脳空間自由飛行
★メインはオリジナル小説(※著作権留保)の掲載... ★観月ありさ、宇多田ヒカル、マリア・シャラポワ、蒼井優、上戸彩、堀北真希、菊川怜、サトエリ、浜田翔子、眞鍋かをり、映画TVドラマ ★小説の読みたい回を探すには「ブログ内検索」が便利です!
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かづしげ

Author:かづしげ
★★★「君という光」連載中. 
★長編『アミーカ』 :"R18指定" 18歳になった夏樹は家出して風俗業界に飛び込んだ…
★長編『黒い美学』 :近未来SFアクション. on line RPGで大事件発生!
★短編『10年目の花火』
★長編『ドロップ』 :新人文学賞をめぐるミステリー



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『テニスのルール』
 小説「アミーカ」を読み進む上でテニスルールをゲーム形式で纏めてみました。参考になれば幸いです。

《詳註『テニスのルール』》

 おおまかに言うと長方形のテニスコートは、大きな縦長畳を左右二列に並べて正方形を作り、その上下に横に一つずつ並べた、縦長四畳敷きの形にラインで区画されている。さらに長辺の両サイドにはアレーと呼ばれる細長い区画があるが、それはダブルスで使用されるものだ。
 変則四畳敷きの形のシングルスコートは、中央のネットで敵味方の両サイドに二分される。
 シングルスコートの自陣サイドは、ネット寄り(前方)の正方形に近い長方形を二つ並べた二箇所のエリアと、後方の横長長方形のエリアの合計三箇所に区画される。
 前方の二箇所を総称してフォアコートと云うが、右側をデュースサービスコート、左側をアドサービスコートとも云う。そして後方をバックコートと云う。フォアコートをデュースコートとアドコートに二分するタテのラインをセンターラインと呼ぶ。
 バックコートの一番後方のラインをベースラインと呼び、ベースラインの中央にはセンターマークと呼ぶ、ごく短いラインが印されている。
 両サイドのラインはサイドラインと云う。
 ダブルスにおいては、このラインをサービスサイドラインと云い、さらに外側に引かれたラインをサイドラインと云う。
 サイズについて……サイズはヤード[1yard=0.9144m]単位が基本だ。全体のタテの長さ(サイドライン)は二六ヤード[=23.77m]、ヨコの長さ(ベースライン)は九ヤード(=8.23m)。バックコートの奥行きは六ヤード(=5.49m)、フォアコートの奥行き七ヤード[=6.40m]、両陣を二分するネットの高さは中央で一ヤード[=0.914m]、両サイドの高さは1.07mと決められている。ダブルスで使うアレーの幅は一・五ヤードだ。従ってダブルスコートのヨコの長さはシングルスより三ヤード長い十二ヤード[=10.97m]となる。

 ゲームはサーバーによるサービスからスタートする。
 サーバーは、ベースライン後方でセンターマークと右側サイドラインとの間の任意の位置に立つが、これをフォアサイドに立つと云う。
 フォアサイドに立ったサーバーは、ネット越しに、相手側フォアコートの向かって左側のエリアすなわちデュースサービスコートを対角に狙ってサービスする。
 ファーストサービスをミスした場合、フォールトとコールされ、ポイントを失わずにセカンドサービスを打つことができるが、セカンドサービスもミスすると、ダブルフォールトとコールされて一ポイントを失う。
 スタートの一ポイント目が終了すると、二ポイント目はサーバーがセンターマークの左側にポジションを変えて(バックサイドに立つ)、相手側フォアコートの向かって右側、すなわちアドサービスコートを対角に狙ってサービスする。これをバックサイドのサービスと云う。
 以降一ゲーム終了まではサーバーは交代することなく、奇数ポイント目でフォアサイドサービス、偶数ポイント目でバックサイドサービスを繰り返す。
 ここで右をフォア、左をバックと云うのは、右利きプレーヤーの場合、右側に来たボールに対してグリップしたラケットの前面を使って手の平の方向へ打ち返し(フォアハンド)、左側に来たボールに対してはグリップしたラケットの裏面を使って手の甲(裏)の方向へ打ち返す(バックハンド)からである。
 レシーバーは、自分のフォアコートでワンバウンドしたサービスをツーバウンドする前に打ち返さなければならない。
 サービス以外のボールはノーバウンドで打ち返すこともできるが、それをボレーと云い、ネットプレー(ネットに近い所でプレーすること)では多用されるショットである。
 サービス以外は、相手コート内であればどこへショットしても良い。
 打ち返したボールが相手コートを外れた場合、アウトとコールされポイントを失う。

