脳空間自由飛行
★メインはオリジナル小説(※著作権留保)の掲載... ★観月ありさ、宇多田ヒカル、マリア・シャラポワ、蒼井優、上戸彩、堀北真希、菊川怜、サトエリ、浜田翔子、眞鍋かをり、映画TVドラマ ★小説の読みたい回を探すには「ブログ内検索」が便利です!
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かづしげ

Author:かづしげ
★★★「君という光」連載中. 
★長編『アミーカ』 :"R18指定" 18歳になった夏樹は家出して風俗業界に飛び込んだ…
★長編『黒い美学』 :近未来SFアクション. on line RPGで大事件発生!
★短編『10年目の花火』
★長編『ドロップ』 :新人文学賞をめぐるミステリー



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『テニスのルール』
 小説「アミーカ」を読み進む上でテニスルールをゲーム形式で纏めてみました。参考になれば幸いです。

《詳註『テニスのルール』》

 おおまかに言うと長方形のテニスコートは、大きな縦長畳を左右二列に並べて正方形を作り、その上下に横に一つずつ並べた、縦長四畳敷きの形にラインで区画されている。さらに長辺の両サイドにはアレーと呼ばれる細長い区画があるが、それはダブルスで使用されるものだ。
 変則四畳敷きの形のシングルスコートは、中央のネットで敵味方の両サイドに二分される。
 シングルスコートの自陣サイドは、ネット寄り(前方)の正方形に近い長方形を二つ並べた二箇所のエリアと、後方の横長長方形のエリアの合計三箇所に区画される。
 前方の二箇所を総称してフォアコートと云うが、右側をデュースサービスコート、左側をアドサービスコートとも云う。そして後方をバックコートと云う。フォアコートをデュースコートとアドコートに二分するタテのラインをセンターラインと呼ぶ。
 バックコートの一番後方のラインをベースラインと呼び、ベースラインの中央にはセンターマークと呼ぶ、ごく短いラインが印されている。
 両サイドのラインはサイドラインと云う。
 ダブルスにおいては、このラインをサービスサイドラインと云い、さらに外側に引かれたラインをサイドラインと云う。
 サイズについて……サイズはヤード[1yard=0.9144m]単位が基本だ。全体のタテの長さ(サイドライン)は二六ヤード[=23.77m]、ヨコの長さ(ベースライン)は九ヤード(=8.23m)。バックコートの奥行きは六ヤード(=5.49m)、フォアコートの奥行き七ヤード[=6.40m]、両陣を二分するネットの高さは中央で一ヤード[=0.914m]、両サイドの高さは1.07mと決められている。ダブルスで使うアレーの幅は一・五ヤードだ。従ってダブルスコートのヨコの長さはシングルスより三ヤード長い十二ヤード[=10.97m]となる。

 ゲームはサーバーによるサービスからスタートする。
 サーバーは、ベースライン後方でセンターマークと右側サイドラインとの間の任意の位置に立つが、これをフォアサイドに立つと云う。
 フォアサイドに立ったサーバーは、ネット越しに、相手側フォアコートの向かって左側のエリアすなわちデュースサービスコートを対角に狙ってサービスする。
 ファーストサービスをミスした場合、フォールトとコールされ、ポイントを失わずにセカンドサービスを打つことができるが、セカンドサービスもミスすると、ダブルフォールトとコールされて一ポイントを失う。
 スタートの一ポイント目が終了すると、二ポイント目はサーバーがセンターマークの左側にポジションを変えて(バックサイドに立つ)、相手側フォアコートの向かって右側、すなわちアドサービスコートを対角に狙ってサービスする。これをバックサイドのサービスと云う。
 以降一ゲーム終了まではサーバーは交代することなく、奇数ポイント目でフォアサイドサービス、偶数ポイント目でバックサイドサービスを繰り返す。
 ここで右をフォア、左をバックと云うのは、右利きプレーヤーの場合、右側に来たボールに対してグリップしたラケットの前面を使って手の平の方向へ打ち返し(フォアハンド)、左側に来たボールに対してはグリップしたラケットの裏面を使って手の甲(裏)の方向へ打ち返す(バックハンド)からである。
 レシーバーは、自分のフォアコートでワンバウンドしたサービスをツーバウンドする前に打ち返さなければならない。
 サービス以外のボールはノーバウンドで打ち返すこともできるが、それをボレーと云い、ネットプレー(ネットに近い所でプレーすること)では多用されるショットである。
 サービス以外は、相手コート内であればどこへショットしても良い。
 打ち返したボールが相手コートを外れた場合、アウトとコールされポイントを失う。

 では次にゲームの流れを追って説明しよう。

 アンパイアの試合開始のコール。
「ベストオブスリーセッツマッチ、Aトゥサーブ、プレイ![Best of 3 sets match A to serve. Play.]」
三セットマッチ、Aのサービスゲームでプレイだ。
 一ポイント目(奇数ポイント)は、サーバーAがフォアサイドのサービスを行う。
 Aのサービスはラインをオーバーした。
「フォールト[Fault]」とジャッジされ、Aはセカンドサービスを同じくフォアサイドから放った。
 コントロール重視の力ないサービスを捉え、レシーバーBは強烈なリターンショットを打ち返す。
 Aはこのリターンに追い付けない。鮮やかなBのリターンエースだった。
「ラブ、フィフティーン[Love-Fifteen]」のコール。
 ポイントは〇対一。テニスではゼロをLoveとコールし、一ポイントを十五とコールする。変な呼び方だがこれは覚えるしかない。
 二ポイント目はAがバックサイドからサービス。
 強烈なファーストサービスに対し、レシーバーはラケットに当てることもできなかった。サービスエースだ。
「フィフティーンオール[Fifteen all]」のコール。ゲームポイントは一対一または十五対十五だ。
 三ポイント目はAがフォアサイドサービス。これも強烈、Bはかろうじてリターンしたがラインオーバー。サービスエースでは無いが、ワンタッチエースと呼ぶこともある。
「サーティ、フィフティーン[Thirty-Fifteen]」のコール。ポイントは二対一または三十対十五。
 サーバー、レシーバーの順番でカウントするので、AがBを一ポイントリードしたことがコールでわかる。二点は三十と数える。
 四ポイント目もAが取った。コールは
「フォーティ、フィフティーン[Forty-Fifteen]」
 四十対十五すなわち三対一。三点は四十と数える。
 四ポイント先取した者がゲームを取るルールなので、次のポイントをAがとれば第一ゲームはAの勝ちになる……Aのゲームポイントだ。
 五ポイント目、絶好調のAが連取してサービスゲームキープ。
「ゲームA、ワンゲームトゥラブ[Game A, 1 game to 0.]」
 このゲームはAが取って、ゲームスコアは一対〇という意味だ。
 続いて次のコール。
「エンドチェンジ、セカンドゲーム、Bトゥサーブ」
 ゲーム終了毎にサーバーとレシーバーを交替するのである。
 また、奇数ゲーム終了毎にエンドも交替(コートチェンジ)する。従って次のエンドの交替は第三ゲーム終了時点ということになる。
 第二ゲームはBのフォアサイドサービスから始まって三対二まで進み、ここでレシーバーAが追い付いた。
「デュース[Deuce]」
 三対三または四十対四十だが、「フォーティ、フォーティ」とは云わず、「デュース」とコールする。
 ここからは二ポイント連取した者がゲームの勝者となり、追い付かれればまたデュースに戻る。
 デュースから一ポイントを取ると「アドバンテージA[Advantage A]」と云うようにコールされる。
 またデュースからのサービスは常に奇数ポイント目になるので、必ずフォアサイドからデュースサービスコートを狙ってのサービスになる。
 アドバンテージからのサービスは常に偶数ポイントに当るので、バックサイドからアドサービスコートを攻撃するサービスになる。
 AとBは数回のデュースを繰り返し、遂にアドバンテージAから、BのバックサイドサービスをAが強烈な両手バックハンドのリターンエースを決めて、Bのサービスゲームをブレークした。
「ゲームA、ゲームズアー2トゥラブ [ Game A,Games are 2 to 0.]」
 テニスではサーバー側が圧倒的に有利なので、相手のサービスゲームをブレークして自分のサービスゲームを確実にキープすることが『勝利への道』である。
 二ゲーム目にしてAは第一セット勝利を確信した。サービスは絶好調でキープする自信があるからだ。
 その自信の通りAはサービスの第三ゲームを確実にキープした。
「ゲームA、ゲームズアー3トゥラブ、サービスアンドコートチェンジ」
 エンドとサービスの交替で気を取り直したBは立ち直った。Bが第四ゲームをキープ
「ゲームB、ゲームズアー1トゥ3、Aリーズ[..,A leads.]
 第四ゲーム終わって三対一でAがリード。
 第五、第六、第七、第八とそれぞれがサービスゲームをキープして五対三になった。
(二ゲーム以上の差をつけて)六ゲームを先取した者がそのセットの勝利者である。
 第九ゲームもAがサービスゲームをキープした。
「ゲームアンドファーストセットA、シックスゲームズトゥスリー
[Game and 1st set A, 6 games to 3.]」
 このコールは、Aがそのゲームを取って、第一セットをゲームスコア六対三で勝ち取ったことを意味する。
 ここでもし、双方が当初からサービスをキープし続けたりして、ゲームが五対五になった時はどうなるか?
 ゲームカウント五対五から、六ゲームを先取してそのセットを取ることはできない。
 何故なら単に六ゲーム先取で勝ちにすると、そのセットをサービスでスタートしたプレーヤーが圧倒的に有利になってしまうからである。
 よって五対五からは、二ゲームを連取しなければセットを勝ち取れない。
 自分の全サービスゲームをキープし続けても、どこかで相手のサービスゲームをブレークしなければ、そのセットは獲得できないのである。
 但し、二ゲーム差を付けられずに延々と試合が長引くことを避ける為に、六対六または八対八で「タイブレーク」と云う制度が一九七〇年に採用され、現在はほとんどこのルールで行っている。
 このルールは複雑なのでここでは説明を割愛する。
 三セットマッチの場合、二セットを先取した者がマッチの勝利者となる。
 外に一セットマッチ、五セットマッチなどがある。五セットマッチは三セット先取した者がマッチの勝利者である。)
end


