると、項目の前半の記述部分には、
『言霊……ことばに宿る霊の意。古代の日本人は、ことばに霊が宿っており、その霊のもつ力がはたらいて、ことばにあらわすことを現実に実現する、と考えていた。言霊という語は、《万葉集》の歌に、三例だけある。山上憶良の長歌に、〈そらみつ 倭(やまと)の国は 皇神(すめがみ)の 厳(いつく)しき国 言霊の 幸(さき)はふ国と 語り継ぎ 言ひ継がひけり〉(巻五)とうたわれ、《柿本人麻呂歌集》にも収める歌には、〈言霊の八十(やそ)の衢(ちまた)に夕占(ゆうけ)問ふ占(うら)正(まさ)に告(の)る妹(いも)はあひ寄らむ〉〈磯城島(しきしま)の日本(やまと)の国は言霊の幸(さきは)ふ国ぞま幸(さき)くありこそ〉とうたわれている。それらの歌によって、日本の国は言霊がはたらいて幸いをもたらす国である、といい伝えられ、そのような言霊のはたらきが信じられていたことがうかがわれる』とあった。
 こうして調べてみると、言霊は僕が抱いていた怖いイメージとは違って、好い意味でも使われているようだ。しかも元々日本は言霊が働いて、幸いをもたらす国であると伝承されていた訳だ。
 僕は言霊を描いた、朱川湊人の短編小説が気になって探してみた。それは『花まんま』と云う、短編小説集の中に収録された『送りん婆』の中にあった。
『いくまつの、ちとせももとせ、へにけむと』で始まる長い呪文を全文唱えると、聞かされた人は苦しむ事も無くあの世へ行くという、怖くて、限りなく心優しい物語。何も起こらないと信じてはいるが、怖くて怖くて呪文の全文を読むことなどできない。
 非合理なものを否定したい癖に、怖くて避けたい気持ちが僕の中にあるようだ。馬鹿馬鹿しい。言葉自体にそのような力がありえようか。ましてや、円城寺いずみが言霊使いである訳などないのに、自ら言霊と云う見えない力に僕は縛られている。無性に腹が立った。そして唐突に結論が出た。
 明菜ちゃんを諦めなければならないと言うなら、渡瀬奈緒美に会う必要など無い。傍に居る明菜ちゃんをこそ大事にすべきだし、そうしたい。この至極合理的な結論に疑問の余地は無い。僕は円城寺いずみに、次のようなメールを返信した。

『円城寺いずみ様
          西田智也より

 いずみさんのお気持ちはありがたいのですが、僕には荷が重過ぎるようです。僕は今付き合おうとしている、君に名前を言う必要も無いのですが、中島明菜さんを大事にしたいと思います。
 考えに考えた末、会いたいと云う気持ちと、現実に会う事は別のことだと思いました。渡瀬奈緒美さんのことは、僕の夢の中にそっとしまっておこうと思います。  』

 あれだけ悩んだことなのに、送信したらすっきりした。夏の一夜の夢の如く、邂逅は記憶の彼方へと消え行くだろう。
 三時過ぎに床に着いた僕は、朝遅くまでぐっすりと眠った。