 では次にゲームの流れを追って説明しよう。

 アンパイアの試合開始のコール。
「ベストオブスリーセッツマッチ、Aトゥサーブ、プレイ![Best of 3 sets match A to serve. Play.]」
三セットマッチ、Aのサービスゲームでプレイだ。
 一ポイント目(奇数ポイント)は、サーバーAがフォアサイドのサービスを行う。
 Aのサービスはラインをオーバーした。
「フォールト[Fault]」とジャッジされ、Aはセカンドサービスを同じくフォアサイドから放った。
 コントロール重視の力ないサービスを捉え、レシーバーBは強烈なリターンショットを打ち返す。
 Aはこのリターンに追い付けない。鮮やかなBのリターンエースだった。
「ラブ、フィフティーン[Love-Fifteen]」のコール。
 ポイントは〇対一。テニスではゼロをLoveとコールし、一ポイントを十五とコールする。変な呼び方だがこれは覚えるしかない。
 二ポイント目はAがバックサイドからサービス。
 強烈なファーストサービスに対し、レシーバーはラケットに当てることもできなかった。サービスエースだ。
「フィフティーンオール[Fifteen all]」のコール。ゲームポイントは一対一または十五対十五だ。
 三ポイント目はAがフォアサイドサービス。これも強烈、Bはかろうじてリターンしたがラインオーバー。サービスエースでは無いが、ワンタッチエースと呼ぶこともある。
「サーティ、フィフティーン[Thirty-Fifteen]」のコール。ポイントは二対一または三十対十五。
 サーバー、レシーバーの順番でカウントするので、AがBを一ポイントリードしたことがコールでわかる。二点は三十と数える。
 四ポイント目もAが取った。コールは
「フォーティ、フィフティーン[Forty-Fifteen]」
 四十対十五すなわち三対一。三点は四十と数える。
 四ポイント先取した者がゲームを取るルールなので、次のポイントをAがとれば第一ゲームはAの勝ちになる……Aのゲームポイントだ。
 五ポイント目、絶好調のAが連取してサービスゲームキープ。
「ゲームA、ワンゲームトゥラブ[Game A, 1 game to 0.]」
 このゲームはAが取って、ゲームスコアは一対〇という意味だ。
 続いて次のコール。
「エンドチェンジ、セカンドゲーム、Bトゥサーブ」
 ゲーム終了毎にサーバーとレシーバーを交替するのである。
 また、奇数ゲーム終了毎にエンドも交替(コートチェンジ)する。従って次のエンドの交替は第三ゲーム終了時点ということになる。
 第二ゲームはBのフォアサイドサービスから始まって三対二まで進み、ここでレシーバーAが追い付いた。
「デュース[Deuce]」
 三対三または四十対四十だが、「フォーティ、フォーティ」とは云わず、「デュース」とコールする。
 ここからは二ポイント連取した者がゲームの勝者となり、追い付かれればまたデュースに戻る。
 デュースから一ポイントを取ると「アドバンテージA[Advantage A]」と云うようにコールされる。
 またデュースからのサービスは常に奇数ポイント目になるので、必ずフォアサイドからデュースサービスコートを狙ってのサービスになる。
 アドバンテージからのサービスは常に偶数ポイントに当るので、バックサイドからアドサービスコートを攻撃するサービスになる。
 AとBは数回のデュースを繰り返し、遂にアドバンテージAから、BのバックサイドサービスをAが強烈な両手バックハンドのリターンエースを決めて、Bのサービスゲームをブレークした。
「ゲームA、ゲームズアー2トゥラブ [ Game A,Games are 2 to 0.]」
 テニスではサーバー側が圧倒的に有利なので、相手のサービスゲームをブレークして自分のサービスゲームを確実にキープすることが『勝利への道』である。
 二ゲーム目にしてAは第一セット勝利を確信した。サービスは絶好調でキープする自信があるからだ。
 その自信の通りAはサービスの第三ゲームを確実にキープした。
「ゲームA、ゲームズアー3トゥラブ、サービスアンドコートチェンジ」
 エンドとサービスの交替で気を取り直したBは立ち直った。Bが第四ゲームをキープ
「ゲームB、ゲームズアー1トゥ3、Aリーズ[..,A leads.]
 第四ゲーム終わって三対一でAがリード。
 第五、第六、第七、第八とそれぞれがサービスゲームをキープして五対三になった。
(二ゲーム以上の差をつけて)六ゲームを先取した者がそのセットの勝利者である。
 第九ゲームもAがサービスゲームをキープした。
「ゲームアンドファーストセットA、シックスゲームズトゥスリー
[Game and 1st set A, 6 games to 3.]」
 このコールは、Aがそのゲームを取って、第一セットをゲームスコア六対三で勝ち取ったことを意味する。
 ここでもし、双方が当初からサービスをキープし続けたりして、ゲームが五対五になった時はどうなるか?
 ゲームカウント五対五から、六ゲームを先取してそのセットを取ることはできない。
 何故なら単に六ゲーム先取で勝ちにすると、そのセットをサービスでスタートしたプレーヤーが圧倒的に有利になってしまうからである。
 よって五対五からは、二ゲームを連取しなければセットを勝ち取れない。
 自分の全サービスゲームをキープし続けても、どこかで相手のサービスゲームをブレークしなければ、そのセットは獲得できないのである。
 但し、二ゲーム差を付けられずに延々と試合が長引くことを避ける為に、六対六または八対八で「タイブレーク」と云う制度が一九七〇年に採用され、現在はほとんどこのルールで行っている。
 このルールは複雑なのでここでは説明を割愛する。
 三セットマッチの場合、二セットを先取した者がマッチの勝利者となる。
 外に一セットマッチ、五セットマッチなどがある。五セットマッチは三セット先取した者がマッチの勝利者である。)
end


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