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

[次回連載小説「アミーカ」の予告]
[予告] オリジナル長編小説「アミーカ」全42回で連載予定
 次回掲載予定小説は、星野一のファーストノベル「アミーカ」です。
 アミーカとはイタリア語で女友達を意味しテーマは女の友情です。ジャンルとしては現代社会における青春アドベンチャーになるでしょうか。主役の女の子佐藤夏樹はある状況から風俗の世界に飛び込みます。数々の事件に巻き込まれた彼女の行く末には何が待っているのか…
 ストーリィの中にスポーツ根性もの(テニス)をサブテーマとして取り入れています。
 風俗の世界がメインで出て来るので、R−18とすべき章が幾つか出て来ます点を予めご注意申し上げます。尚、全体的に観れば性描写は限られておりますので、その点も誤解の無いようご注意願います。

【記事検索のヒント】
 『例:第■回の記事を見つけたい』→左の列にある≪ブログ内検索≫に、”「アミーカ」第■回”と入力し、検索ボタンを押します。めんどくさければ第■回だけでもOK。この時には外の小説の第■回も同時に検索結果として出て来るかも知れません。


 テニスのルールなど分からなくても雰囲気で読み進めていただければ問題ない筈ですが、一応以下『テニスのルール』をゲーム形式で纏めておきます。ご参考になれば幸いです。


++++++++++テニスのルール+++++++++++


《詳註『テニスのルール』》

 長方形のテニスコートは、大きな畳を真ん中に縦に二つ並べ、その両側に横に一つずつ並べた、四畳敷きの形にラインで区画されている。さらに長辺の両サイドにはアレーと呼ばれる細長い区画があるが、それはダブルスで使用されるものだ。
 四畳敷きの形のシングルスコートは、中央のネットで敵味方の両サイドに二分される。
 シングルスコートの一方のサイドは、ネット寄りのほぼ正方形を二つ並べた二箇所のエリアと、後方の長方形のエリアの合計三箇所に区画される。
 前方の二箇所を総称してフォアコートと云うが、右側をデュースサービスコート、左側をアドサービスコートとも云う。そして後方をバックコートと云う。
 バックコートの一番後方のラインをベースラインと呼び、ベースラインの中央にはセンターマークと呼ぶ、ごく短いラインが印されている。
 両サイドのラインはサイドラインと云う。
 ダブルスにおいては、このラインをサービスサイドラインと云い、さらに外側に引かれたラインをサイドラインと云う。
 ゲームはサーバーによるサービスからスタートする。
 サーバーは、ベースライン後方でセンターマークと右側サイドラインとの間の任意の位置に立つが、これをフォアサイドに立つと云う。
 フォアサイドに立ったサーバーは、ネット越しに、相手側フォアコートの向かって左側のエリアすなわちデュースサービスコートを対角に狙ってサービスする。
 ファーストサービスをミスした場合、フォールトとコールされ、ポイントを失わずにセカンドサービスを打つことができるが、セカンドサービスもミスすると、ダブルフォールトとコールされて一ポイントを失う。
 スタートの一ポイント目が終了すると、二ポイント目はサーバーがセンターマークの左側にポジションを変えて(バックサイドに立つ)、相手側フォアコートの向かって右側、すなわちアドサービスコートを対角に狙ってサービスする。これをバックサイドのサービスと云う。
 以降一ゲーム終了まではサーバーは交代することなく、奇数ポイント目でフォアサイドサービス、偶数ポイント目でバックサイドサービスを繰り返す。
 ここで右をフォア、左をバックと云うのは、右利きプレーヤーの場合、右側に来たボールに対してグリップしたラケットの前面を使って手の平の方向へ打ち返し(フォアハンド)、左側に来たボールに対してはグリップしたラケットの裏面を使って手の甲(裏)の方向へ打ち返す(バックハンド)からである。
 レシーバーは、自分のフォアコートでワンバウンドしたサービスをツーバウンドする前に打ち返さなければならない。
 サービス以外のボールはノーバウンドで打ち返すこともできるが、それをボレーと云い、ネットプレー(ネットに近い所でプレーすること)では多用されるショットである。
 サービス以外は、相手コート内であればどこへショットしても良い。
 打ち返したボールが相手コートを外れた場合、アウトとコールされポイントを失う。
 では次にゲームの流れを追って説明しよう。
 アンパイアの試合開始のコール。
「ベストオブスリーセッツマッチ、Aトゥサーブ、プレイ![Best of 3 sets match A to serve. Play.]」
三セットマッチ、Aのサービスゲームでプレイだ。
 一ポイント目(奇数ポイント)は、サーバーAがフォアサイドのサービスを行う。
 Aのサービスはラインをオーバーした。
「フォールト[Fault]」とジャッジされ、Aはセカンドサービスを同じくフォアサイドから放った。
 コントロール重視の力ないサービスを捉え、レシーバーBは強烈なリターンショットを打ち返す。
 Aはこのリターンに追い付けない。鮮やかなBのリターンエースだった。
「ラブ、フィフティーン[Love-Fifteen]」のコール。
 ポイントは〇対一。テニスではゼロをLoveとコールし、一ポイントを十五とコールする。変な呼び方だがこれは覚えるしかない。
 二ポイント目はAがバックサイドからサービス。
 強烈なファーストサービスに対し、レシーバーはラケットに当てることもできなかった。サービスエースだ。
「フィフティーンオール[Fifteen all]」のコール。ゲームポイントは一対一または十五対十五だ。
 三ポイント目はAがフォアサイドサービス。これも強烈、Bはかろうじてリターンしたがラインオーバー。サービスエースでは無いが、ワンタッチエースと呼ぶこともある。
「サーティ、フィフティーン[Thirty-Fifteen]」のコール。ポイントは二対一または三十対十五。
 サーバー、レシーバーの順番でカウントするので、AがBを一ポイントリードしたことがコールでわかる。二点は三十と数える。
 四ポイント目もAが取った。コールは
「フォーティ、フィフティーン[Forty-Fifteen]」
 四十対十五すなわち三対一。三点は四十と数える。
 四ポイント先取した者がゲームを取るルールなので、次のポイントをAがとれば第一ゲームはAの勝ちになる……Aのゲームポイントだ。