 金曜日、朝十時過ぎに明菜ちゃんに電話した。お昼を津田沼で一緒に食べることになった。
 津田沼駅海側に、サンペディックと云うショッピングセンターがある。
 一階にある「揚州商人」と云うラーメン屋で、二人共『今月のお勧め』を食べた。
 ここの写真付きメニューは良く出来ている。特に二種類の月変わりメニューは中々良いアイデアだ。今月限りだと思うから、ついついそれを食べてしまう。次に来た時は食べ損なったラーメンを注文しようと思うのだが、その頃には月変わりメニューが新しくなっている。勿論月変わりのメニューが美味しいからこそ、僕は毎回罠に落ちてしまうのだ。
 津田沼にはあまり来ないが、同じ店が千葉市美浜区にもある。僕も明菜ちゃんも、違う場所の同じ店に嵌っていたことが分っておかしかった。
 今日は二人共午後三時過ぎまで遊べる。僕たちは駅の反対側にあるパルコへ移動した。
 明菜ちゃんの買い物に付き合った後、靴屋さんに同行してもらうことにした。三年間履き古したニューバランスのスニーカーを買い換えようと思ったのだ。
 探しあぐねていると明菜ちゃんが僕を呼んだ。
 明菜ちゃんは靴を試着していた。きゅっと締まった足首によく似合う、茶色の素敵なレザースニーカーだ。思った通りを僕は口にした。
 店員が同じ種類の男物を見つけ出して来た。彼が用意したものが、僕の足にぴったりだったので少し驚いた。そう言えば明菜ちゃんにさっきサイズを訊かれたっけ。価格は一万円弱。メジャーなブランドではないがリーズナブルだ。
「お揃いにしない」
 明菜ちゃんに微笑まれると、反対する勇気は無かった。
 靴には拘りがあったが、履き易そうだし、高くは無いし、足元のペアルックも悪くないと思い直しそれに決めた。
 似合うよと明菜ちゃんに褒められて、単純に嬉しかった。
 右足に履いた靴を紐までしっかりと結んで、足元を鏡で確認していた僕が、ふと目を上げると、ガラス越しに見覚えのある横顔が見えた。
 僕が目を止めたのは、店の前を通り過ぎて行くカップルの男の方だ。カップルは、背の高い中年男性と三十代前半に見える女性で、何やら楽しげに会話している。
 明菜ちゃんは、僕の視線の先を一旦追ってから僕を見た。
「どうしたの。智也さん」
「今親父が店の前を通り過ぎて行った」
「声掛ければ、私、中で待ってるから」
「今はまずいんじゃないかな」
 僕は通路の先を指差して立ち上がった。
 寄り添うように歩く二人は、普通の知人同士には見えない。無論、女の方は母ではなく、僕の見知らぬ人だ。
「親密そうね」
 答えずに僕は二人が角に消えるまで見送った。
 明菜ちゃんは、靴下だけの僕の左足を見ていた。
「人違いじゃないの。智也さん、そんなに視力が良い方じゃないでしょ」
「運転免許ぎりぎりのコンマ七位かな」
「じゃあきっと人違いだよ」
「そうだと良いんだけど」
「気になるなら追跡してみる」
「止めておくよ。折をみて親父に訊いてみる」
「その方が良いかな……」
 明菜ちゃんは歯切れ悪くそう言った。
 母が知ったら一体どうなるんだろう。今までにこんなことは一度も無かったから。
 事務所の仕事は毎日六時位には終るのに、取引先の銀行や不動産会社の人達の接待で、飲んで父が遅く帰るのはしょっちゅうだ。休みの週末にも、隔週で接待ゴルフに父一人出掛けてしまう。仕事だから仕方がないのかも知れないが、自分勝手とも思える父に対して、母はかなり寛容だった。
 もしも父の相手が取引先ではなく、さっきの人だったとしたら、母はどんな気持ちになるだろう。
 母は日中家を守って、主人の帰りを待つと云うような古風な女ではない。平日は友人と会っておいしいものを食べたり、千葉駅前や、時には東京のデパートまで遠征してショッピングしたり、イベントにも出掛けたりする。それでも平日の帰宅が六時過ぎになったことは無いし、ましてや父が在宅する週末に母が一人で出掛けた事など、僕の知る限り無い。
 近い将来に起こりうる修羅場を想像してはみたが、僕の考え過ぎと云う事もあるだろうし、今は明菜ちゃんとのことだけに集中しようと思い直した。
 靴屋のショッピングバッグを手に下げた二人は、残り時間を一階のコーヒーショップで過ごすことにした。
 僕はホットコーヒーを飲みながら、露出度が高いサマールックのうら若い女性に対し、明日の土曜日も会いたいと、目のやり場にも窮する事無く、かなり自然な感じでデートの申し込みをした。
 明菜ちゃんの土曜日の勤務は午前中だけだ。彼女さえ良ければ、一日休みの僕と、夜までゆっくり過ごせる筈だ。
「午後からなら良いよ」
 明菜ちゃんは二つ返事でOKした。★★★



++++++++以下次回へと続く+++++++++




テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

宇多田ヒカルMagazine 12/18 Tue
 No.39 [uh632~636]

歌手(シンガーソングライター)、Birthday:1983.1.19, 24歳、動物占いは黒ひょう、A型、158cm、ニューヨーク州出身、趣味は読書、特技:パソコンの早打ち、テトリス、我慢、人の考えを読むこと。


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テーマ:宇多田ヒカル - ジャンル:音楽

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「模倣犯」
模倣犯 (2002年 / 日本 )
■ 結構良い出来で楽しめる ★★★
 テレビに出たがる犯人の心理についてはどうかと思うが、そこまでは結構おもしろい。さすがに森田芳光演出だ。
 犯行動機が、育った環境に対する反発なのかサイコなのかが分かり難い。
 豆腐屋の親父を最後まで弄り回す心理については全く納得が行かないが、彼の孫と犯人の関係がちょこっとしか描かれてないので分かり難いのだろう。多分原作では濃密に描かれているものと思うので、読者向けに少し描写を省いたのかな。


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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

堀北真希Magazine 12/17 Mon
 No.38 [hm607~611]

女優、Birthday:1988.10.6, 19歳、動物占いはゾウ、てんびん座、B型、160cm、出身地東京、特技ピアノ。


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テーマ:堀北真希 - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさFC会報"LOVERS MAGAZINE 25"
観月ありさFC会報"LOVERS MAGAZINE 25"

★★★18号から先はテキスト化してないので全ページの写真を掲載します。但しp.22の”フレンズ”にはファンクラブ会員の住所氏名が記載されてますので除外します。p.23の”information”も同じ見開きページなので除外してますが、イベントグッズ等の残り物販売のお知らせなどで情報価値はありません★★★

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★私が所有するLOVERS MAGAZINEは26号までです。27号以降をお持ちの方はコメントにてご連絡下さい。買取または一時借用のいずれかで相談できればと思います。また何号でこれが終了したかご存知の方はコメント下されば幸いです。

テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさMagazine 12/16 Sun
 No.81 [ma906~910]

女優・歌手・モデル。東京都出身、Birthday:1976.12.5, 31歳、動物占いはペガサス、いて座、A型、170cm


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Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 ウィンブルドン] No.9 Sun
 2005年6月〜7月Wimbledon= ウィンブルドンのマリア 第9弾! (戦績:last 4 当時18歳)
■Birthday:1987.4.19, 188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)
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