 五ポイント目、絶好調のAが連取してサービスゲームキープ。
「ゲームA、ワンゲームトゥラブ[Game A, 1 game to 0.]」
 このゲームはAが取って、ゲームスコアは一対〇という意味だ。
 続いて次のコール。
「エンドチェンジ、セカンドゲーム、Bトゥサーブ」
 ゲーム終了毎にサーバーとレシーバーを交替するのである。
 また、奇数ゲーム終了毎にエンドも交替(コートチェンジ)する。従って次のエンドの交替は第三ゲーム終了時点ということになる。
 第二ゲームはBのフォアサイドサービスから始まって三対二まで進み、ここでレシーバーAが追い付いた。
「デュース[Deuce]」
 三対三または四十対四十だが、「フォーティ、フォーティ」とは云わず、「デュース」とコールする。
 ここからは二ポイント連取した者がゲームの勝者となり、追い付かれればまたデュースに戻る。
 デュースから一ポイントを取ると「アドバンテージA[Advantage A]」と云うようにコールされる。
 またデュースからのサービスは常に奇数ポイント目になるので、必ずフォアサイドからデュースサービスコートを狙ってのサービスになる。
 アドバンテージからのサービスは常に偶数ポイントに当るので、バックサイドからアドサービスコートを攻撃するサービスになる。
 AとBは数回のデュースを繰り返し、遂にアドバンテージAから、BのバックサイドサービスをAが強烈な両手バックハンドのリターンエースを決めて、Bのサービスゲームをブレークした。
「ゲームA、ゲームズアー2トゥラブ [ Game A,Games are 2 to 0.]」
 テニスではサーバー側が圧倒的に有利なので、相手のサービスゲームをブレークして自分のサービスゲームを確実にキープすることが『勝利への道』である。
 二ゲーム目にしてAは第一セット勝利を確信した。サービスは絶好調でキープする自信があるからだ。
 その自信の通りAはサービスの第三ゲームを確実にキープした。
「ゲームA、ゲームズアー3トゥラブ、サービスアンドコートチェンジ」
 エンドとサービスの交替で気を取り直したBは立ち直った。Bが第四ゲームをキープ
「ゲームB、ゲームズアー1トゥ3、Aリーズ[..,A leads.]
 第四ゲーム終わって三対一でAがリード。
 第五、第六、第七、第八とそれぞれがサービスゲームをキープして五対三になった。
(二ゲーム以上の差をつけて)六ゲームを先取した者がそのセットの勝利者である。
 第九ゲームもAがサービスゲームをキープした。
「ゲームアンドファーストセットA、シックスゲームズトゥスリー
[Game and 1st set A, 6 games to 3.]」
 このコールは、Aがそのゲームを取って、第一セットをゲームスコア六対三で勝ち取ったことを意味する。
 ここでもし、双方が当初からサービスをキープし続けたりして、ゲームが五対五になった時はどうなるか?
 ゲームカウント五対五から、六ゲームを先取してそのセットを取ることはできない。
 何故なら単に六ゲーム先取で勝ちにすると、そのセットをサービスでスタートしたプレーヤーが圧倒的に有利になってしまうからである。
 よって五対五からは、二ゲームを連取しなければセットを勝ち取れない。
 自分の全サービスゲームをキープし続けても、どこかで相手のサービスゲームをブレークしなければ、そのセットは獲得できないのである。
 但し、二ゲーム差を付けられずに延々と試合が長引くことを避ける為に、六対六または八対八で「タイブレーク」と云う制度が一九七〇年に採用され、現在はほとんどこのルールで行っている。
 このルールは複雑なのでここでは説明を割愛する。
 三セットマッチの場合、二セットを先取した者がマッチの勝利者となる。
 外に一セットマッチ、五セットマッチなどがある。五セットマッチは三セット先取した者がマッチの勝利者である。)
end

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

観月ありさ シングルCDコレクションNo.6 『君が好きだから』
「君が好きだから」・・・1993.08.11発売コロンビア、c/w=唄ってあげたい、フジテレビ系TVドラマ「じゃじゃ馬ならし」主題歌、CODA232.当時16歳.
・売上枚数:17万枚以上。オリコン最高位:10位 登場回数:10回

 作詞:田口俊、作曲:呉田軽穂(前曲に引き続きユーミンですね)

●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。
cd061.jpg

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+++++出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』+++++

『じゃじゃ馬ならし (テレビドラマ)』

「じゃじゃ馬ならし」(じゃじゃうまならし)は、フジテレビで1993年7月5日〜9月20日の午後9時(ゴールデンタイム)に全国ネット放送されたテレビドラマ。主演は中井貴一と観月ありさ。全12回、平均視聴率は21.8%。

・人気俳優の中井と人気絶頂アイドルの観月との意外な競演で話題を呼ぶ。
・他にも観月と同世代でブレイクしかけていた内田、いしだ、武田、本上、三井などの若手を多く起用している。また、珍しく悪役を演じる草刈や西村といった熟練派で脇役も固められており見ごたえがあった。
・星護Dお約束のガーゴイル像やP's Dinnerは前作放課後よりの定番。また洋楽ミュージシャンの名前が建物の名前に使われるなど遊び心も満載。


『ストーリー』
 マーキュリーコーポレーション社員の山田隆一郎は社長の北原まゆみと結婚するが、まゆみはすぐに事故で亡くなってしまう。さらに葬儀で悲しみにくれる隆一郎の前に、まゆみの娘と名乗る夏美が姿を現す。隆一郎は夏美の父親代わりになることと、夢であったテーマパーク、マーキュリーランドを建設しようとするが…。

 じゃじゃ馬ならしは、序盤は急死した妻の実の娘の少女との思わぬ共同生活と次々に巻き込まれる事件を通して互いに魅かれていく様をコミカルタッチに描き、中盤になるとシリアス度も増してきて、大手企業との攻防劇なども盛り込まれていく。そして終盤には猛烈な盛り上がりとどんでん返しを見せて大ヒットをした。

 最終話の後には、後日談エピソードとして、数年後、再び大波乱の運命が主人公二人に訪れることになるという続編の予告編が放送されているのだが、未だにこの続編は作成されていない。つまり事実上、ストーリーは完結していないといえる。

『キャスト』
山田隆一郎(やまだりゅういちろう)−中井貴一:マーキュリーコーポレーションの社員。社長の北原まゆみと結婚し、社長に就任した...が、しかし
北原夏美(きたはらなつみ)−観月ありさ:北原まゆみの娘。アメリカに留学していた。
杉村亮子(すぎむらりょうこ)−鶴田真由:マーキュリーコーポレーションの社員。
玉置亜矢(たまきあや)−内田有紀:北原夏美の幼なじみ。
久保田勝二(くぼたしょうじ)−草刈正雄:北原まゆみの死後、マーキュリーコーポレーションを乗っ取り、社長に就任する。
久保田肇(くぼたはじめ) - いしだ壱成:北原夏美に惚れている
清水直人(しみずなおと) - 武田真治:北原夏美に惚れている...が、しかし
川島良介(かわしまりょうすけ) - 西村雅彦:久保田の部下1
金沢修二(かなざわしゅうじ) - 金田明夫:久保田の部下2
伊部真(いべまこと) - 長谷川初範:北原夏美の実父

『スタッフ』
演出:星護、木下高男、河野圭太
脚本:神山由美子、戸田山雅司、岡田惠和(神山氏は一話で降板。その後は戸田山氏、岡田氏による共同執筆)
音楽:奥慶一
企画:石原隆、鈴木吉弘
プロデューサー:塩沢浩二、岩田祐二
主題歌:「君が好きだから」(観月ありさ):呉田軽穂(松任谷由実)作曲
テーマ音楽:「Tomorrow's Affair」(T-SQUAREがロイヤルフィルハーモニック・オーケストラと共同で作成したオーケストラヴァージョン。アルバム「HARMONY」(ソニーミュージックエンターテイメント ASIN: B00005G6M8)(絶版)に収録。ただし、CD収録曲はドラマで使われた物とはアレンジが異なる)

+++++出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』+++++




■この時期の主な活動:(LOVERS MAGAZINE などより)
1993:
・[1月 ファンクラブ会報「LOVERS MAGAZINE」3号発行]
・4/21 ビデオ「放課後」発売
・5/12 ニューシングルCD「今年いちばん風の強い午後」発売
・[5月中旬 ファンクラブ会報「LOVERS MAGAZINE」4号発行]
・6月 ファースト写真集「FOTO」(ワニブックス)発売。写真集はこの1冊しか出していない。あれほどの完璧ボディを持つのに惜しい気がするが、本人自身がややバストが小振りなことを気にしている可能性がある。だからあれほど雑誌などで多数の写真を掲載しているのに、水着写真などは殆ど見当たらない。私が知る限り1点か2点だ。
・7/5よりフジテレビ「じゃじゃ馬ならし」スタート。毎週月曜日午後9時、1クール。観月ありさ、中井貴一主演。
・7/15 2年連続でベストジーニスト賞を受賞。2年連続受賞は同賞が始まって以来。
・[7月上旬〜中旬 ファンクラブ会報「LOVERS MAGAZINE」5号発行]
・★8/11 ニューシングルCD「君が好きだから」発売
・10/1 サードCDアルバム「FIORE」発売
・[10月上旬 ファンクラブ会報「LOVERS MAGAZINE」6号発行]

・10/26(火)愛知厚生年金 93年コンサートツアー始まる!
・11/6(土)中野サンプラザホール
・11/15(月)大阪厚生年金会館

・12月 翌年1/7開始のTBSドラマ『いつも心に太陽を』の撮影

テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

観月ありさMagazine 6/30Sat
 No.32 [ma646~651]

●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。
※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。
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テーマ:観月ありさ - ジャンル:アイドル・芸能

Maria Sharapova=マリア・シャラポワ [2005 全豪オープン] No.3 Sat
 2005年1月全豪オープン=Australian Openのマリア 第3弾! (戦績:準決勝ベスト4、当時17歳)

■1987年4月19日生まれ、188cm59kg
■ウィンブルドン優勝1回(2004年17歳2ヶ月)、USオープン優勝1回(2006年)
・2001年4月19日14歳の誕生日にWTAツアーにデビュー
・2002年ITF群馬大会でプロ初優勝(当時14歳か15歳)
・2003年AIGジャパン・オープンでシングルスとダブルスでWTAツアー初優勝(当時15歳か16歳)

※掲載した写真については、著作権などを有する方から警告があれば、直ちに削除する用意があります。

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●サムネール写真をクリックすると大きくなります。その大きな写真の右下辺りをポイントして拡大マークが出る時はさらに大きくなります。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

オリジナル長編小説「ドロップ」第35回全35回
 愈々最終回!

[次回連載小説の予告]
 次回掲載予定小説は、星野一のファーストノベル「アミーカ」です。
 アミーカとはイタリア語で女友達を意味しテーマは女の友情です。ジャンルとしては現代社会における青春アドベンチャーになるでしょうか。主役の女の子佐藤夏樹はある状況から風俗の世界に飛び込みます。数々の事件に巻き込まれた彼女の行く末には何が待っているのか…
 ストーリィの中にスポーツ根性もの(テニス)をサブテーマとして取り入れています。
 風俗の世界がメインで出て来るので、R−18とすべき章が幾つか出て来ます点を予めご注意申し上げます。尚、全体的に観れば性描写は限られておりますので、その点も誤解の無いようご注意願います。





++++++++++これより本編+++++++++++




     二十 真相

 十二月十三日、火曜日朝
 新宿プラザホテルに泊まった広美が、ロビーで待っていると、慧が迎えにやって来た。
 車寄せには町村のエスティマが停まっており、広美が近づくと、後部座席に乗っている女が深々と頭を下げた。
 慧が携帯で写真を見せてくれた、慧の姉、松原藍である。
 セミロングの黒髪はそのままだったが、藍は薄化粧の方が似合うらしく、三つか四つ写真よりも若く見える。
 広美も軽く頭を下げたが、胸中は複雑だった。
 この女が、信也を殺したくて、貝原を代わりに殺したのだ。
 女は黙ったまま、もう一度深々と頭を下げた。
 広美は助手席に乗り、目的地に着くまで一度も後ろを振り返らなかった。
 後部座席の藍の隣には慧が乗っていた。
 後部座席の二人は、時々遠慮がちに二言三言話していたが、運転する町村も、広美に気を使っているのか、後ろには殆ど話し掛けなかった。
 千葉県警本部の駐車場へ、エスティマが入って行くと、亀山警部補と、高滝巡査部長が目敏く見つけて、さっと近寄って来る。
 四人は護送されるようにして、捜査本部のあるフロアの、事情聴取用としては一番大きな部屋に通された。
 亀山の合図で、広美だけが一人部屋の外へ出され、応接室に案内された。
 予想していた通り、広美はこっ酷く説教されたが、最後に良くやってくれましたと、亀山からお礼を言われた。
 ほっとして広美は背もたれに深く身を沈ませた。
 無意識に背負っていた緊張感から解放されたのだろう。間も無く広美は、そのまますやすやと軽い寝息を立て始めた。
 亀山は婦警に、暫くこのまま様子を見てやってくれと指示して、三人の待つ部屋に向かった。
 覚悟した松原藍は、亀山を困らせることは無かった。

 その頃、もう一人の容疑者が別室へと案内されていた。
 黒木アユ、本名黒木亜由美である。
 彼女を逮捕したのは小湊警部補だった。
 昨日、小湊と夷隅は、シャッター誌のフリー記者横田利夫を徹底的に締め上げた。
 横田のやった数件の悪質な脅迫行為の中に、千葉県で行われたものがあったことが幸いだった。それを見逃すことを条件にすると、横田は黒木のことを洗いざらい吐いた。
 一九九五年の「シャッター」誌が、貝原洋と黒木アユの密会をスクープした写真と記事は、その後訂正記事が出されていたが、実は横田の始めの記事は、ほぼ事実に沿っていたのだ。
 横田は黒木の買収に応じて、事実を捻じ曲げ訂正記事を出した。
 この時の交渉が縁となって、九七年の冬、黒木アユからスクープを撮らせてやると、横田に対し情報が入った。
 情報は正確だった。それを記事にしたのが、例の都内のホテルのバーで、貝原洋と女優相川加奈子が密会している所へ、貝原の愛人、松原藍が乱入し大喧嘩になったスキャンダルである。
 黒木アユが貝原洋と、隠密に交際を続けていたことは間違い無く、あの大喧嘩は黒木アユが仕組んだことだった。
 黒木が、藍をあの場に送り込み騒ぎを起させ、相川から高価な宝石を取り戻し、貝原と相川を別れさせたらしいことも、横田は知っていた。
 横田は黒木から、作家のスキャンダル関係の情報提供をたびたび受けていたらしい。
 最近では半年前、業界の重鎮神林英彦が、銀座のホステスを貝原と取り合っていると云う情報を得て、その後も追跡調査していたと白状した。
 そのことは、警察でも既に掴んでいたことだったが、そのホステスのヒデミが、既に芸能界から消えていた相川加奈子であると聴いた時、鬼の顔で横田へ迫っていた小湊の顔色が変わり、一気に無表情になったことが、相棒の夷隅には印象的だった。
 この時小湊は、黒木アユの貝原殺しの動機に確信を持った。
 だが、黒木が突き落としたのは、竜野信也らしい……
(これは、交換殺人だ!)
 そう確信した時、小湊の感じていた全ての謎が解けた。
 貝原殺しが見つかれば、その犯人には竜野信也を殺す動機がある筈なのだ。

 小湊は横田利夫の取調べの後、念の為、巽龍介のアリバイも探った。巽には確固としたアリバイがあった。
 次いで、小湊は本部に黒木アユの逮捕状の請求をした後、その添付資料として証拠を集める為に、黒木アユ宅へ向かったのである。
 黒木はしぶとい女だった。
 物証や証言が無いものは、殆ど認めることが無かった。
 それでも、横田利夫の名前を出すと、貝原との恋人関係については渋々認めた。
 貝原と相川が別れたことは、自分が関与したことでは無いと白を切った。
 貝原を愛していても、憎んだことは一度も無く、スクープ記事を仕組んだことも、貝原の為を思ってこそであると強弁した。
 電話が掛かって来て、黒木が一時席を外した時、この訪問の目的である頭髪を、黒木の腰掛けていた席から数本採取することができた。その電話は勿論、小湊が仕組んだもので、目的を果たした小湊は、早々に黒木宅を引き上げその頭髪を科捜研に回した。
 黒木の髪の毛のDNAが、竜野殺しの犯人の残したものと一致して、その翌朝早々に逮捕状が出たのである。

 昼頃、調書を纏めた亀山と、黒木を攻めあぐねていた小湊が打ち合わせをした。
 午後の取調べは、「落しの亀さん」の異名を持つ亀山が黒木を担当し、松原藍は小湊が担当することになった。
 そして、遂にその夜中、黒木亜由美は落ちた。

 二人の犯人の自供などから、あの晩あの場所で何が起こったのか、どのような動機があったのか、大体のことが判明した。

 事件の真相? それは……
 貝原洋は黒木アユから、このままにしておくと盗作問題が発覚して、あなたの作家生命が絶たれる事になると忠告を受け、二人で相談した結果、貝原は竜野信也を津田沼のYSCの駐車場へ呼び出すことにした。
 あの二人はずっと恋人関係だったんだ。
 開放型の立体駐車場八階のあの場所では、お互いの小説のアイデアを話し合いながら、貝原が竜野相手にアクションシーンを実演して見せていたんだ。
 それは黒木の書いた筋書きだった。
 貝原は竜野と親しくなった所で、クリスマス賞の辞退を頼んだ。
 その交換条件は、自分が選考委員長を務める別の文学賞で、応募すれば竜野作品を強力に推薦すると約束し、今回の辞退料として賞金相当額を与えると云う破格のものだった。
 二人は円満にその場を別れた。
 貝原が去ると、そこへ黒木アユが現れた。
 竜野は人気作家の連続登場に、かなり興奮していたそうだ。
 竜野と黒木は防護柵近くの柱の影で、数分間ほど小声の会話を続けていた。
 その途中黒木に、
「貝原に連絡したいが、自分の携帯を忘れて来たので、あなたのを貸してくれないか」と言われた竜野は、それを疑いもせず携帯を手渡した。
 開放型の駐車場で、竜野は丁度外側を見る位置に立っていた。
 そこへ、叫び声と共に、上から人の様なものが落ちて行くのを竜野は見た。
 黒木がその時、「貝原先生の声よ」と竜野へ囁いた。
 竜野は慌てて防護柵から身を乗り出し、下方を覗き込んだ。
 その途端、後ろから黒木が足元に抱き付き、頭を竜野の尻に当てて押し上げた。
 身を乗り出し過ぎていたせいで、竜野は呆気なく下へ突き落とされてしまった。
 黒木は何食わぬ顔で、その場を立ち去った……
 上から落ちて来たものは、勿論、貝原洋だ。
 貝原は、竜野と別れた後、九階屋上に停めた自分の車へ戻って行った。
 九階に上がると、貝原は懐かしい女から声を掛けられた。それが松原藍だった。
 松原はちょっと話しませんかと、貝原を八階のあの場所の丁度真上に当る所へ誘導した。あのルビーのリングを見せびらかしながらね。
 貝原は、そのルビーは、黒木アユにやったものと同じもののようだなと言った。
 ちょっと借りてるのよと、松原は答えた。
 貝原は怒っていたらしい。
 何故黒木と松原が、いまだに繋がっているのかと不信に思ったのだろう。
 松原藍は、このリング緩いのよねと、手袋をした右手で、慎重にリングを指から抜き取り、月明かりに透かして見せた。
 貝原はそれを返せと藍に詰め寄った。
 藍は、貝原の伸ばして来た手の近くまで、それを見せびらかせてから、
「何よこんなもの」と、外へ放った。
 貝原は慌てて防護柵から身を乗り出しリングの行方を追った。
「バカ! あれは五千万円もするものだぞ」
 貝原はそう叫んだそうだ。
 藍は素早く近づくと、貝原の足元を掬い上げた。
 一瞬身が竦んだけれど、貝原の身体はふわっと防護柵の向こうへ落ちて行ったそうだ。
 その貝原が落ちる所を、竜野は計画通りに見せつけられたという訳だ。

 動機? それは……
 黒木の場合は、折角別れさせた相川加奈子と貝原が、銀座のクラブで再会し、ヨリを戻す形になったことで殺意を持った。
 もっと具体的なことを言えば、あのルビーは元々黒木アユに贈られるものだったが、相川に惚れた貝原が、それを相川のサイズに作り変えて、一度は彼女にやってしまったんだ。
 その時は、黒木の策略で取り返すことができた訳だが、最近同じ宝飾店で、あのルビーよりもさらに大きい石を買って、それを相川に贈ろうとしていたことがわかり、黒木の怒りが爆発したと云うのが真実だろう。
 松原藍の場合は、妹の慧が、中学二年から大学二年になるまで、ホステスまで身を落として、親代わりの藍がたった一人で手塩に掛けて育てて来たのに、十九も年上の妻帯者が突然現れて、愛する妹をその前途ある将来と共に奪おうとした。
 その竜野信也を赦せなかったことが動機だ。

 何故交換殺人をしたか? それは……
 黒木が筋書きを書く作家であることが、やはり大きいだろう。
 黒木アユは事故に見せかけたかった。
 もし殺人であることがわかったとしても、動機がなければ切り抜けられるとも踏んでいた。
 だから、松原藍にそれを提案したんだ。
 松原藍も直接自分の手で、慧の大切な人の命を奪うことは多少とも躊躇があったんだろう。
 これは私見だが、同じ駐車場を舞台にして、自分のトリックの方が上だと、黒木は、貝原と竜野に見せつけるつもりだったのではないだろうか……

 黒木が何故、竜野信也に対する松原藍の殺意を知ったのか?
 良い質問だ。それは……
 松原藍は、今でも少しずつ、黒木から借りた一千万円を返し続けていた。
 慧から聞いた話で、竜野信也がクリスマス賞に応募して、その候補作品に残っていたことを藍は知っていた。
 だから、選考委員の黒木に、竜野の事を訊いたんだな。
 黒木は勘が働く女だから、藍の質問の理由を根掘り葉掘り聞き出した。
 藍は、竜野が居なくなれば良いと思ってはいたが、その殺意は、黒木が育てたのかも知れない。
 藍が明確に殺意を抱いたのは、十二月に入ってからだそうだ。
 どうしてそうなったのかは、自分でもわからないと言っている。

「もうこんな所でいいかい? 良子ちゃん」
「高滝君が一番怪しいって言っていた、町村って人はアリバイがあったの?」
「あの晩は、後輩の高橋良太って奴と、ずっと安酒を飲んでいたらしいよ。十一月二五日の盗作問題追及以来、毎晩閉店近くまで付き合せられたって、高橋がぼやいていた」
「結構気が小さい奴だったんだね。(良子は腕時計を見る)あ、もう昼休みも終わるし、そろそろ戻らないとね。その続きは今夜のデートで聴くよ」
「もうこれ以上の話は、俺は知らないぜ」
「じゃあ、今夜のデートは延期ね」
「何だよ、話が違うだろ」
「またね、高滝君」
「良子ちゃん……」
 今回も高滝巡査部長は、交通課の平井良子から、デートの約束を取り付けられなかった。
 高滝は屋上の隅で、足早に去って行く平井良子の背中を、恨めし気に目で追っていた。






 数日後、千葉市内の葬儀社で、竜野信也の葬儀がしめやかに行われた。
 喪主の竜野広美の近くには、松原慧の姿があった。
 親族席には座らせないと、広美は言っていた筈だが……竜野広美と松原慧は、実は義兄弟の契りを結んだのだ。
 藍と慧が例え姉妹だとしても、広美は、辛い試練を乗り越えて、実の姉の藍に自首を勧めて、遂に実行させた慧を、心の底から信じることができた。
 義兄弟の契りのことは、広美から言い出して慧が受け入れたのである。

 焼香の順番がやって来た。
 親族側に深々と礼をして、厳かに祭壇前に進んだ町村は、竜野信也のご真影に向かって手を合わせ、自分のしてしまった過ちを心から親友に詫びた。
 目を開けた時、写真の信也が、微かに笑って左側を見た。
 驚いた町村が、信也の視線方向に目をやると、広美が慧の涙顔にハンカチを当てていた。
 町村が目を戻した時、信也はやはり元通り澄ましていた……

                          (完)


テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

『ウィンブルドン4日目、女子第2回戦:マリア・シャラポワVS Severine Bremond』
Maria Sharapova in the second round of the Wimbledon Tennis Championships
 2007年6月28日ウィンブルドン女子シングルス2回戦において、マリア・シャラポワ=Maria SharapovaはフランスのSeverine Bremondと対戦し、ゲームスコア6-0 6-3のセットカウント2-0でストレート勝ちした。
 NHKBS103放送では深夜になってしまったので私はビデオでまだ第3ゲームまでしか観て居ないが、フランスのブレモンドが自滅するようなゲーム運びだ。ファーストゲームでは第2ポイントと第3ポイントでブレモンドに連続でエースを決められマリアが調子悪いのかと思った位なのに、第4ポイントでブレモンドのネット際のイージーミス、第5ポイントではダブルフォールトと自滅。スコアでは圧倒しているようだが、第1ゲームの第3ポイントのエースになったサービスは大して威力があったとは思えないのにマリアは殆ど反応できなかった。始まったばかりでまだ集中力が発揮できなかっただけなら良いが…

[追加観戦記]
 最初のゲームで感じた集中力の件は問題ない。サービスが全仏オープンと較べてかなり安定感があったし、スピードも増していた。バックのダウンザラインのストレートとフォアの逆クロスなどもコントロールが利いていた。
 サービスに対するリターンの構えでも左右に動いて見せるなど、相手にプレッシャーを与え続けた。
 集中力の件に関して注目する場面を二つ。第1セット第6ゲームのサービスゲームで、0-40のトリプルブレークポイントを与えたシーン。ここからねばり続け逆転、隙を与える事無く6-0でセットを完封したのは良かった。調子が良くてもこんなシーンでムキになって自滅して長引くケースは多かったが、ここには成長の痕が見られた。そして第二セットのファーストゲーム、サービスはブレモンドで巻き返そうとかなり頑張ったシーンだったが、15分も掛かる非常に競った戦いを最後はねじ伏せるような強烈なウィナー。あれは戦意を喪失させる効果があった筈だ。ブレモンドは第3ゲームで漸くサービスゲームをキープして調子を取り戻したが、逆転の為のブレークは最後までできなかったし、そのチャンスを掴みに来たようにも思えなかった。

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浜田翔子Magazine 6/29Fri
No.10 [hs547~552:6枚] (6/29今夜はハマショーの『夜遊びメールバトル 金曜』ですよ!)
『浜田翔子』…通称ハマショー。

 京都出身、21歳。レースクィーン、グラビア、写真集、イメージDVD、Vシネマなどで活躍中。アバンギャルド所属タレント。
 2006年に映画主演とCDデビューも果たした。バラエティなどTV出演も増えている。今年からは新宿ルミネで吉本新喜劇にも出演中!

 毎週金曜日の深夜、正確には土曜日の午前0時から朝5時までインターネットTV「あっとおどろく放送局」の
『夜遊びメールバトル 金曜』[←クリック&ジャンプ]に出演中。
 午前1時台の1時間だけは別の番組が挟まりますが、正味4時間近くあなたのメールなどを読んだりして、ずっとおしゃべりしてくれますよ!
★今夜はハマショーがお休みで、ピンチヒッターはオリリンこと折原みかです。1枚目の写真の左側の子がオリリンです。★

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欧米美人モデル[ジェマ・ワード=Gemma Ward] No.7
 超人気スーパーモデル。日本のCMでも活躍中!

ジェマ・ワードのシリーズは今回が最終回です。

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映画TVドラマ音楽DVDレビュー「フライトプラン」
フライトプラン (2005年 / アメリカ )
■ 結構おもしろかった ★★★
 観る前は殆ど期待していなかったが楽しめた。 暗示効果が随所に出て来るのでサスペンスとしては上出来ですね。 私が観た幾つかの作品の中でジョディ出演作は「羊たちの沈黙」以外おもしろい作品が無かったので宣伝を観ても期待は膨らまなかったが、良い方に外されて良かった。飛行機の中の様子も色々出て来るので興味深かった。こんだけ機内の構造を見せても良かったのかなとつい心配してしまうが、それは別のお話だね(笑)

●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。
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オリジナル長編小説「ドロップ」第34回全35回
 最終回へ向けてラスト2回!


++++++++++これより本編+++++++++++



(「本物の訳ないじゃない。本物だったら幾らすると思ってるの。あんなのおもちゃよ」
 慧は、藍と目を合わせることを恐れ、藍の反対側へと移動した。
 そこには藍のハンガーがあった。★)
 緊張を隠すように、慧は掛かっている衣服を一枚一枚撫でていた。偶然なのか、無意識的に触れたのか、キツネのコートに手を触れた瞬間、慧はびくりとして手を引っ込めた。
 慧を目で追っていた藍は、それを見て、あっと思った。
 慧の視線は、毛皮のコートに釘付けになっている。
 慧はコートから目を逸らすように、藍を振り返った。
「でも姉さんは、あれ結構大事にしていたじゃない」
 藍にも、慧の緊張感が伝わって来た。
(慧は何をしようとしているの?)
 それでも、藍は何食わぬ感じで応答した。
「リングの十八金は本物だし、細工も丁寧だからね。貰いものだけど割と気に入ってたよ」
 藍の方へ振り向いても、慧の目は藍を見ていなかったが、その過去形の言葉を聞いた瞬間に、慧は目を上げた。
「気に入ってた? もう無いの?」
 藍は、自分が投げたリングの放物線を思い出した。
(あの後で私は……)
「くれた人には悪いけれど、この前失くしちゃった」
 藍の声に、僅かな震えが混じった。
「姉さん、このキツネのコート……」
 慧はコートに手を伸ばし、そこで言い淀んだ。
 藍は本能的に危険信号を察知した。
「なあに、慧。今日は少しおかしいね。あんなことがあって、信也さんのことがよっぽどショックなんだろうけれど、あの人のことはもう忘れるしかないのよ」
 慧は、信也という言葉を聞いて、思わず目を瞑った。
「シンのことは忘れないよ、ずっと!」
 藍はソフトに声を掛けた。
「今は、あんたがそう考えるのも無理ないよ」
 慧は、藍を追求すべく意を決した。それは、信也と云う言葉の効果かも知れなかった。
「姉さん、十二月九日、金曜日の夜どこへ行っていたの?」
 藍の危険信号は、黄色の点滅を始めていた。
 ごく普通を装って、藍は返事する。
「花金だもの、お仕事に決まってるでしょ」
「ウソ! お店の人に訊いたら、その日は姉さんが休暇を取ったって答えたよ」慧は強い口調で決め付けた。
 藍の心臓の鼓動が、少し早くなって来た。
「慧、どうしたの? 何かあったの?」
「姉さん、あの夜、津田沼へ行ったんじゃないの?」
「どうしてそんなことを訊くの?」
「姉さんはあの夜、貝原洋と会ったんでしょ?」
 慧は、藍をじっと見詰め続けていた。
 藍は思わず目を逸らせる。
「どうして……」
 藍の目が泳ぎ出し、慧の口からは追求の言葉が溢れ出した。
「あの現場から、ルビーのリングのレプリカも見つかった。キツネの毛が、たぶん貝原洋の衣服に付着していた。姉さんの髪の毛も現場で見つかってしまった。あのリングは黒木アユからもらったんだよね?」
 呑まれた様に藍は答えた。その声は明らかに震えている……
「何でそんなことまで知ってるの?」
「姉さんと黒木アユは、お互いに殺したい人を交換殺人したんだ……姉さん、自首しよう」慧は藍の手を取った。
 藍は慌ててその手を引っ込め、一歩後ずさった。
 その目は怯えている。
「自首すれば、刑期も短くなるよ」
 慧はハスキーな声を絞り出した。
 藍はイヤイヤをするように、首を左右に何度も振り続ける。
 声は殆ど消え入りそうだ。
「…………そんなことしたら、あんたに迷惑が掛かるよ。外交官にもなれない……」
 ずっと年下の慧が、姉をいたわる様に抱きしめた。
「そんなことどうだって良いの……姉さん、この先一生苦しみ続けることになる。私もそう、姉さんを赦したくても、憎むようになると思う…………私、姉さんを憎みたくないよ……」
 藍はぶるぶると震えている。
「……もうわかった。もうそれ以上言わないで慧……」
 二人は暫くそうしていた。
 お互いの温もりが、その気持ちを直に伝えて行く……

 二人は既に落ち着いていた。
 慧は、藍を慈しむ様に見詰め、口を開いた。
 藍は、慧の口許の動きをぼんやりと見ていた。
「姉さん、町村さんがね、今でも姉さんを愛しているって……姉さんが出所するまで待つって、そう言ってくれたんだよ」
 口許を見ていた藍の目が、慧の目の色を確かめるかのように、僅かに角度を上げた。
「まさか慧、町村博信さんのことを言ってるの?」
「そうよ、町村さん外で待ってる。部屋に入ってもらう?」
「……そんなこと急に言われても……」
 藍の頭の中は混沌としていた……(町村、町村……町村博信) 突然、町村の顔が明瞭に浮かび上がった。その顔は、自分に微笑みかけていた。
「お姉さんを本気で愛している人が、私の外にも居るんだよ!」
 慧の声に同期するかのように、町村が自分に語り掛けたように、藍には感じられた。
「町村さんの愛は本物だよ。あの人は信じてもきっと大丈夫」
「でも慧、怖いよ。私、あの人に会うのが怖い……」
 藍は、子供の様にそう答えた。
「大丈夫、姉さん私を信じて」
 慧は再び、藍を抱き締めた……

 慧は、藍の同意を得て、外で待つ町村を部屋に入れた。
 広美はまだ外で待っていた。
 町村が、松原の家に入ってから一時間ほどして、その町村から広美の携帯に電話が掛かって来た。
「広美さん、今夜だけ、今夜だけで良い……最後の夜を、藍さんと慧さんの、二人水入らずにしてやって欲しい……藍さんは自首すると約束してくれた。明日の朝、必ず警察に出頭させますから。広美さんお願いです……」
 掠れ声の町村から必死の思いが伝わって来る。
 広美は静かに答える。
「町村さん、私は始めからそのつもりでした。慧さんには、こう伝えて下さい。信也の葬式も、お墓参りも一緒に行こうって。それは、慧さんと私の約束だから……」
「広美さん、ありがとう。慧さんも、この話を聴いています。今、慧さんと代わります」
 町村の喜びの声が消えると、慧のややハスキーな感激の声が聞こえて来た。
「広美さん、ありがとう!」
「慧さん、辛い思いをさせてしまってごめんね」
「姉さんも苦しんでいました。あなたの大事な人を奪うなんて、自分はどうかしていたって。……姉さんに代わって謝ります。ごめんなさい!」
「今夜はお姉さんと思う存分語り合いなさい。たった二人だけの姉妹なんだから」
「広美さん、ありがとうございます……」
 しんしんと冷えている筈なのに、何故か、広美は辺りの空気に温かみすら感じていた。

★以下最終章へと続く

テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

蒼井優Magazine 6/28Thu
 No.12 [ay563~567:5枚]

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テーマ:蒼井優 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「陰謀のセオリー」
陰謀のセオリー (1997年 / アメリカ )
■ なるほど! ★★★
 妄想するタクシードライバーをメル・ギブソンが好演している。
 何故妄想癖があるだけの彼を組織が狙うのかわからなかったが、隠された理由があったのですね。その辺のミステリー仕立てはおもしろかったが、あれほどあっさり周辺の人を殺すことができる組織が彼を野放しにしたのかは理解不能だ。「時計仕掛けのオレンジ」を思わせるシーンはおもしろかった。

●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

『ウィンブルドン2日目、女子第1回戦:マリア・シャラポワVS Y.チャン』
the first round of the Wimbledon Tennis Championships
 2007年6月26日ウィンブルドン女子シングルス1回戦において、マリア・シャラポワ=Maria Sharapovaは台湾のユンヤン・チャン=Yung-Jan Chan(と読むのでしょうか?)と対戦し、ゲームスコア6-1 7-5のセットカウント2-0でストレート勝ちした模様だ。現時点で情報が少ない為、どのような展開だったかは分からないが、収集した写真を幾つか掲載しておく。
 背中のひらひらが天使の羽みたいで今回の白のウェアも素晴らしいデザインですね!

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

上戸彩Magazine 6/27Wed
 No.18 [ua551~555:5枚]

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テーマ:上戸彩 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (2006年 / アメリカ )
■ よく大ヒットになったなぁ、、、★★
 ディズニー映画だよなぁ、作りが。他の映画会社が作ればもっとおもしろい映画になりそうなのに残念だ。つまりお子様向け、ファミリー向けだから、それを知らずに観るとがっかりするだろう。狙いをはっきり絞っているから成功したとも言えるかも。

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[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「しにがみのバラッド。」
しにがみのバラッド。 Vol.1 (2006年 / TVドラマ )
■ シンプルだけどハートフルストーリィ ★★★
 シンプルだけどハートフルストーリィでほろっと泣ける。深夜に放送されていたTVドラマで、一話が25分位と短いが中々味わいがある。
 ハマショーの涙するシーンが綺麗でファンには見所の一つかも(笑)

追伸:Vol.2も心温まるお話でよかった。


●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
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テーマ:浜田翔子 - ジャンル:アイドル・芸能

映画TVドラマ音楽DVDレビュー「Vフォー・ヴェンデッタ」
Vフォー・ヴェンデッタ (2005年 / イギリス/ドイツ )
■ 時代も国も違うがナチスドイツ独裁国家をテーマにしている。★★★★
 時代も国も違うがナチスドイツ独裁国家をテーマにしている。テロリズムに過度に怯え過ぎるとこんな世の中が出現する怖れは十分にあり得る。
 話の流れはオペラ座の怪人やバットマンみたいだが、世の中を変えるべき最後の力になるのはヒーローではなく民衆の結集であることが違うかな。元々はその民衆の怖れにつけこまれて独裁を許した訳だから、やはり世の中を良くも悪くも変えうるのは世論というか民衆の心なのだろう。
 ナタリーポートマンは綺麗だし、恐怖を良く表現していた。美しい髪を犠牲にするほどこの映画に賭けていたのかも。

●専門的な観方はできませんので、観た感想や印象をフラットに書いております。レビューで興味を持った作品があれば是非観てほしいし、異なる感想をお持ちであれば是非コメントしてみて下さい。
[★レンタル可能DVDが主たるレビュー対象です]
●私なりに評価を付けてみました。最高は★5個。今観ておもしろいかと云う視点で評価していますので名作でも★が少なくなる場合があります。TVドラマは映画よりも甘目に★をつけています。
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

オリジナル長編小説「ドロップ」第33回全35回
 最終回へ向けてラスト3回!


++++++++++これより本編+++++++++++





(「確かに、八号と十一号では、サイズが違い過ぎますものね」
 広美が明るくそう答えると、支配人は背筋を伸ばし、気を取り直すように言った。★)
「まあ、あの品は、残念ですが、暫く展示してからキャンセル扱いにするしかありませんな。あの石なら別の買い手は必ず見つかるでしょうからね」
「そうなると良いですね」広美は力づける様に答えた。
 十分過ぎるほどの収穫を得た三人は、支配人に対し丁寧にお礼を述べて店を出た。

 広い通りに出てタクシーを拾った三人は、先ほどの資料室分室へと戻った。御徒町と神田の間の距離は幾らも離れていないのだ。
 三人の内、慧だけはどことなく具合が悪そうである。栄光堂を出た後、彼女は一言も口を利いていない。
 そんな慧の様子を盗み見ながら、広美は町村に言った。
「予想以上だったね」
「そうですね。やはりあの二人は、隠れて交際を続けていたと云う事になる」
 そう答えた町村も、慧の様子を心配げに見ていた。
「女優相川加奈子は、黒木の策略で一旦は別れさせられたが、また復縁したみたいだね。しかもその事実を黒木は知ってしまった」
 黒木に対し、犯行の確信を持った広美は、そう断定した。
 町村が、何かを思い出したように言った。
「それはそうと、一つ気になることがあるんですが」
「何? 町村さん」
「犯人の特徴ですよ。広美さんは私に、黒木アユに似た特徴を説明しましたが、私が亀山警部補から訊かれたのとは違うようです」
「亀山さんは何て?」広美の目の色が変わった。
「正確には、犯人の特徴とは言いませんでしたが、彼はこう訊きました……セミロングの黒髪を持つ比較的若い女性で、O型血液の人が身の回りの人間の中に居ませんか? その人はキツネの毛皮を着ているかも知れませんと……当然事件絡みの質問だと私は理解しましたが」
 慧が息を呑み小刻みに震えだす。
 広美は慧を観察しながら、町村に質問を繰り返す。
「貝原殺しの方かしら?」
「そういうことになるんじゃないですか」
 町村も慧の変化を見守っていた。
 広美は、慧に対し静かに訊いた。
「…………藍さんは、キツネのコートを着ていたよね?」
 慧は涙を堪える様にしていたが、やがて静かに顔を起した。
「姉が、貝原さんに恨みを持っている訳がありません。姉は今でも貝原さんの小説のファンですから。たまに、自慢するように私に言うんです。私は彼の担当をしていたことがあるのよって」
 慧は、姉の為に精一杯の抗弁をした。
 広美は、ルビーのリングの写真を見せられてから、ずっと気になっていたことを訊いた。
「ひょっとして、慧さん……あのルビーのリングに見覚えがあるんじゃないの?」
 慧は黙して答えない。
「あるのね……あの二人の落下現場近くから、ルビーのレプリカリングが見つかったと、亀山さんは言っていた」
 広美はそう言って、慧の目を覗き込む。
 慧は目を逸らせた。
 広美は慧を見ながら、一言一言をくっきりと発音する。
「慧さんには辛いことかも知れないけれど、あの二つの殺人は、交換殺人だったと私は思う」
 町村はその意味を知ると、椅子を後ろに弾き飛ばすようにして立ち上がり、掠れ声を搾り出した。